スタジオ日記・番外編 EVE録音
05年8-9月(^^o)

ライン

(DR:後藤さん      GT:私)

(VO:タカちゃん    BASS:脇本さん)
スタジオ日記番外編、05年8月から9月にかけて
昔やってたバンドEVEの曲を録音しましたよo(^Q^)o。
今回はヴォーカルのタカちゃんとベースの脇本さんが
京都から駆けつけてくれました(^^o)。ありがとね。
ドラムはヘルプで後藤さんに頼みました。
いつも感謝ですマスヒロくん(^^)
3曲録りまして、そのうちドラム入りが2曲です。
音源は毎月UP予定(9-11月)です。お楽しみに!
では録音詳細をどうぞ。


UPDATE 2005/9/18
録音までの経緯
私が20代前半から5年程関西で活動していたハードロックバンドEVE(^^o)。解散後もメンバーとは時々連絡をとっており、未録音の曲をいつか録りたいね、とずっと話してました。でもみんなもうそれぞれの生活があり一堂に会することは難しい(T^T)。そんな中ようやく環境が(スタジオ)整ったので、ヴォーカルのタカちゃんを誘ってみました。そう、始めは打ち込みをバックにギターとヴォーカルだけを生録りするつもりだったんです(^^;)。するとその話を聞いたベースの脇本さんが「俺も!」と名乗りを上げてくれ、ならばドラムも生で、と欲がでて後藤さんに頼んだ次第です(^o^;)。本来なら元メンバーに頼むべきですが、今回の録音はEVE復活ではなく、私の個人的な音楽回顧録。またこのような機会があれば是非とも福村さん、岡本さんにドラムを、渥美あっちゃんにキーボードを頼みたいですな(^^o)!
準備 
さあEVE曲の録音ですo(^Q^)o。お盆休みに生録予定なので、7月ぐらいからMIDI制作を始め、仮音をマルチに録音、各メンバーに仮音を郵送しておきました。曲は「永遠の愛」「デイ・アフター」「愛の戦士」の3曲(ドラムの後藤さんは追加でガンダム曲を1曲叩いて頂きました)です。あとは録音の準備。まずベースはライン録りですが、どうしようか悩んだあげく、SANS AMPのベースアンプシュミレーターをDI代わりに使うことに(^^o)。今回の録音のために用意した秘密兵器の1つです(^^)d。通すだけでアンプらしい音がします。レコーダー側では「LA-2A」コンプをインプットチャンネルにインサート。秘密兵器の2つめです(^^)d。今回レコーダーVS-2400用のプラグインエフェクトを充実させたので、いろんなコンプがあります。「LA-2A」「1176」「内蔵コンプ」とあれこれ試した結果、「LA-2A」が1番太くて芯のある音だったので選びました。ヴォーカル録りマイクはコンデンサーBLUE。録りの段階で「LA-2A」コンプをかけます。ヴォーカル用に作られたパッチがいくつかあって、どれも素晴らしいo(^Q^)o!みんなが来る前日に自分で仮歌を録音してみてびっくり。俺が歌っても、うまく聴こえる!まるでプロのエンジニアが操作したようなセッティングで、驚愕しました。さらに録ったあとは「AUTO TUNE」で音程補正。秘密兵器の3つめです(^^)d。これがまた強力!っていうか反則です。私のいい加減な音程がスケール内の音に補正されてる!んーでもなんか、、、嘘をついてるというか、人を騙してるというか、、、複雑な心境ですわ(^o^;)。でも結局使いませんでしたけど。
8月13日
ベース
録音

ベース録りはSANS AMPベース用アンプシュミレーターを通してのライン録りです。ベース本体は脇本さん愛用のチューンの5弦。ベースソロに苦戦しながらも、2曲を無事録り終えました。お疲れ様m(_ _)m。
8月13日
ヴォーカル録音


ヴォーカル録りマイクはコンデンサーのBLUE。VSのプラグイン「LA-2A」コンプを通しています。ににこにこしながら3曲録り終えたタカちゃんですが、、結局気に入らず翌日全曲!録り直すことに(^^;)。お疲れ様でしたm(_ _)m。
8月13日
再会を祝して
久しぶりの再会を祝しての晩餐(^^o)。お寿司とワインでもてなしました。ワインは秘蔵の1963年シャトーマルゴー(私の生まれ年ワイン)。
8月20日
ギター録音

