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 当院が2000年6月に開院してから10年が経過致しました。

 女性がからだの異常・異変を感じた時に 気軽に相談出来る【かかりつけ医】を目指してスタートしたのですが、この10年間でがん検診を受けられる方は年ごとに増え、特に2007年度より文京区の無料子宮がん検診の受診可能年齢が20歳~に引き下げられたことにより若い方の受診者も増えて来ました。がん検診をきっかけに、生理不順・月経痛などの相談で来院されるようになった方も多いかと思います。

 しかしながら、ここ数年で女性誌やTVの医療情報番組等でも女性のからだ特有の疾患について度々取り上げられるようになっては来ましたが、まだまだ産婦人科を受診することに逡巡する方も多くいらっしゃることと思います。事実、検診受診率を見ても先進諸国の中で日本は遥かに低い数字が報告されています。

 子宮頸がんは、30年前には40~50歳代に多く発症すると言われておりましたが、最近では20~30歳代へと急速に若年化してきております。

それに伴い、日本でも2009年12月に子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)が認可・発売されました。ワクチン接種に対する一般の方の理解がより深まり、またがん検診の必要性も広く認識されるよう今後も努めて行きたいと思っております。

また、欧米諸国に比べて低用量ピル(OCとも言います)の普及が今一つの日本ですが、現在のOCは安全性も高く、避妊以外の目的である生理不順の治療・生理痛・月経前の不快な諸症状の改善に役立つことがようやく周知されるようになって来ており、当院でも多数の方が服用されております。女性の生活の質(QOL)がかなり改善されるケースもありますので、気軽に相談して頂きたいと思います。

以上、常に進歩する医学を取り入れながら、これからも女性のための【かかりつけ医】として最新の医療と情報をお届けし、女性のQOLの改善のために微力ながら努力致したいと存じます。

 

当院の特長について

待ち時間の短縮のため、原則として予約制です。電話でご希望の日時を予約の上 来院して頂いております。

予約されて受診される方には、長くても20分以上お待たせしないよう努めておりますが産婦人科は急性の疾患も多く、予約外の方も受け付けておりますのでご迷惑をお掛けする場合もあるかと存じます。

予約されずに来院された方には、その時の混み具合により60分程の待ち時間が生じることもあります。どうか医療行為の特殊性に対するご理解を賜りますようお願い致します。

また、開院当初より電子カルテを導入しておりますが、これにより受付からお会計までの待ち時間の短縮が図られ、また診療費の詳細な明細をお渡ししております。

現在、当院は聖路加国際病院・都立大塚病院・都立豊島病院・順天堂大学病院の指定連携医療機関になっておりますが、その他の近隣の大学病院・総合病院との病診連携も大変スムースに行われております。

医療スタッフには、助産師または保健師といった専門知識のある有資格者を常時配置しておりますので、分娩はご希望の医療機関にご紹介する形となりますが 妊婦健診や産後の乳房管理・家族計画などの相談にもきめ細かく対応させて頂いております。

医学博士 紙谷 節夫

 

元 横浜労災病院分娩部部長

〈資格〉

母体保護法指定医

日本産科婦人科学会専門医

細胞診専門医

開院11年目を迎えて

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