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コミック初版及びTales of Joker#12〜14を参考に。
第2章ザ・マジェスティック・スタンド(大君主の調律)に突入。 |
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■ 蹟剣黒曜刀 (p11) |
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いきなり出てくる蹟剣だが、これがバッシュ・ザ・ブラックナイトの装甲であることはこのエピソードのラストで明らかになる。つまりネオキチン製の刀であるわけだが、ネオキチンの装甲を切り裂けるメトロ・テカクロムはこの時代にはないのだろうか? いくら科学が衰退したといっても原石があるのならそれを掘ってきて加工し、剣にすることは可能であるし、むしろこういった鍛冶屋家業が盛んでもいいと思うのだが。 たぶん資源としてメトロ・テカクロムは使い切ったと考えるのが正解。 (2001年03月以前) |
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■ ルシェミー (p12) |
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錬金術師をルシェミーと呼んでいる。天照の時代では同じ錬金術でも物質の精製に関わるダイバーパワーを呼んでいた。9巻以降では時代の流れを考慮してか同じ単語でも意味の異なる言葉があちこちに見受けられる。 このルシェミーはもちろんだが、9、10巻のキーワードとなるシバレースはその時代時代で全く異なる意味合いをもっているので、この辺に注目して単語を追っていくと面白い。 (2001年03月以前) |
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■ コーラスとフィルモアの紋 (p14) |
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モンドの服にはこれ見よがしにフィルモア(ウォータークラウンじゃないやつ)のマークが入っているが、ロッテの方についているコーラスのマークはちょっと気付きにくい。確認できるのはp14のダクシダーに乗っているシーンの盾、p16のダクシダーの胸当てである。ラルゴとコーラス3世、ブロードとラベル、そしてモンドとロッテ、この二つの血筋(モンドとロッテは直系の子孫ではないだろうが)は1万年を経ても交わり合っていることがわかる。子孫になればなるほど親密な関係になってますね。 それにしてもサイレンは肉食でなくて菜食なんですねー。エネルギーの効率がいい奴だ。 (2001年03月以前) |
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■ ジュノー18097 (p16) |
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ジュノーがジョーカーの人類生存星の中でも最も若い星であることは、1巻の設定の頃から云われていたが、爆発してなくなるデルタ・ベルンとカラミティはいいとして、ボォスとアドラーがほったらかしになってしまうのがよくわからない。人類の総数が減ってきて各星の運営が難しくなってきた(例えば燃料資源がなくなってきたため星間の移動が困難になったとか)から、最も若い星に移住してきたと考えるのが妥当か。 ドラゴンに守られているボォスはいったいどうなってしまったのか。人類がいないだけで他の生物は溢れんばかりに生息していると思うのだが、すえまでもがジュノーに来ているあたり、ボォスにまるっきり生物がいなくなってしまったのかと心配してしまう。 これだけ科学が退化した世界となると、ウィル星団暦7281年に天照が出会うオベリスクはジョーカーの人たちが残したものとしても、次の世代の人類が残したと考えた方がよい。 (2001年03月以前) |
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■ 蹟剣に宿りしは (p28) |
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蹟剣に宿る模様を見れば一目瞭然、モンドの剣はバッシュ・ザ・ブラックナイトの装甲、ロッテの剣はジュノーンの装甲からそれぞれ作られた剣である。しかしモンドの剣に浮き出た黒騎士のマークは、よく見ると今まで描かれていたマークと異なり逆回転している。 これははっきり云ってヘマ。Toyspressのヘマ発見コーナーに送ったのだが、今のところ動きはない。戦車好きのセンセーであれば、お寺のマークとハーケンクロイツを間違えれば怒りだすはずなので、ここでの逆回転はちょっと許せないヘマだと思います。 しかしヘマ発見コーナーを見ていて思うのだが、新たに加えられた設定と今までの設定(●●年には誰々はいなかったはずとかの年代的な部分とか)を比べてヘマだなんだとするのはおかしいと思うのである。「設定変更になった」で別にいいのではないだろうか?設定変更をいろいろと残しておいて変更点を楽しむ方法はありと思うが、ヘマとしてしまうのはあまりにも器量がセマイと思うのである。むーん。 ところで黒騎士のマークの逆回転であるが、イ・ヤーン・バッシュ王女の設定画でも逆回転している。しかしこれは元々のマークとあえて差別化されている可能性もあるので、ちょっと気にしなくてもいいかと思う。 (2001年03月以前) |
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■ 黒騎士の血の流れ (p28) |
