世紀末アゴシデント

ある元ロシア人のサイボーグ化計画

オペレーションアゴシデント

1999年7の月恐怖の大王は白球に跨り降りてきた。
そのとき右翼を守っていた私の右前方にフライが上がり私は吸い寄せられるように向かっていった。
私が捕球体勢に入った私の目の前に巨大な壁が立ちはだかった。
それはすでに捕球しようとしていた2塁手だった。
「てめえどけ!!」と言う間もなく激突し私の記憶は途絶えた。
死・・・
ではなく私のあごが変わりに犠牲となって砕け散った。
口から血を流しつづける私は意識朦朧とする中駆けつけた救急車に載せられて
中○病院と掲げられた門を通り過ぎとあるビルの中に入っていった。

しかしそこは・・・

ショッ○ーのアジトだった!!

アゴ以外無事だった私の体を見て博士は「これなら最高の改造人間にできるぞ!!
しかし歯並びが悪いなあ」

大きなお世話だっ!!

手早く(手荒く)改造(アゴのみ)された私はついに

キアヌ・マトリクス・FUJIWARA

となり、以後のゲームで活躍するようになったのである。
アゴに装着したコンピューターは、博士からの電波の指令を受け
ターゲットをすばやく見分けサイティングできるようになっている。
スペックは・・・
MZ80並とでも言っておこう(知っている人いる?)

END




眠っていたのを起こしてしまいました。
これもF氏による会報向けの文章でした。
店長の机の上で眠っていたのを発掘し載せました。
いわば「幻の会報」ですね
まだストックがあるのでそのうち載せてゆきます。

なおオペレーションアゴシデントは「パタリロ」が勝手に付けた題名です。