2007.5.27 The 74th Tokyo Yushun (Japanese Derby)
第74回
日本ダービー(G1)
[東京優駿]
東京芝2400M東京競馬場
芝・左回り

2400M
3歳オープン
牡牝(指定)
重量:定量
頭数:18頭
天候:晴
芝:良
 競馬の祭典・ダービーはすべての競馬関係者にとって特別な意味を持つ大レースである。もちろん競馬ファンにとってもダービーの存在は特別で、競馬を世代別・年代別に話す時に出てくるのは、年度代表馬ではなくダービー馬の名前。競馬ファンにとって1991年といえばトウカイテイオーがダービーを勝った年だし、1998年世代といえばスペシャルウィークを中心とする世代だし、2005年といえばディープインパクトがの名前が思い浮かぶ。ところでダービー時に出走馬が着けるゼッケンも特別で、通常のクラシックやG1で使われる紺地のものと違って一般戦と似た白地に黒文字のシンプルなゼッケンが使われる。しかし目を凝らして見ると金糸による縁取りが施されており、ゼッケンひとつ取っても特別なレースであることが窺える。馬券を握り締める手にも自然と力が入るというものだ。
東京芝2400Mレコード2:22.1(アルカセット)
日本ダービーレコード2:23.3(04年キングカメハメハ)

推定タイム 良稍2:24.5 重不2:27.0
 

競走成績
予想 着順 枠番 馬番 馬 名 所属 性齢 騎手&斤量 タイム 着差 人気
  1 2 3 ウオッカ [西] 牝3 55 四位洋文 2:24.5   3
  2 8 16 アサクサキングス [西] 牡3 57 福永祐一 2:25.0 3馬身 14
  3 7 14 アドマイヤオーラ [西] 牡3 57 岩田康誠 2:25.3 1 3/4馬身 4
  4 6 12 サンツェッペリン [東] 牡3 57 松岡正海 2:25.3 クビ 9
  5 4 8 ドリームジャーニー [西] 牡3 57 蛯名正義 2:25.4 3/4馬身 8
三番手 6 2 4 ゴールデンダリア [西] 牡3 57 柴田善臣 2:25.5 クビ 6
本命 7 7 15 フサイチホウオー [西] 牡3 57 安藤勝己 2:25.5 クビ 1
連下 8 6 11 ナムラマース [西] 牡3 57 藤岡佑介 2:25.6 クビ 10
注意 9 8 17 ヴィクトリー [西] 牡3 57 田中勝春 2:25.8 1 1/4馬身 2
  10 8 18 フライングアップル [東] 牡3 57 横山典弘 2:25.8 ハナ 12
鉛筆印 11 1 1 タスカータソルテ [西] 牡3 57 武豊 2:25.8 アタマ 7
  12 3 6 マイネルフォーグ [西] 牡3 57 川田将雅 2:26.0 1 1/4馬身 18
  13 7 13 ローレルゲレイロ [西] 牡3 57 池添謙一 2:26.1 クビ 13
  14 3 5 トーセンマーチ [西] 牡3 57 内田博幸 2:26.1 ハナ 15
  15 4 7 フィニステール [西] 牡3 57 藤田伸二 2:26.1 クビ 11
対抗 16 5 9 ヒラボクロイヤル [西] 牡3 57 武幸四郎 2:26.1 ハナ 5
  17 1 2 ゴールドアグリ [東] 牡3 57 勝浦正樹 2:26.1 ハナ 16
  18 5 10 プラテアード [東] 牡3 57 北村宏司 2:27.1 6馬身 17

レース分析
内容 レースレベル7.5
決め手 3中団漸進 16逃げ粘る 14直線鋭伸
ハロンタイム 12.6 - 10.9 - 12.3 - 12.6 - 12.1 - 12.1
- 12.7 - 12.6 - 12.2 - 11.4 - 11.4 - 11.6
上り 4F 46.6 - 3F 34.4
1コーナー
2コーナー
3コーナー
4コーナー
16,12,10-13(1,5,14)15(3,7)9(11,17)(2,6,8)4-18
16,12-10,17,13(14,15)1(5,7)3,9,6(2,11)(4,8)18
16,12,10-17(13,15)(1,14,5,7)(2,3,9)(6,11)(4,8)18
16,12-10-17(1,13)15,3(2,14,7)5(6,9)4(18,11)8
出来事  

払戻金&給付金
単勝 3 1,050円 3番人気 ワイド 3-16 12,900円 86番人気
複勝 3 420円 4番人気 3-14 2,000円 15番人気
16 2,140円 15番人気 14-16 15,140円 93番人気
14 350円 3番人気 馬単 3-16 97,890円 139番人気
枠連 2-8 1,990円 8番人気 3連複 3-14-16 248,790円 328番人気
馬連 3-16 54,470円 80番人気 3連単 3-16-14 2,155,760円 2039番人気