さあ次はギター録音です。まずはアコギ系。全編アコギの「デイ・アフター」と「永遠の愛」のイントロ部です。どちらもガットギターでこれは比較的楽に終わりました。
アコギ録音
マイクはコンデンサーのBLUE。チューブのマイクプリアンプを通して、「LA-2A」コンプをインサートして録ってます。ギターはスタッフォードのガットです。
8月21日
エレキは「永遠の愛」「愛の戦士」でリフ、ソロ、カッティングがあります。VOXのモデリングアンプで音作り。いやもうこれ1台であらゆる音が出るので重宝してます。この2曲のリフはアップテンポの刻みが多く、あまり歪み過ぎても困るし、低音ゴリゴリでヘビィなのも困る。で、あれこれ設定してみて以下のようなセッティングになりました。
エレキ録音

ギターリフ・セッティング
AMP TYPE :US HIGAIN
GAIN : 3
VOLUME : 7
TREBLE : 10
MIDDLE : 10
BASS : 10
PRESENCE : 8
MASTER : 4

マイクは定番SM57。レコーダー側では「1176」コンプをインサート。ファットで存在感が増します。ギターは愛用のイバニーズJ-CUSTOM、ピックアップはリア。ギターソロはリフよりもう少し歪みと粘りが欲しいので、アンプのGAINを4にしてます。
エレキ録音
カッティングはキレの良い16分もので以下のようなセッティング。マイクとギター本体は同じです。

AMP TYPE :AC15TB
GAIN : 1.5
VOLUME : 10
TREBLE : 7
MIDDLE : 7
BASS : 5
PRESENCE : 5
MASTER : 7
事件だ!
ギターリフ録音最中に、VOXアンプの右側のスピーカーが飛んでしまった(ToT)!ショックです、、、残りは左側のみで録りました。
8月27日
ドラム録音

さて残ったのはドラム録音です(^^o)。今回後藤さんにはEVEの曲が2曲と、ついでに(またまたでました、厚かましいお願い!)ガンダム曲「GUNDAM RX-78」を叩いて頂きました(^o^;)。それと今回も録音風景を撮影することに。前回ドラム録音風景を撮ってみて面白かったので、またやろうと(^^;)。で、どうせやるなら前回より良いものを、とカメラマンに関原さんを迎えました。先日サイトで宣伝した自主制作映画「チャッピー」の監督兼カメラマンの彼ですね。天井からの吊るしと正面と、2方向から撮影してみました。さすがに映像のプロで、ホワイトバランスや2台のカメラの色調あわせや、ガラス越し撮影時の照明調節など、大活躍してくれました。天井からの吊るしカメラはSONY HANDYCAM DCR-PC105、正面はパナソニックのDVX100、ありがとね関くんm(_ _)m。
ドラム録音 マイク・セッティング
まずドラム・セッティングですが、シンバル類はほぼすべて後藤さん愛用のものに変更(^-^)。左から、ハイハットはイスタンブール、セイビアンのAチャイナ、パイステ3000クラッシュ、スプラッシュ、パイステ2002スプラッシュ8インチ、Zジルジャン・パワーライド、ジルジャン・チャイナ+12インチ重ね、パイステライン16インチ・クラッシュ、です。音はもう素晴らしい。ただ、ミックス時ちょっと問題が、、、あとは私のYAMAHAメイプル・カスタムです(^^o)。マイクは前回同様ドラム用のAUDIX ELITE DRUM PAKAGE。スネア裏にはSURE SM57。アンビエント用は2m先にRODE NT2をステレオでセット。合計12chで録音。バスドラとスネアにはVS-2400のプラグイン・エフェクトより、ユニバーサル・オーディオのコンプ1176をインサート。良いです(^o^)/!ともに芯のある太い音になりました。あとは各チャンネルにレベルオーバー対策用リミッターを軽くかけただけです。マイキングが慣れたことと、録音後にどれだけ音を加工できるかがわかっているため、音決めにはそれほど時間はかかりませんでした(^^)d 。
ドラム録音
さて録音開始。試し録りを聴いてみて、、、バスドラのリリースが長いのでミュートを強化し、マイクの位置をもう少し打点に近づけ、さらにコンプ設定を少し変更。オーバートップ・マイクの指向性を他のマイクとかぶらないよう、さらに手前方向にずらす。フロアタムの余分なリリースをコンプ・リミッターでカット。ん?TOM3の音がなんか変、、、余韻でカエルの鳴き声がする(^^;)。どこかのネジが緩んで共鳴してるのか?あれこれ探ると、マイクの先端部分がネジ式で緩んでました(^o^;)。しっかり締めなおす。録音再開!EVE2曲とガンダム曲を無事録り終え、いくつかオーバーダブをして終了。マスヒロくん、関原さん、お疲れ様m(_ _)m!

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