今回の赤月本で描けなかった話のうちのひとつがソニアさんのお話。
20Pくらいでまとめられるかな〜とおもってネームきったら40P超えて(゚□゚)
赤月漫画というにはちょっと坊ちゃんが出ばりすぎている漫画なので、 また別口で描きたいです。WEB漫画でもいいので描きたい!

帝国の将軍たちは、最後の最後まで「本当にこれで良いのか」という気持ちを持っていたのではないかなぁとおもいます。
特にソニアさんは解放軍入りしたのがほんとに終盤なので、自分の気持ちの整理がつかないまま最終決戦→帝国滅亡となってしまって、トラン建国後のしばらくも、けっこうグラグラとした気持ちで過ごしていたんじゃないかとおもいます。
自国を裏切るという行為は、その国の兵、特に将軍という高い地位なら本当に苦しい選択だとおもうし、裏切り者呼ばわりされることだってあるだろうし、トラン建国後も、保守派の国民や旧貴族から疎まれたりもするだろうし。
「正したい」という気持ちがもちろん解放軍と同じだったからこそ、解放軍入りしたのでしょうが、そこから導き出される結果は決して解放軍と同じではなかったとおもいます。
だからこそ将軍たちの葛藤はすさまじいものがあったとおもうし、最期までその忠誠を貫いたアイン・ジードのこととかを考えるとグッとくるものがあるのです。

ああもう帝国はほんとうに…!! ほんとうにもう!!! すきだ!!!