予想士結果表
  1着 2着 3着 本命 追記
マヤノきりあ7世       16着 ヒラボクどうした
ふぢ名人       7着 ジャーニーに夢見た
右京左大臣     注意 7着 鳳凰が沈んだ
ダーク大将軍   注意   7着 ギムレットの娘か
貴族の片割れ       7着 ここも波乱とは
惑星・武豊?? 対抗   注意 7着 アサクサは買えない
タミーオ★スリー號     本命 3着 オーラ頑張ったけど
エッジ諜報員 三番手     7着 ヴィクトリーよ!
競馬の王様。       7着 ゥォッヵっょぃょ。。。

王様のコメント
世代の女王に君臨!
 歴史が動きました。3歳馬の頂点を決めるダービーを制したのは牝馬のウオッカ。牝馬の優勝は実に64年ぶりの大快挙です。道中は前の馬を壁にしてジッと折り合い、直線に入って目一杯伸びてきました。ゴール前での切れ味はマイル戦で見せたものと同じかそれ以上。牡馬のトップクラスをアッと言う間に3馬身も千切ってしまうのですから驚きです。オークス以上の勝ち時計を叩き出しており、その強さには感服しました。敢えてダービーに挑戦した陣営の勇気が実りましたね。
  逃げて最後まで粘りとおしたのはアサクサキングス。皐月賞とNHKマイルCの敗戦で人気を落としていましたが、大一番での思い切った逃げが功を奏しました。自分の形で競馬ができれば実に渋太い馬です。距離が延びたことも好材料だったようです。3着に入ったのはアドマイヤオーラ。道中は好位をキープし、直線で伸びて差を詰めました。しかし2着馬も交わせなかったのは距離が長かったせいでしょうか。2000M前後の方が合っているのかも知れません。皐月賞2着のサンツェッペリンは道中2番手からの追走。最後まで渋太く粘って4着を確保しました。地味な馬ながら常に安定した走りができています。大外から一気に差を詰めたのはドリームジャーニー。最後の最後に牡馬2歳王者の意地が見えたような気がします。僅かに届かなかったのは、前が残りやすい展開になったためでしょうか。血統どおり、距離が延びても問題ありませんでしたね。ゴールデンダリアも後方から鋭く伸びて差を詰めますが6着まで。この馬にとっても展開が合わなかったようですが、見せ場は作りました。
  残念だったのはフサイチホウオーヴィクトリー。ホウオーはレース前からひどくイレ込んでおり、道中も若干引っ掛かり加減で普段よりも前の位置での競馬となりました。道中でスタミナを消耗した分だけ直線は伸びず、前の馬を交わすどころか後方の馬にも抜かれてしまい7着。気性の難しいところを出してしまいましたね。ヴィクトリーは痛恨の出遅れ。道中は行きたがって好位まで押し上げましたが、ここで脚を使ってしまいました。直線は力なく失速。調教ではたびたび気分屋のところを見せており、今後も取捨に悩まされそうです。
  一連のG1に続いて、ダービーまでもが3連単200万馬券の大波乱。1番人気と2番人気が掲示板にも顔を出さないというダービーにしては意外な結末となりました。レース後に四位騎手が皇太子殿下に一礼。その中でもウオッカは落ち着いており、既に王者の風格を佇ませていました。一昨年の天皇賞(秋)のヘヴンリーロマンスと松永幹夫騎手を思い起こさせます。こういった特別な中での特別なレースは、牝馬の方が強いのかも知れませんね。


5月27日(日) 東京10R ダービー(G1) 発走15時40分
きりあ 名人 右京 ダーク 貴族の片割れ 武豊 タミーオ エッジ 王様 3歳牡牝 定量 芝・左回り2400M
枠番 馬番 馬 名 所属 脚 質 性齢 騎手と重量
  対抗 注意   連下       鉛筆印 1 1 タスカータソルテ [西] 差し 牡3 57 武豊
                  1 2 ゴールドアグリ [東] 差し 牡3 57 勝浦正樹
          対抗   三番手   2 3 ウオッカ [西] 先行 牝3 55 四位洋文
    連下       連下 連下 三番手 2 4 ゴールデンダリア [西] 差し 牡3 57 柴田善臣
注意                 3 5 トーセンマーチ [西] 先行 牡3 57 内田博幸
                  3 6 マイネルフォーグ [西] 先行 牡3 57 川田将雅
連下   注意       連下     4 7 フィニステール [西] 先行 牡3 57 藤田伸二
  夢印 対抗   対抗         4 8 ドリームジャーニー [西] 追込 牡3 57 蛯名正義
本命   三番手 三番手   連下 三番手   対抗 5 9 ヒラボクロイヤル [西] 追込 牡3 57 武幸四郎
                  5 10 プラテアード [東] 先行 牡3 57 北村宏司
愛の印     連下         連下 6 11 ナムラマース [西] 先行 牡3 57 藤岡佑介
星印         三番手       6 12 サンツェッペリン [東] 自在 牡3 57 松岡正海
        連下 注意       7 13 ローレルゲレイロ [西] 先行 牡3 57 池添謙一
    注意     注意 本命     7 14 アドマイヤオーラ [西] 差し 牡3 57 岩田康誠
三番手 本命 本命 本命 本命 本命 対抗 本命 本命 7 15 フサイチホウオー [西] 差し 牡3 57 安藤勝己
      注意           8 16 アサクサキングス [西] 先行 牡3 57 福永祐一
対抗     対抗 三番手 連下   対抗 注意 8 17 ヴィクトリー [西] 逃げ 牡3 57 田中勝春
          注意       8 18 フライングアップル [東] 先行 牡3 57 横山典弘

