=サスペンスの解説=

   

「幸せは不幸の入り口」
(恐怖の快楽)

初めてサスペンスを描こう、
と思い立った作品。

太ってる事が嫌で、
エステにい努力して
痩せた女性が体験した、
悲劇とは・・・

「嫉妬の行方」
(ミステリー・ラ・コミック)

表紙はイメージ。

中身は全然違い、
美人の母親が、
かわいくない娘の成長に
嫉妬する話。

高校生の娘の「色気」づくのが
気にくわない母親は、
娘のボーイフレンドに
色目を使い、
それを娘に目撃させる。

そんな母親に怒りを感じた
娘がしたことは・・・

「愛と同じくらい不安」
(ミステリー・ラ・コミック)

「不安になったら、行き過ぎた
事をするの」

自分たちの「情緒不安」を
認めない、兄と妹。

偶然知り合った
精神科の女医に、
その不安を指摘され、
兄は治ろうとするが、
妹はそれを認めない。

やがて、妹は・・・

「見様見真似」
(嫁と姑サスペンス)

子供は何でも真似をする。

好きな子に嫌われて
落ち込んだ時、
どうすれば自分を
取り戻せるの?

夫に不満の母親や、
不倫で情緒不安定な
隣のお姉さんの
真似をする男の子が
したことは・・・

「代償行為」
(嫁と姑サスペンス)


自分は賢い、だから間違いは
犯さない、と思っている女性。

結婚が決まっていたのに、婚約者が
別の女性を妊娠させてしまう。

だが彼女は取り乱さず、相手を許す。
感情的になった自分を見せる
のが、なにより嫌だったのだ。

しかし、抑圧された感情は、
自分の部屋で、爆発していた。


彼女は、ぬいぐるみに何度も
ナイフを突き立てる事で、
醜い感情を処理していたのだ・・・。

「一方通行」
(恐怖の快楽)


現代は、意志の疎通が
難しい時代。

一方的に好意をよせる、
という事が、時には
悲劇をもたらす。

同じ会社内での、三人の人間。

AがBに、BがCに、
ただ好意を持っているうちは
良かったが、AがCに激しい
嫉妬を抱いた事で、
事態は急変する。

BがAを殺害してしまうのだ。

しかし事はそれだけでは
済まなくて・・・

サスペンスは、まずイメージだ。

だいたい、経験したことのない事を描くのだから(殺人とか)
当然といえば当然か。

私の場合、日本人の血、のようなものがサスペンスの要素だ。
いくら洋風な家に住んでいても、
表面明るく颯爽と、海外なんかに出かけてみても、
髪を染めて肌露出して、オシャレを極めてみても、

・・・・結局、ドロドロとした日本人の血が、
私たちには流れているのだ・・・と思っている。

あとは、毒、だ。

ほんとは、思いやりのある、優しい人間がいい。
そういう人間が好きだし、そうなりたいし、そうありたい。
でも人間、ふつうに生きてても、毒は溜まるのだ。

いったいそれを、どうやって吐き出せばいいのか?
・・・そんな事、誰も教えてくれない。

だから、サスペンスを描きます。

私の場合。

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