旧FM東海送信所

FM東京の生まれ故郷を訪ねて・・・

送信所跡:東京都渋谷区富ヶ谷2-28-4
東海大学代々木校舎 (地図参照)

FM東京(現在の通称:TOKYO-FM)が開局する前は、東海大学がFM放送の実験・試験放送を
この場所から送信していました。現在も東海大学は(株)エフエム東京の株主です。
「ジェットストリーム」は、FM東海時代から放送されている番組です。

周波数:84.5MHZ
出力:1kw
コールサイン:
超短波放送実験局JS2AO
実用化試験局JS2H
昭和45年4月25日廃局

FM東海→FM東京の歴史は複雑なものがありますので、こちらでどうぞ。
また、FM東海を聞いたことのある方、また受信状況など当時の事情に詳しい方がいらっしゃいましたら、
ご教示下されば幸いです。

母親に聞いたところ、昭和37年頃住んでいた横浜で、「ジェットストリーム」を聞いていたそうです。
FM東海は、南関東一円では受信が可能だったと思われます。

東海大学代々木校舎のサイト

住宅地の中にぽつねんと。駒場側から臨む。 代々木上原の方から歩いていくと、上り坂で 高台になっているのが分かる。
建物が増えた現在では、送信しても電波が うまく届くだろうか?
さらに近づいて。
小田急線の代々木上原付近の高架からもよく見える。

最寄り駅は代々木八幡&千代田線代々木公園。
このあたりの井の頭通りも、やっと拡幅された。

校舎の屋上にある送信アンテナ。建物のカーブが綺麗だ。
螺旋階段のカーブとアンテナ支柱が一体となっていて、いいデザインなぁ。
円形の塔屋の中には送信設備が残っているのだろうか?
中を見てみたい。
富士山の頂上から送信するという、壮大な構想も有ったらしい。
代々木校舎には、第二工学部がある。
商店街の中にあるという感じ。

アンテナは、大学の、また街のシンボルにもなっている。
FM放送の歴史のモニュメントとして、残しているのかもしれない。

大学に隣接する東海大学付属望星高校。
勤労学生のための授業を行うため、実験放送を行っていた。
これはFM東京にも受け継がれ、 日曜日を除く毎日、夕方に「授業」が「高校通信教育講座」として放送されていた。
のちにFM多重放送に移行(1988年)し、現在は、系列のCS放送ミュージックバードで放送されている。

 現在のT−FMのリスナーで、「高校通信教育講座」を知っている方はどれだけいるでしょうか?
まだ「FM東京」と呼ばれていた中学生の頃、「ヤングプラザ80」を聞いていて、ラジカセを点けっぱなしにして、そのまま何となくワケも分からず聞いていたことがよくありました(笑)。
放送大学のFM放送みたいな雰囲気、と言えば若い方には分かりやすいでしょうか。

 今までの華やかな音楽中心の放送から、一転、ステレオインジゲーターが消えてモノラル放送になり、CMも入らず、NHK第2放送のような、放送大学のようになってしまう、「儀式」の様な夕方6時半でした。
しかし、「音楽」の授業は、「この放送はステレオでお送りします」と、きちんとステレオ放送していました。

 一応授業なので、「冬休み」や、「春休み」があり、そういった時に放送される、「アーティスト特集」のような特別番組が私は楽しみでした。