お待たせ! きりあの衝撃波
青葉賞を好タイムで勝ったヒラボクロイヤルが本命です。馬場が渋ろうとも関係ナシ!
皐月賞馬のヴィクトリーは、逃げて差し返した直線の雰囲気からも強さを感じます。
脚を余した3着のフサイチホウオー、3戦3勝の東京コースなら言い訳無用の豪脚炸裂か。
前走は不利があっての3着だったフィニステール。距離は2度経験済みで本番で巻き返し!
1勝馬ながら東京コースは3戦してすべて2着のトーセンマーチ。それなら今回も2着か?
東京コースになっても大丈夫なサンツェッペリン。持ち前の先行力でリベンジを果たせるか。
皐月賞は本命だった
ナムラマース。広いコースの今回、力でねじ伏せる走りをもう一度!
文責:マヤノきりあ7世

エッジ報員の情報便
皐月賞での予想の本命・対抗をそのままスライドしました。
本命フサイチホウオーです。皐月賞では、紛れのある中山コースに飲み込まれてしまったフサイチホウオーですが、あれで強さが引き立ちました。断然人気も仕方ないでしょう。
対抗ヴィクトリーです。皆が皆、気分良く走らせば、というところにこの馬の良さがあるような気がします。逃げ馬という事でサニーブライアンと似た雰囲気があり、2冠の可能性十分です。
3番手にはウオッカです。年頭のとある雑誌の"この世代で牡牝含めてウオッカが一番強いのではないか"という記事が頭の片隅に残っています。2400Mという距離・一線級牡馬との対戦と障害はありますが、乗り越えてくれるでしょう。
押さえでゴールデンダリアです。普段は縁がないプリンシパル組ですが、府中が合いそうな脚質と過去クビ差以上離されていない未知の魅力に期待です。

名人の推薦状 〜15番 フサイチホウオー
◎ フサイチホウオー 重賞3勝、東京コース3戦すべて勝利と実績もありコース相性も良い。右回りだと ふらつく面もあるが、左回りでは問題ない。1990年以降1番人気が馬券圏外に沈んだことがないというデー タも後押し。
○ タスカータソルテ 左回りの中京コースでレコード勝ち、広い京都コースで重賞勝ちとジャングルポケッ トの仔ということもあって東京コースに適正がありそう。アドマイヤオーラを「降ろされる」格好になってし まった武豊騎手の意地にも期待。
夢 ドリームジャーニー
 気性、走法から見るとマイラーではあるが、朝日杯で見せたように瞬発力は一級品。 血統の字面だけをみると、2400mをこなせるどころか菊花賞でも大丈夫そうなものをもっている。道中折り合っ て行ければ…

出走馬のプロフィール。
タスカータソルテ 牡3歳 黒鹿毛 57武豊騎手 藤原英昭厩舎(栗東)
ジャングルポケット (中長) 五走前 未勝利 --- 中京 芝2000M 社台レースホース
父系 トニービン系 四走前 福寿草特別 500 京都 芝2000M
ブリリアントカット [11] 三走前 弥生賞 G2 中山 芝2000M
母父 *ノーザンテースト (万) 二走前 毎日杯 G3 阪神 芝1800M 56岩田
半姉 ジェミードレス 一走前 京都新聞杯 G2 京都 芝2200M 56岩田
実績 京都新聞杯(G2)
武豊騎手の降板劇は、タスカータソルテ陣営にとってラッキーだった。心強いパートナーを背にダービーへ臨む西の最終兵器その1。今年に入っての2度の大敗によってイマイチ評価が上向いてこないが、弥生賞では大外を回るロスがあったための敗退。毎日杯では内に包まれて窮屈になったための敗退で、それぞれに敗因はハッキリしている。福寿草特別での鮮やかや末脚、京都新聞杯の力強い勝ちっぷりから能力がG1級であることは確か。馬群がバラけやすい東京コースに替われば、持ち前の切れ味を存分に生かすことができよう。中京の未勝利戦をレコード勝ちしていることから、左回りは得意と考えられる。皐月賞で惨敗したハーツクライが京都新聞杯で再浮上してダービーで2着に入ったように、京都新聞杯の勝ち馬はとかくダービーでの相性が良い。馬券をちょこっと買っておけば、後でポケットが幸せ一杯になることは間違いないぞ。きっと。