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1巻のプロローグではバッシュとエストはそのまま永久の眠りについたような感じであったが、10巻のエストを見る限りカーレルとの戦闘後にシーク・モードに移行して6代目黒騎士の探索に出たことは予想できる。一方、モンド・ホータスがラルゴのアウチを持っていることは「EG」で永野センセーが云っており、モンド自身もFSS第1部から連綿と続く騎士の血を継いでいるらしいことがわかる。 モンドがバッシュの蹟剣を持っていたことで彼は黒騎士になったと判断できるが、黒騎士−モンド−アウチというラインを考えるに、ブロード・ケンタウリの縁者でモンドの遠い先祖にあたる人物が6代目の黒騎士になったのではないかと予想できる。(ちょっと強引だが) 本編ではFSS第2部における騎士についてはほとんど描かれていないが、魔導大戦でアルル、マロリー、セイレイが飛び回るのは、第2部においてコーラス6世の元に集う騎士たちの種まき役(子づくりという意味ではなく、コーラスの根を各地に広げるという意味)を担っているのではと思ってしまう。んなわけでコーラス6世と共に戦う黒騎士がいてもいいのではないかと思うわけである。んーーーギャブレット・ギャブレーとか? 8巻のラストを見る限り、エルガイムのキャラ関連では以下の図式が成り立つ。 ダバ・マイロード →コーラス6世 ファンネリア・アム →ディジナ・マイスナー ミラウー・キャオ →ウェイ・ルース ガウ・ハ・レッシィ →ロレッタ・ランダース ネイ・モー・ハン →アラート・エックス こうなるとギャブレーが出て欲しくなります。案外ハッシャ・モッシャが黒騎士か? (2001年03月以前) |
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■ 黒騎士の血に流れ2 (p28) |
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モンドの顔を見ているとどーしてもヨーン・バインツェルを思い出してしまうのだが、もしかしたらウリクル→ディジナのような生まれ変わりなのかも知れない。ヨーンは今後も黒騎士にはなれそうもないので、こういう形で黒騎士になったと納得したんですが、どうでしょうか。 (2001年03月以前) |
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■ タワー (p29) |
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発生中の胚と次のページの「TOWER」、「ATOLL」の文字から、モラードの最終作であるタワーがこの時点で製作されていることがわかる。 こんな時期から作っていたのに何故最終作になるのかは、p149に書いてある。モラードは後にミラージュ入りすること、タワーがミラージュ・ナイトであることから、タワーの製作再開はモラードが天照の元へ行ってからのことと考えられる。 (2001年03月以前) |
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■ ねえ・・・ちゃん (p31) |
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この部分、「NT」連載時は「ねえ」までしか書いておらず、アトロポスの存在をぼやけさせていたのだが、単行本収録時にちゃんと「ねえ・・・ちゃん」と書かれた。わかりやすくしてくれたんでしょうか? またこのコマでのみ確認できるのが、ソープがプレゼントしたブルガリのルビー。次のページで成長したときも右手の指にはめてある。1万4千年近くも大事に持っていたんですね。 (2001年03月以前) |
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■ タンデム (p33) |
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かなりわかりにくいが5話エピソード1の最後のコマで、ロッテはモンドの後ろにまたがっている。この部分のアップがp44になる。んもー細かすぎ。 (2001年03月以前) |
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■ 空港の館内放送とアイシャのセリフ (p36) |
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空港の館内放送というかニュースか?からファティマについての星団法改正があること、またアイシャのセリフから改正によりファティマのスーツ及びコクピットが変わるらしいことがわかる。副読本として「PS」を持っている方はここでプラスチック・スタイルに移行が始まっていることがわかるが、そうでない方は8巻の巻末ノートを読んでいないとなんのことかわからなくなってしまう。 (2001年03月以前) |
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■ 天照の剣の鍔 (p41) |
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剣の鍔がよくみるとファスロディカナーンの紋の形になっているが、これはたまたま似ているだけ? 腰へのさし方と刀の形状について、太刀と刀を取り違えているというヘマ発見がToyspressのサイトにのっていたが、これに気付いた人はとても偉い。刀は刃を上に、太刀は下に向けて腰にさすもんだす。 (2001年03月以前) |
