赤い国からの訪問者
第31話
 いつの間にか年が明け、2004年になっていた。

どうも、年末年始の記憶がないのだ。普通なら大変な事なのだが、俺にはよくある事なので今更気にもしていないが・・・。
ここ最近銃の手入れを始めた。

雪国ゲイマーが冬にできることといえば、銃の手入れくらいなもの・・・しかし、オフシーズンという区切りがあるからこそ、銃の手入れや、武器、装備品などの補強をしたりなど、来るシーズンに思いを馳せる・・・
通年サバゲができる連中には味わえないものがあるのだ。大体、24時間営業のスーパーだの、コンビニエンスストアだの、元旦から営業している店だの・・・いつでもやっているような店はイマイチありがたみがない!!(便利ではあるが・・・)

俺の愛銃は、β−スペツナズ、いんちきスペッツナズ、いんちきAKM R.I.Sで、現在3挺ある。(SEALSの分も入れるともっとあるが!)昨年、短くしたが、結局元のサイズに戻った、いんちきAKM R.I.Sから手入れを始める事にした。とりあえず試射してみる・・・短かった時は初速80m/秒以上出ていたはずなのに、50m/秒くらいしか出ていない。
分解しても原因がわからなかったので、β-スペツナズとバレル部を組み替えて試してみた。その結果、いんちきAKMのバレル部の不具合ではないかという結果が出た。
しかし、チャンバーパッキンを交換しても改善されず、結局スプリングを替えてみることになった。そして、もう一度メカボックスを分解してみる。
すると、横で見ていた陽炎メンバーのO竹氏が一言。「短いスプリングですねぇ。」言われてみると確かに短かかった・・・。そして、最近発売された某社のスプリングと交換したらバッチリレギュギリギリのところで安定した。
どうやら、今まで入れていたスプリングが縮んでしまっていたことが一番の原因だったようだ。これで1挺手入れが終了したが、もう飽きてしまった。
残り2挺はまたそのうちってことで・・・。

そう言えば、冬の楽しみに室内シューティングマッチと言うのもある。
1月18日のATPF風室内シューティングマッチは、参加者10人と、最近にない参加人数で結構盛り上がった。この日はプレート(5個の的を撃つ速さを競う種目)でタイムロスが少なかったので1位になることが出来た。それに何より嬉しい事は、あの、M原氏に勝ったということだ!
彼と俺とは宿命のライバル!?的なところがあり、いつも何かにつけて競っている。俺は勝負事が好きなので、こう言う相手がいると非常に楽しい!実力的には俺のほうが下なのだが、俺の方が手堅い正確な分、若干勝つことが多いような気がする。
これをもしM原氏が読んだとしたら、ここでまた新たな戦い(言い合い)が生まれるであろう。

話は変わるが、I山氏主催のマッ○オフ・・・またやらないかな・・・。今度はモ○バー○ー希望!!   
つづく