ゴールドアグリ 牡3歳 鹿毛 57勝浦正樹騎手 戸田博文厩舎(美浦)
タニノギムレット (中長) 五走前 新馬     --- 新潟 芝1600M スター・ホースメンズクラブ
父系 ブライアンズタイム系 四走前 新潟2歳S G3 新潟 芝1600M
タッチオブゴールド [22-a] 三走前 京王杯2歳S G2 東京 芝1400M
母父 *ヘクタープロテクター (中) 二走前 朝日杯FS G1 中山 芝1600M 55安藤勝
近親 アワパラゴン 一走前 NHKマイルC G1 東京 芝1600M 14 57安藤光
実績 新潟2歳S(G3)
輝きを取り戻したい金のタマゴ。新馬戦は6番人気の低い評価だったが、弾けるような末脚を使って差し切り勝ち。父タニノギムレットに初めての勝利をもたらした。次の新潟2歳Sは馬群を割っての勝利。瞬発力と底力を見せ、父に今度は初重賞勝利をプレゼントした。しかしここから低迷が始まる。1番人気の支持を受けた京王杯2歳Sでは出遅れて直線伸びたものの4着がやっと。続く朝日杯FSではほんのちょっと伸びただけの8着で、どうやらレース中に骨折をしていたようだ。そして前走のNHKマイルCは休み明けとあって引っ掛かり、直線でバテてしまい14着に大敗。それでも久々を1度叩かれての上積みはあるハズで、道中しっかりとタメられれば末脚は切れる。直線に賭ける競馬で、勝ち負けには加われないまでも見せ場ぐらいは作って欲しい。

ウオッカ 牝3歳 鹿毛  55四位洋文騎手 角居勝彦厩舎(栗東)
タニノギムレット (中長) 五走前 黄菊賞 500 京都 芝1800M 谷水雄三
父系 ブライアンズタイム系 四走前 阪神JF G1 阪神 芝1600M
タニノシスター [3-l] 三走前 エルフィンS OP 京都 芝1600M
母父 *ルション (中) 二走前 チューリップ賞 G3 阪神 芝1600M 54四位
叔父 スリーアベニュー 一走前 桜花賞 G1 阪神 芝1600M 55四位
実績 阪神JF(G1) チューリップ賞(G3) エルフィンS(OP) 桜花賞2着
桜花賞で負けた悔しさはダービーで晴らす。女だてらにダービーへ挑んできた2歳女王。牝馬をダービーを制すれば実に64年ぶりの快挙となるが、当時はオークスが秋に行われていたため、牝馬のダービー挑戦はさほど珍しくなかったようだ。さて、この馬の特長と言えば、スラリと伸びた長い脚から繰り出される大きなフットワークであろう。一完歩が他の馬たちよりも広く、自慢のストライドでアッと言う間に逃げ馬を捕らえることができる。直線が広くて長い東京コースなら、より持ち味を生かすことができそうだ。昨年末の阪神JFでは2歳レコード勝ちを収めており、能力が牡馬以上であることは間違いない。しかし勝ち鞍の4勝すべてをマイルで挙げており、経験があるのも1800Mまで。一気に距離が延長されるのは大きなマイナス材料となる。女の子の挑戦を買ってやりたい気持ちはわかるが、臨戦過程で少し不利な材料があることを頭の片隅に入れておきたい。

ゴールデンダリア 牡3歳 栗毛 57柴田善臣騎手 二ノ宮敬宇厩舎(美浦)
フジキセキ (万) 五走前
新馬 --- 中山 芝1600M 田中由子
父系 サンデーサイレンス系 四走前 未勝利 --- 東京 芝1800M
ナイストレビアン 三走前 500万下条件 500 中山 芝2000M
母父 ノーザンテースト (万) 二走前 山藤賞 500 中山 芝1800M 56田中勝
近親 *リアルシャダイ 一走前 プリンシパルS OP 東京 芝2000M 56柴田善
実績 プリシンシパルS(OP)
タスカータソルテとヒラボクロイヤルが西の秘密兵器なら、こちらは東の最終兵器だ! 遅れてきた大物が遂にヴェールを脱ぐ。ダービーへの残り僅かな切符を賭けたプリンシパルSでは、抜群の瞬発力で鮮やかに差し切り勝ち。2分を切った勝ちタイムはプリンシパルS史上初めてのことで、ダンスインザダーク以来となるプリンシパルSからのダービー連対が期待できる。デビュー当初から悩まされてきたソエもようやく治まり、状態は上向き加減。胴長の体型や心肺機能が優れいるとのコメントから、距離に対する不安もない。ただしデビュー当初から馬体は減り続けており、これ以上細くなるのはちょっと勘弁。余談となるが、馬体にフジキセキの黒っぽさはなく、栗毛に鼻白の明るい感じ。タイムスリップして15年ぐらい前に持っていくと、誰もがノーザンテースト産駒だと答えそうな雰囲気をしている。

トーセンマーチ 牡3歳 栗毛 57内田博幸騎手 萩原清厩舎(美浦)
*フレンチデュピティ (砂中)              島川隆哉
父系 ヴァイスリージェント系 四走前 新馬 --- 東京 芝1800M
サイレントプレアー [4-r] 三走前 未勝利 --- 東京 芝1800M
母父 *サンデーサイレンス (芝) 二走前 未勝利 --- 中山 芝1800M 56後藤浩
半兄 スズノマーチ 一走前 青葉賞 G2 東京 芝2400M 56松岡
実績 青葉賞2着
ブリンカーを着けた不気味な存在。鞍上の内田博幸騎手が不気味さを3倍増させている。青葉賞で2着に入り、ダービー出走枠に滑り込むことができた。反応が鈍く決め手がないため勝ち味には遅いものの、レース運びが上手くスッと好位につけられるセンスがセールスポイントとなる。直線では思った以上に粘っこく、青葉賞でもあれよあれよと言う間に2着まで踏ん張ってしまった。まだ4戦とキャリアが浅く、経験を積んでの上積みが見込める。連を外したことがない堅実さも魅力のひとつだ。スピード勝負に自信がないだけに、雨が降って馬場が渋るのは歓迎のクチ。金曜日の雨はマーチにとって思わぬ助けになるだろう。