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■ ルンとパイソンの果たし合い (p46) |
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この二人の果たし合いをミラージュ・ナイト2名が立ち会いをしている。ログナーとサリオンは室内から見ているので、立ち会いは上官ではなくともよいということですね。前後の流れを考えると、レフトからはスパークが、ライトからハインドあたりが立会人になっていると思われるが、この辺はわからんです。 それにしても貴重な騎士においてもさらに有能なミラージュ騎士、9、10巻で次々と死んじゃいます。ん?騎士をやめたシャーリィのパートナー、エフロシューネはコーラス入り?パイソンのパートナー、メイランは?さらに10巻で死んでしまうミラージュ・ナイトのパートナーたちは?みんなどこへ行くんでしょう? (2001年03月以前) |
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■ 不稼働市民 (p54) |
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浮浪者の収容所への移送を「不稼働市民の提出」と公安が云っている。地球の近未来を描くSFの中にはこのように人類が上下2階層に差別されている社会を描くものが少なくない。FSSにおける騎士やファティマという存在は、ちょっと状況が変わればこのような世界を構築した可能性があったはずだが、これを解消したのが「騎士の血は遺伝するわけではない」ということと「ファティマには子供ができない」という不文律である。 ジョーカーの世界の成り立ちを考えるとこのように「なるほど!」という理由付けがあちこちに見られる。 純血の騎士やラキシスの出産など例外がずんどこ出てくるもんだからこういう部分は忘れがち。別世界を構築するのはかなり大変な作業だから、多少の設定ミスに目くじら立てたらだめだす。 (2001年03月以前) |
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■ ディー・カッツェー皇帝団 (p60) |
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p60の絵からこのエピソードの最初に宇宙ステーションを攻撃した船団はディー・カッツェーの船団ということがわかるのだが、何故ここで宇宙ステーションを攻撃したのかわからんだす。要するに暴君の帰還ということですよね? (2001年03月以前) |
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■ ナインの影 (p66) |
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以前の命さまの影と同様、ナインの影がファロスディー・カナーン皇帝の本体を示している。 (2001年03月以前) |
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■ シルクとナイロン (p67) |
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ファティマがシルクやナイロンといった天然素材(を加工したもの)しか着れないという設定、そしてこういった素材はジョーカーでは既になくなっていたことは10巻のヨーンのエピソードで語られるが、AD世紀においてもこれらの素材は既に貴重なものだったらしいことがここで描かれている。 シルクはカイコの糸、ナイロンは石油が原料になるが、ヨー・タイインのように云われると「そういえばそうだなー」という感じもする。しかしこれを臭いと感じるとは潔癖症にしても次元が違いすぎるぞ。(^^)彼らの排泄物ってどんなものになるんだ? そういえばリンザが毛皮を着ていたが、あれも天然素材ってことになるなー。ジョーカーでも寒いところに住んでいる人は普通にその辺の大型哺乳類をとってきて毛皮とか作るんじゃないだろうか?案外、騎士公社からもらう支給品よりも毛皮素材の服の方が安いのかも知れない。 (2001年03月以前) |
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■ マシンメサイア (p74) |
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「KF」に書いてあるとおり、ファロスディー・カナーンが使用するロボットは本来「メース」と云う。ここでマシンメサイアと云っているのはディー・カッツェーの軍が使用するロボットをマシンメサイアと云っているから、相手のロボットもそう呼んだだけのことである。 んで、この「メース」だがとりあえず飛んでいる。飛んでいる光を見て「なんだこれは?」の問いの後に「マシンメサイア!」と叫んでいるので、おそらくマシンメサイアは少なくとも高速で飛行することはできないのであろう。 モーター・ヘッドはマシンメサイアよりも兵器として洗練されたものという設定であるが、このメースの動きを見る限りまともにやりあったらメースの方が圧倒的に戦力として高いことが予想される。ファロスディー・カナーン女皇帝がスタント遊星に向かったのと同じ目的で、天照も行動を起こす(モナーク・セィクレッド)らしいが、レッド・ミラージュがメースほどの能力を発揮できるかどうか、この辺も非常に楽しみである。 (2001年03月以前) |