マイネルフォーグ 牡3歳 鹿毛 57川田将雅騎手 宮徹厩舎(栗東)
アドマイヤコジーン (芝短中) 五走前 朝日杯FS G1 中山 芝1600M 13 ラフィアン
父系 カロ系 四走前 シンザン記念 G3 京都 芝1600M 10
*ビーマイファイア [1-s] 三走前 マーガレットS OP 阪神 芝1400M
母父 Be My Guest (中長) 二走前 NZT G2 中山 芝1600M 56江田照
半兄 ビーマイナカヤマ 一走前 NHKマイルC G1 東京 芝1600M 16 57川田
実績 京王杯2歳S2着 ニュージーランドT2着
フサイチホウオーが圧倒的1番人気なら、こっちは絶対的に最低人気、、、カナ☆ しかし人気を(良い意味で)裏切って激走するのがこの馬の凄いところで、京王杯2歳Sは6番人気での2着、ニュージーランドTは最低16番人気を覆しての2着だった。どうやら無視されると燃えるタイプらしい。距離や相手関係的に厳しいのは、今までの数字を見れば明らかにわかること。それでも出走するからには、1コでも上の着順を目指して頑張ってくれ。ところで鞍上の川田将雅騎手は関西の若手ナンバー1の呼び声も高く、特に人気薄での一発がある。気楽に乗れる人気薄だけに、思い切った騎乗を見せて欲しい。

フィニステール 牡3歳 鹿毛 57藤田伸二騎手 藤原英昭厩舎(栗東)
ダンスインザダーク (芝中長) 五走前 新馬 --- 阪神 芝1800M RRA
父系 サンデーサイレンス系 四走前 若駒S OP 京都 芝2000M
フィラストリート [6-b] 三走前 すみれS OP 阪神 芝2200M
母父 Cozzene (芝中) 二走前 500万下条件 500 阪神 芝2400M 56藤田
従兄 アグネスワールド 一走前 青葉賞 G2 東京 芝2400M 56藤田
実績 青葉賞3着
まだ1勝馬だし重賞の2着もないから500万下条件にも出走できる伏兵中の伏兵。常に相手なりに走れる堅実型であり、5戦して複勝圏を外したのはモチに粘られた若駒Sの4着のみ。それでも勝ち馬からはコンマ1秒しか離されていない。すみれSではベッラレイアに先着しているし、青葉賞では接触する不利がありながらも3着に好走。スムーズならもっと際どい勝負に持ち込めていただろう。ダンスインザダーク産駒らしくスタミナが豊富で、これまでに2度も2400Mを経験していることは強み。持続力に長けた末脚が炸裂すれば、上位陣を脅かすことだってできるだろう。奥の深そうなイメージから、秋の菊花賞や来春の天皇賞が楽しみな馬でもある。

ドリームジャーニー 牡3歳 鹿毛 57蛯名正義騎手 池江泰寿厩舎(栗東)
ステイゴールド (中長) 五走前 芙蓉S OP 中山 芝1600M サンデーレーシング
父系 サンデーサイレンス系 四走前  東スポ杯2歳S G3 東京 芝1800M
オリエンタルアート [8-c] 三走前 朝日杯FS G1 中山 芝1600M
母父 メジロマックイーン (長) 二走前 弥生賞 G2 中山 芝2000M 56蛯名
近親 サクラチャンス 一走前 皐月賞 G1 中山 芝2000M 57蛯名
実績 朝日FS(G1) 芙蓉S(OP) 東スポ杯2歳S3着 弥生賞3着
朝日杯FSの勝利は夢の途中、、、その続きが待ち遠しくて仕方がない。朝日杯FSでは時間が止まったかと思うほどの末脚を繰り出し、出遅れて最後方からの厳しい展開を直線だけですべて挽回した。蛯名騎手は「軽く飛んだ」とのコメントを残しているが、回転力の速い走りから「大空を飛んだ」というより「大地を駆けた」という表現の方が合っているような気がする。しかし弥生賞では前半引っ掛かったことと後半で不利があったことが重なって3着に敗退。皐月賞では前残りの展開が合わずに8着まで押し上げるのが精一杯。脚質的に展開に左右されやすく、馬体が小さいことから馬群での不利を受けやすい。それだけに広々とした東京に替わるのはプラス材料。しかし折り合いを欠きやすい気性と胴詰まりの体格を考えると、距離延長はマイナスになりそうだ。ところでアメリカでは2歳王者がケンタッキーダービー馬に輝いた。今度は日本で2歳王者が魅せる番だ!