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■ ファロスディー・カナーン語? (p76) |
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劇中の中国語だか広東語だかの部分は、「NT」連載時はある程度横に和訳が書いてあったのだが、単行本では和訳がなくなり全くもって理解不能になってしまった。ま、ここでの会話の内容は気にしなくてもいいよーという意味なんだろうが、知りたくなるのが人情というもんです。 インターネット上でここでのセリフや10巻のログナーのドイツ語を和訳しているサイトがあるはずなので、気になる方は探せば見つかると思う。 ぱっと見で「令」騎士団や「膨」騎士団など、スタント遊星の惑星の名前がついた騎士団があることがわかる。たぶん他の惑星の名前をもった騎士団もあるだろうということで、本ホームページのデータベースには強引に入れてしまいました。 (2001年03月以前) |
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■ おばさん (p82) |
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女皇帝のエイリアスに向かってフォーカスライトがおばさんと云っている。ラキシスも最初に命さまを見たときにおばさんと云っているが、見知らぬ年上の女性に向かっておばさんと呼びかけるのはアマテラス家の習わしらしい。 (2001年03月以前) |
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■ ドウター・チップ (p82) |
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1巻の設定ではクローン再生を認められている唯一の騎士となっていたログナーだが、このアイテムの登場によってログナーもまた超帝国の恩恵に与っている非常に希有な存在であることがわかる。祖皇フォーカスライトが受け取ったドーター・チップだが、こうなるとログナーがソープの時代に生まれてきた騎士なのか、ソープの生誕以前にいた騎士なのか怪しくなってくる。確かソープがログナーの父王から受精卵のデータをもらったという設定だったので、前者が正解と思われるが。ずーっと大事にとってあった家宝をあっさり使用するソープが眼に浮かぶ。 ログナーが最強の騎士でいられる理由には死と再生を繰り返しながら膨大な戦闘経験を積んできたことが大きいと思われるが、三流の騎士であれば成長も見込めなかったわけで、ソープがログナーを選んだ理由には人外の力で予想していた可能性もある。10巻の活躍や全ての剣聖剣技を使いこなすという設定を見る限り、ログナーは無冠の剣聖と考えられる。つまり対騎士、対MHでの撃破数が少なかったってことか。実力はあっても力の誇示がなければ称号は得られないっつーことで。 あちこちのサイトで最強騎士はいったい誰か?みたいな話題が多いですが、私個人としてはマキシ>カイエン>ログナー(3000年初頭)>歴代剣聖=デコースってくらいがいいかと思います。つってもその力はたぶんほぼ同等だし、さらにその上にアイシャがいるわけだからもう適当でいいと思います。だいたいマキシはバランシェが作った神に近い存在だし、ログナーは不死、カイエンは超帝国の血とファティマのハイブリッドでとにかく例外中の例外ばっかし。純粋に普通の人間から生まれてきた騎士としては、デコース最強でよろしいかと。 (2001年03月以前) |
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■ 八卦 (p87) |
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ファロスディーカナーンの紋の周りにある黒い線は八卦を示しているが、ここで描かれている八卦の並びはむちゃくちゃ。普通八卦は2本線(--)が陽を、1本線(−)が陰を示し、外側に行くほどこの2種類の記号の積み重ね(2のn乗)で表記される。したがって6本線(2・2・2)の対極が3本線(1・1・1)になるはずなのだが、ここではそうなっていない。 韓国のお土産などで八卦が描かれている置物などが多いが、ちゃんと並んでいないものはバッタもんなので購入するときは気をつけた方がいい。 (2001年03月以前) |
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■ エートール (p90) |
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ハレーが持ち出したトンガリコーンがエートール・エンブリヨ、p90のキラキラが皇帝隊のエートール・シルバー、スクリティ・ポリティの使用するペタンコ頭がエートール・スクリティ(ESSQ)である。全部で13のバージョンがあるエートールだが、3巻で既に登場しているエートール・スワンズ(BS)と10巻で1コマだけ登場するエートール・スキーンズ(SKS)を合わせると、本編に登場したのは5種類となる。 個人的にエートールのシリーズはボディ・ラインが好みなので、いつかは全バージョンがCHARACTERSに載って欲しいと思う。サイレンは一応「KF」で発表されたわけだし。 (2001年03月以前) |
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■ MHの単独宇宙航行 (p90) |
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ハレーが宇宙船を脱出したのはデルタ・ベルンの航海軌道上であり、そのあとアドラーに行ったことから、ヤクト・ミラージュだけでなくMHは単独で恒星間の航行が可能ということになる。宇宙船から脱出したのは、大気圏突破にエネルギーを使わないためと、陸上での脱走ではすぐに追っ手が来ることが予想されるためだと思われる。 8巻ではティータがレッド・ミラージュ17号機を一気に大気圏外にテレポートするという通信が入っているシーンがあるが、たぶんこれをやってしまうとエネルギーの消費から恒星間の航行は難しくなるものと考えられる。 もうひとつ、宇宙船から脱出した際のエートールの仕様は陸戦仕様になっていたと思われるので、大気圏突入までの機体の姿勢維持、航路設定、大気圏突入後の設定変更、デルタ・ベルンとアドラーの重力偏差の調整などなどはハルペルが一人でがんばったものと考えられる。 (2001年03月以前) |
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■ ムグミカの記憶 (p92) |
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ムグミカが1000年前に起きたボスヤスフォートの消失を知っているが、これはp87にあるようにアトール皇帝のナカカラの記憶を受け継いでいるからと考えられる。しかし次元の彼方に飛ばされたのではなく、飛ばされる直前に命によって殺害されたので、この辺は正確な情報を入手したのではなく、ダイバーパワーでおおまかの状況をつかんでいただけと考えられる。 (2001年03月以前) |
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■ ヤーボのスコア (p93) |
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MH撃破数14騎ということは、現時点でイアン・ケーニヒと同等くらい。撃破数を見ていて思うのだが、国内が基本的に平和であること、国家騎士団としてゴッズがいることから、ミラージュ騎士団はこれまでほとんど実戦参加がなかったと思われるので、ネームバリューと実際の評価がかみ合っていないようである。この辺の描写はスカとバイパー将軍の会話などからもわかる。また1巻でのビュラードの評価はかなり正当なもので、これは彼が星団中を飛び回って様々な情報を入手しているためと思われる。 ヤーボのコブラ変化はスバース隊筆頭騎士だから? (2001年03月以前) |
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■ 頭を抑える騎士たち (p95) |
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マグダルの叫びで頭を抑えている騎士たち。ムグミカの護衛をしていることから皇帝隊と考えられる。皇帝隊は女性のみから構成される部隊であるが、p90のエートール・シルバーの前に立っている騎士は男のようである。シルバーの前に立っているんだから、普通は皇帝隊と判断できるのだが、この辺はしょうがないか。ちょっとしたヘマっぽいです。 (2001年03月以前) |
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■ カレー宇宙港に止まっているドーリー (p96) |
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ここで止まっている乗り物は女皇帝のマークが入っていることからエンプレスのドーリーと思われる。が、でかすぎないか?別にいいけど。 (2001年03月以前) |
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■ モラードの工房 (p99) |
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ビュラード、ヤーボ、ミースが集まる場所はバストーニュの郊外にあるモラードの工房と思われるが、周りの環境を見ると1巻でクローソーが向かったところと全然違う。かなり見当違いな場所を歩いていたっつーことです。 それにしても2巻でモラードが住んでいた場所もかなり山奥だったが、荒野のど真ん中に工房を構えるバランシェと対照的で面白い。まあ、バランシェの工房は、MHの工房や宇宙船の停泊場所などもあるので仕方ない。 (2001年03月以前) |
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■ 人力ミキサー (p100) |
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ビルトがジェラートを作っているシーンだが、1人前7秒なんてスピードで回したら、普通の擂り粉木は壊れてしまう。おそらくメトロ・テカクロム製の擂り粉木と擂り鉢っすな。 (2001年03月以前) |
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■ 星団のサミット面々 (p103) |
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ニーヴが「ほえほえふにら〜すき〜」と云っている後ろで各国のトップが勢揃いしているが、この時点で初出のキャラでありながら、既にコスチュームで判別ができるくらい設定ができあがっていたのがすごい。コマの外に書いてあるが、左からジャスタカークの太閤、エダクダ・アトール、ソープ、レーダー6世、クバルカンの法王(名前不明)、バキン・ラカンの聖帝、コーラス(たぶんゼロかファースト)である。この辺のエピソードが「PS」に書いてあったはずなんだが、今度ちゃんと調べておきます。 (2001年03月以前) |