ヒラボクロイヤル 牡3歳 鹿毛 57武幸四郎騎手 大久保龍志厩舎(栗東)
タニノギムレット (中長) 五走前 未勝利 --- 小倉 芝2000M 平田牧場
父系 ブライアンズタイム系 四走前 つばき賞 500 京都 芝2000M
*マーズヴァイオレット [5-g] 三走前 ゆきやなぎ賞 500 阪神 芝2200M
母父 Mr. Prospector (砂短中) 二走前 毎日杯 G3 阪神 芝1800M 56武幸
半兄 テイエムヤマトオー 一走前 青葉賞 G2 東京 芝2400M 56武幸
実績 青葉賞(G2) 毎日杯2着
詰まったローテーションを嫌って皐月賞をパスし、ダービー1本に照準を絞ってきた西の秘密兵器その2。すでに関東への遠征もこなし東で重賞を勝っているから、ゲンミツには秘密兵器とは言わないけれど。。。デビュー前から「背中の良い馬」と評判が高かった割にはなかなか勝ち上がれず、レースを使われながらジックリと力を付けてきた叩き上げ。キャリアが豊富なだけに少々のことで動じることはなく、青葉賞では雷鳴が轟いて怯える馬が多かった中で、落ち着いて自分の能力を出し切ることができた。精神面でのタフネスさは歴代のダービー馬に通じるものがある。トップクラスとの対戦が初めてで、未知の魅力に溢れていることも大きな魅力。調教ではストレッチ代わりに障害を飛ぶなどして工夫が凝らされており、ゴール前では障害練習で培った蹴りの強さが思わぬ推進力を生むかも知れない。

プラテアード 牡3歳 芦毛 57北村宏司騎手 藤沢和雄厩舎(美浦)
Silver Deputy (砂中) 五走前 黄梅賞 500 中山 芝1800M キャロットファーム
父系 ヴァイスリージェント系 四走前 500万下条件 500 中山 芝1600M
*ササファィヤー [7-a] 三走前 山藤賞 500 中山 芝1800M
母父 Saint Ballado (中)  二走前 500万下条件 500 東京 芝1800M 56田中勝
祖母 Sister Act 一走前 プリンシパルS OP 東京 芝2000M 56北村宏
実績  
重賞初挑戦の無名馬。みんな忘れないでね。2戦目の未勝利戦は強い勝ち方をしたものの、それ以降は馬が力んでしまって思うような走りができていなかった。それが山藤賞を先行して2着に入ったあたりから徐々に良化。青葉賞の翌日に行われた500万下の条件戦を逃げ切り、プリンシパルSでも渋太く粘って2着を確保。ギリギリのところでダービーの出走切符を手にすることができた。精神的な落ち着きが好成績に繋がっているのだろう。しかしここまで11戦、それも直前に多くのレースを使われており、これ以上の上積みを期待するのは酷と言うもの。スタートは速い馬なので、上手く先行して流れに乗って、できるだけ長く見せ場を作って欲しい。

ナムラマース 牡3歳 黒鹿毛 57藤岡佑介騎手 福島信晴厩舎(栗東)
*チーフベアハート (芝中) 五走前 札幌2歳S G3 札幌 芝1800M 奈村信重
父系 ダンチヒ系 四走前 ラジN杯2歳S G3 阪神 芝2000M
ビストロドゥパリ [1-h] 三走前 きさらぎ賞 G3 京都 芝1800M
母父 *フレンチグローリー (中長) 二走前 毎日杯 G3 阪神 芝1800M 57藤岡佑
伯父 Brunswick 一走前 皐月賞 G1 中山 芝2000M 11 57藤岡佑
実績 札幌2歳S(G3) 毎日杯(G3) コスモス賞(OP) きさらぎ賞2着 ラジオNIKKEI杯2歳S3着
21歳の若武者を背に頂点取りを目論む最大の惑星。2歳時の札幌2歳Sでは届かないと思われた位置から鮮やかに差し切り勝ち。毎日杯では4コーナーを大外からまくって直線で突き放す強い競馬。他馬より1キロ重い斤量も雨で渋った馬場もまったく苦にしなかった。皐月賞の敗戦は前残りの展開が合わなかっただけでなく、馬の精神面に不安定な部分があったようだ。しかし今回の中間は落ち着いていて安定。十分に間隔をとったことがリラックスに繋がったのかも知れない。大トビでエンジンのかかりは遅いものの、トップギアに入れば長く良い脚を持続させることができる。まさに東京コースがうってつけのタイプだ。前走の負けで人気を落としており、馬券的な妙味も生まれる。ほんのちょっとマースを買い足すだけで美味しい配当にありつけるゾ。