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■ バランシェ家のMH工房 (p109) |
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後方に見えるMHを見れば一目瞭然、アルスキュルと破烈の人形が置いてあるのがわかる。アルスキュルについては7巻でソープがバランシェの家に置きっぱなしと云っていることから、この頃から既に開発をバランシェの工房で行っていたことがわかる。破烈の人形については、開発に用いていたものが工房にあるということが「PS」に書いてある。他にも「PS」だけのゲストキャラと思われていたバランシェ家の執事チャーティー・ウッドさんが出ていたり、この辺は珍しく設定どおりの登場である。 超々機密のMHをいきなり2体も見てしまうところがボードらしい。 建設中の建物と云っているから、これが完成すれば無重力整備室になると思われる。アルスキュルも破烈の人形も、工房が完成していないのに送りつけられたわけだ。ソープはともかくクバルカンの法王も無茶するもんです。 (2001年03月以前) |
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■ 小天位 (p111) |
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コマの外にアビエン・ヒートサイが2997年に小天位騎士であることが書いてあるが、10巻では強天位騎士となっている。これは設定変更で、小天位騎士はバキン・ラカンのオルカオン・ハリスになった。初版以降では改訂されているんでしょうか? (2001年03月以前) |
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■ ビュラードの部下達 (p111) |
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レイス、リーフ、サーパの3人だが、レイスは3巻でも出ていたルビール・レイス判事長。ファティマソリュートのマスターでMHクローマの所有者。リーフやサーパも同様に騎士で、それぞれ別々のMHを持っていると予想されるがどうか。S.P.I.の使用MHはヌーベル・イザットということになっているが、このメンバーは魔導大戦には絡んできそうもないので、7話以降の活躍が予想される。 1巻、3巻、9巻と毎回装甲を替えて登場するブランジことクルマルス・ビブロスだが、おそらく7話ではソープの改修を受けてキャラ・シートに起こされるビブロスが出てきてくれるのではと期待してしまう。 (2001年03月以前) |
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■ ビュラードの笑み (p119) |
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ヤーボがカイエンのことを「私の恋人」と云うのを聞いて微笑むビュラード。たぶんカイエンとも既に知り合いなのではないかと勘ぐってしまう。少なくともワックス・トラックスつながりではあるわけだし。 (2001年03月以前) |
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■ インビジブルゲートウェーブ波 (p121) |
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名前から云って機体の周囲の空間を歪めて姿を消す(透明化)バリアーの一種のようなものと思われる。「ウェーブ」と「波」で重なっているなー。 しっかしこんな機能まであるとはMHはホントになんでもありのロボットである。こういった機能を有するものとしては映画「プレデター」に出てきた宇宙人を思い出すが、士郎正宗の漫画「甲殻機動隊」では光学迷彩という名称になっている。現在似たような機能をもつスーツは地球でも作られており、これはスーツの表側と裏側に光ファイバーを埋め込み、向こう側が透けて見えるように作っているらしい。 プレデターの中身はジャン・クロード・ヴァンダムってー話です。 (2001年03月以前) |
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■ モラード先生呑気すぎ (p134) |
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上流じゃあ何ヘクタールだかわからんほど森林の火災が広がってるっつーのに、何をやってるんだーとは呑気すぎるモラード。この時点でハレーには会っているはずなので、追っ手が来ることも予想できたはずなのだが、全然気にしていないようである。 そういえば森林が舞台のMH戦も久しぶり。1巻は砂漠、2巻は熱帯雨林、3巻はサバンナ?、4巻は山岳地帯、5、6、7巻は荒野、8巻が湿地である。今回は針葉樹林帯。なかなかいろんなところが舞台になっています。あとは水中戦、宇宙戦、雪原くらい。 (2001年03月以前) |
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■ プラスティック・スタイル (p135) |
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本編についに登場となるプラスティック・スタイル。コンコードはおそらくムグミカの手配、メガエラはソープが新型スーツとコクピットをプレゼントしたことが何かに書いてあったような。この件についてはp149でミースがビュラードにツッコミを入れている。ハルペルやスパリチューダはまだ法の改正がされたばっかり、または移行期間だったためか、デカダン・スタイルのまま。 プラスティック・スタイルのデザインラインはシアン公爵夫人が考案したもので、ソープが金を出してパトロンのような契約を結んでいる。いきなりこんな格好じゃぁモラードがびっくりしても仕方ないと思うが、スーツその他ファティマの服装に関する法改正については、ちゃんと連絡が来ているはずである。この辺からも呑気であることが読みとれる。 (2001年03月以前) |
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■ モーター・ブーム (p141) |
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大統領ということは基本的に伏せているはずなのに、のっけから大統領しか使えない(もちろんスバースの子孫はみな使える可能性はあるが)技を使うもんだから正体がばればれのビュラード。ヤーボもおそらく気がついているはずですが。バルンガは流石に部隊の隊長。国際問題になろうが、少なくとも騎士権の剥奪はないと踏んで自分だけで責任をとろうとします。中間管理職の鏡っす。 (2001年03月以前) |
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■ コンコードのスーツを借りているビルト (p149) |
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このページだけではわかりにくいが、燃えてしまったビルトのスーツの代わりにコンコードがデカダン・スーツを貸している。10巻でも静がバーシャにスーツを貸すシーンが見られるが、着る物にかなりの制限を強いられるファティマ同士、こういった気の使い方むしろ一般的なのかも知れない。 (2001年03月以前) |
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■ 土葬 (p159) |
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今までの劇中の描写で、亡くなった騎士やファティマはその場で土葬されるパターンがあったが、ここでインタシティを埋めているのは彼女がここの自然を美しいと云ったから。彼女の言葉どおり、最後の最後まで普通のファティマとして生きたことの証明としてここに埋めたわけです。 コーラス3世はもちろん、ウリクルもちゃんと国で葬式をあげたと予想できるが、火葬か土葬かは明らかにされていない。 ソープの墓参りのシーンではリトラーの頭蓋骨がまつられていたようなので、この辺は国ごとに違うのかも知れない。 (2001年03月以前) |
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■ アンナとポール (p162) |
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ヴァキ・シティに鉄拳3のキャラクター、アンナ・ウィリアムズとポール・フェニックスが来ている。後方に「TK3」の文字とロジャーも書かれているので間違いない。このあと2ポイントマッチでも始めるんでしょう。鉄拳3のアンナの3Pコスチュームは永野センセーのデザイン。それどころか「今回アンナは入らないの?」というセンセーの話からコンシューマーに入ったらしい。 (2001年03月以前) |
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■ お前は・・・ (p164) |
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ヨーン・バインツェルの登場。10巻を見れば「お前は・・・」の後に続くべき言葉は「誰だ?」ではなくて「あんときのガキか?」になることがわかる。 騎士達の集いの店ワックス・トラックスってところでしょうか。 (2001年03月以前) |
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■ スパルタとシェラスタ (p166) |
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上から降ってきたファティマはビヨトン・コーララのファティマ、スパルタ。次のコマで倒れているのが、ポェシェ・ノーミンのシェラスタ。「CH1」を持っていないとわからないんじゃないだろうか。 いつ出るかいつ出るかと期待されていたコーララはなんと2コマで死亡。10巻のブラック・スリーの襲撃と合わせても、連載史上こんなに簡単に死んだミラージュ騎士はこの人だけ。しかもこれから出てくる可能性は皆無。残念。 (2001年03月以前) |
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■ スバース隊は3本線 (p172) |
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盾を構えているハスハの騎士だちだが、向かって右側の3本線の盾を持っている騎士達がスバース隊である。左側の違う盾を持っている騎士はおそらくスキーン隊のメンバーと思われる。 (2001年03月以前) |
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■ カイエンの決意 (p179) |