サンツェッペリン 牡3歳 鹿毛 57松岡正海騎手 斎藤誠厩舎(美浦)
*テンビー (芝短中) 五走前 エリカ賞 500 阪神 芝2000M 加藤信之
父系 ニジンスキー系 四走前 ホープフルS OP 中山 芝2000M
プラントオジジアン [22-b] 三走前 京成杯 G3 中山 芝2000M
母父 *オジジアン (砂短中) 二走前 スプリングS G2 中山 芝1800M 56松岡
従兄 キクカネイチャ 一走前 皐月賞 G1 中山 芝2000M 57松岡
実績 京成杯(G3) 皐月賞2着
夢とロマンを乗せて走り続ける100万円の安馬。皐月賞で2着に入ったことにより本賞金は9540万円となり、デビュー当初の目標である1億円にあと少しのところまで迫っている。未勝利戦を勝ちあがって以来、急激に強くなったという印象はないが、素質馬に混ざって揉まれることにより、徐々に力を付けてきた。3歳緒戦の京成杯は逃げ切り勝ち。皐月賞は15番人気の低い評価を覆しての2着。スプリングSの8着は熱発明けでローテーションに狂いが生じたもので、これは度外視しても構わない。この馬の持ち味となるのは粘っこい持続力であろう。スパッと切れるタイプではないが、決してバテる馬ではないので、直線が長い府中でも最後までしっかりと踏ん張れそうだ。松岡正海騎手と斎藤誠調教師のコンビは先日のヴィクトリアマイルをコイウタで制した新進気鋭の2人。ダービーでもアッと言わせる大劇走をして、競馬界に新しい風を吹き込んでやれ!

ローレルゲレイロ 牡3歳 青鹿毛 57池添謙一騎手 昆貢厩舎(栗東)
キングヘイロー (万) 五走前 朝日杯FS G1 中山 芝1600M ローレルレーシング
父系 リファール系 四走前 シンザン記念 G3 京都 芝1600M
ビッグテンビー [1-b] 三走前 アーリントンC G3 阪神 芝1600M
母父 テンビー (中) 二走前 皐月賞 G1 中山 芝2000M 57藤田
叔母 モガミヒメ 一走前 NHKマイルC G1 東京 芝1600M 57藤田
実績 朝日杯FS2着 函館2歳S2着 デイリー杯2歳S2着 アーリントンC2着 シンザン記念3着
常に相手なりに走る堅実な戦士。勝ちクラは6月函館で挙げた新馬戦の1勝のみだが、どんなハイレベルなレースであろうと必ず上位に食い込んでいる。初めて掲示板を外した皐月賞でも勝ち馬からコンマ3秒差の6着。インで伸びようとするなど、見せ場は十分に作った。NHKマイルCは正攻法の競馬をしたもののピンカメの強襲に遭って2着。先行馬たちが相次いで崩れる中、最後まで踏ん張ったことは高く評価できる。好位にスッとつけられるレースセンスと長く良い脚を使える持続力がこの馬の魅力で、コースや馬場、展開に左右されないのが強み。ただし距離に関してはマイルがベストのイメージがあり、2000Mでも少々長く感じたほど。詰めて使われているローテーションもキニナルところだ。

アドマイヤオーラ 牡3歳 鹿毛 57岩田康誠騎手 松田博資厩舎(栗東)
アグネスタキオン (中) 五走前 新馬 --- 京都 芝1600M 近藤利一
父系 サンデーサイレンス系 四走前 中京2歳S OP 中京 芝1800M
ビワハイジ [16-c] 三走前 シンザン記念 G3 京都 芝1600M
母父 Caerleon (芝中長) 二走前 弥生賞 G2 中山 芝2000M 56武豊
半兄 アドマイヤジャパン 一走前 皐月賞 G1 中山 芝2000M 57岩田
実績 シンザン記念(G3)
何とビックリ! ダービーを前に武豊騎手から岩田康誠騎手に乗り替わり。G1を目の前にしての降板劇は武豊史上初の出来事ではないか? 発端となったのは皐月賞で、馬のスタートが悪かったとは言え、道中の位置取りが後方過ぎた。直線ではインを突いて鋭く伸びたものの4着が精一杯。1番人気を裏切る格好になってしまった。弥生賞は好位に着けて押し切る競馬で勝っており、前で乗ることを得意とする岩田騎手なら、恐らく前目の位置で競馬をすると思われる。また、皐月賞は厩舎の引越しの時期と重なったこともあり、慣れない環境で馬にジンマシンが出てしまったとのこと。
道中の行きっぷりが悪かったのも、引越しの影響があったのかも知れない。環境に馴染んだ今回は、状態面での上積みが見込める。追い切りの動きも凄まじかった。ただしキニナルのはスタミナの問題で、胴詰まりで筋肉質の体型から距離延長が微妙に応えそう。東京コースも初めてで、一瞬のキレを生かすタイプだけに、長い直線もオーラにとって鬼門となる。

フサイチホウオー 牡3歳 鹿毛 57安藤勝己騎手 松田国英厩舎(栗東)
ジャングルポケット (中長) 五走前 新馬 --- 東京 芝1800M 関口房朗
父系 トニービン系 四走前 東スポ杯2歳S G3 東京 芝1800M
アドマイヤサンデー [1-p] 三走前 ラジN杯2歳S G3 阪神 芝2000M
母父 *サンデーサイレンス (芝) 二走前 共同通信杯 G3 東京 芝1800M 57安藤勝
半姉 アドマイヤメガミ 一走前 皐月賞 G1 中山 芝2000M 57安藤勝
実績 東スポ杯2歳S(G3) ラジオNIKKEI杯2歳S(G3) 共同通信杯(G3) 皐月賞3着
誰もが認める世代最強馬。皐月賞で3着に敗れ初めて土が付けられたとは言え、それは予想されていた出来事に過ぎない。予想だにしなかったのは末脚の凄まじさで、荒々しく大外をブン回しながらタイム差なしのところまで追い上げてきたのだから、まさに負けてなお強しと言った内容だった。早くからダービーを意識した使われ方をしており、関西馬ながら東京コースは既に3戦(もちろん3勝)。不器用で小脚が使えないため広い東京コースはレースがしやすいハズだし、右回りだと内にヨレる癖があるので左回りに替わるのも良い。過去10年のダービーで1番人気は[7-2-0-1]と抜群の信頼度。しかも6連勝中だから、圧倒的1番人気が予測されるホウオーにとっては心強いデータだ。日本のホウオーが東京優駿を勝って、いよいよ世界に羽ばたこうとしている。その1歩1歩を見逃すな!