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普段からフラフラしているだけにここでのカイエンの決意、宣言は非常にかっこいい。FSSにおける「騎士」とはMHに搭乗する者を指すが、本来の騎士とはこのときのカイエンのように王女を、美しきご婦人を守るものである!(いや、ホントは王国を守る義務をもつ者を騎士と云うのだろうけど) 魔導大戦には若いログナーやマキシが参戦するらしいが、しばらくはカイエン最強の状態が続くはずなので、ほんとにこれ以上ないってくらい暴れまくって欲しい。なんだかんだ云って口とは裏腹に婦人のために戦い続けるカイエン。かーっこいい! (2001年03月以前) |
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■ ボスやんも遺作 (p179) |
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ムグミカが云っているようにボスやんも超帝国の遺作らしい。ボスやんの本名から、彼が超帝国の15代目皇帝らしい存在であることが「KF」に書いてあるが、とりあえず真相は謎。純血のダイバーの力については10巻でまとめようと思う。 しかしこのエピソードのタイトル、「二つの遺作」ってのはヤーボ(とカイエン)が遺した双子と、カイエンとボスやんという超帝国の遺作、この両方にかかっているわけですね。タイトルバックにデプレとマグダルが書いてあるので、カイエンとボスやんまで気がつかなかったっす。 (2001年03月以前) |
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■ ボォスの麒麟 (p181) |
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1万年前の話。AD世紀の初頭ということになるが、ボォスの最後の麒麟が死んだときにドラゴンが現れたということになっている。この辺りの描写は「ウォーター・ドラゴンの章」で語られていた物語とかなり異なる。やはり魔導王国フォーチュンの話とはカレンが未来から持ち込んだものなのだろうか?現れたといっても先住していて、ここで一気に怒って出てきたという感じです。 麒麟は中国の伝説上の生物で、聖人が現れるときにその前兆として現れるらしい。麒麟と書くが麒が♂、麟が♀である。歩くときに一切の生物を踏まず、天空を翔ることも可能らしい。 (2001年03月以前) |
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■ 超帝国の騎士たち (p182) |
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ヤーンの口から語られる騎士名のうち、スバースはネッド・スバース、クルマルスはビビアント・クルマルス(というらしい)を指していると思われる。その他にネプチューンやプロミネンスなど現在(星団暦3000年代)においてMHの名称となっている騎士名が多くみられるが、これは戦艦武蔵や戦車のレオパルドといっしょで、昔の武人の名を借りていると考えればいいのだろうか? また隣のページではかなり特徴的なメースが3体描かれており、右端に「海子」、中央にスキーンズが乗っている「炎子」、左端が謎だが、海子はネプチューン、炎子はプロミネンスとそれぞれレーダーとフィルモアの王専用MHに近い名前がついている。そーすっと左端のメースに符合するMHが出てくるのではと勘ぐってしまうのだが・・・。 プロミネンスは当初O型サイレンという設定だったが、「104P」という型式番号がついてしまった。ネプチューンは「103N」である。ってーことはOが頭文字の第3の王専用機があるということではないだろうか?うーむ怪しいぞ。 (2001年03月以前) |
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■ カイエンの生い立ち (p185) |
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ずーっと謎であったカイエンの生い立ちがここで初めて明かされる。ここではアトール皇帝の言霊がマグダルに伝わっているので、カイエンですら知らない生い立ちを娘のマグダルが知ったことになる。バランシェ・ファティマが特別に強い理由は、カイエンからクーンへ情報が伝わったからということもここで判明する。バランシェがここまで飛び回ったのも、全てソープという存在を解き明かすためだったのだから、なんというか執念ですね。いや、恋心か。 (2001年03月以前) |
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■ ナインの言葉 (p186) |
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ラストのナインの言葉だが、結構ちゃんとしたヒントが隠されている。 まず「十曜の守護者」、十曜を司っているのは現在のところU.R.I.のみ。つまりここで云う神々にはカレンも含まれているとわかる。「別の宇宙へと神々によって送り出される血」とはスタント遊星戦の後にタイカに送り出されるマキシのこと。これを「1万年の時をつなぎ」と云っているので、マキシが送り出されるタイカの世界はジョーカーと1万年の差があるということ。ん?シルヴィスの時代だったとしてもカレンが到着するのはそのあと4万年後か。56億7千万年にはほど遠いなぁ。またもやよーわからんです。 (2001年03月以前) |