アサクサキングス 牡3歳 鹿毛  57福永祐一騎手 大久保龍志厩舎(栗東)
*ホワイトマズル (万) 五走前 百日草特別 500 東京 芝1800M 田原慶子
父系 リファール系 四走前 ラジN杯2歳S G3 阪神 芝2000M
クルーピアスター [4-g] 三走前 きさらぎ賞 G3 京都 芝1800M
母父 *サンデーサイレンス (芝) 二走前 皐月賞 G1 中山 芝2000M 57武幸
叔父 ジェニュイン 一走前 NHKマイルC G1 東京 芝1600M 11 57武幸
実績 きさらぎ賞(G3)
大一番を前に低迷期に入ってしまった未来の王者。きさらぎ賞は逃げて押し切る強い勝ちっぷりだったが、皐月賞は上手く先行できたものの粘り切れず7着に敗退。距離が縮み、東京に替わって相手関係も楽になったハズのNHKマイルCでも11着と思わぬ大敗を喫してしまった。その前走は内枠で馬場の悪いところを通らされたことが敗因のひとつ。今回は外枠なので、スムーズな競馬が期待できる。デビュー当初から東京に遠征し、2勝を挙げているように、直線の長い府中は得意。持続力を生かす競馬ができれば、押し切ってしまう可能性もある。ただしジェニュインの近親だけあって距離延長に一抹の不安。どこまで燃料が持つかがポイントとなるだろう。

ヴィクトリー 牡3歳 鹿毛  57田中勝春騎手 音無秀孝厩舎(栗東)
*ブライアンズタイム (中長)               近藤英子
父系 ブライアンズタイム系 四走前 新馬     --- 京都 芝2000M
グレースアドマイヤ [1-l] 三走前 ラジN杯2歳S G3 阪神 芝2000M
母父 *トニービン (芝中長) 二走前 若葉S OP 阪神 芝2000M 56岩田
半兄 リンカーン 一走前 皐月賞 G1 中山 芝2000M 57田中勝
実績 皐月賞(G1) 若葉S(OP) ラジオNIKKEI杯2歳S2着
人気薄で皐月賞を逃げ切った馬といえば10年前のサニーブライアン。この馬はダービーになっても人気が上がらなかったが、結局大一番でも逃げ切ってしまった。ヴィクトリーはサニブーと父が同じということもあり、逃げ切り勝ちの再現が期待されている。実は負けたのはラジオNIKKEI杯の1戦のみ。この時はキャリアも浅く、道中でもイレ込みながら走っていた。それでもフサイチホウオーと差のない2着に粘っており、能力の高さを感じさせる敗戦だった。まだ底は見せておらず、ホウオーを力ずくでねじ伏せることができる馬はこの馬しかいない。調教では相変わらず行儀が悪く時計も平凡だが、この馬なりに良くなっているので状態に関しては大丈夫。ただし気性が激しく道中でスタミナを消耗させながら走るタイプだけに、距離延長が意外と負担になりそうだ。潜在的なスタミナはあるハズなので、道中いかに折り合うかが最大のポイントとなろう。

フライングアップル 牡3歳 鹿毛 57横山典弘騎手 藤沢和雄厩舎(美浦)
Rahy (短中) 五走前 東スポ杯2歳S G3 東京 芝1800M 山本英俊
父系 ブラッシンググルーム系 四走前 朝日杯FS G1 中山 芝1600M
*ローザロバータ [20] 三走前 共同通信杯 G3 東京 芝1800M
母父 Fire Maker (中) 二走前 スプリングS G2 中山 芝1800M 56北村宏
近親 イシノサンデー 一走前 皐月賞 G1 中山 芝2000M 12 57横山典
実績 東スポ杯2歳S2着 共同通信杯3着 朝日杯FS4着
スプリングSではピリッとスパイシーな末脚を披露。これまでの甘ったるい善戦マンからキレる男へと変身した。しかし肝心の皐月賞では外に降られる不利もあって12着に敗退。トライアル勝ち馬としては、あまりにも味気のない内容だった。前走を除けば、基本的に大崩れはしないタイプ。東京コースは2戦して2度とも敗れているとは言え、いずれも重賞でフサイチホウオーに肉迫しており適性は高い。しかし2000Mでもスタミナ不足が懸念されていただけに、さらに2ハロン延びる2400Mとなってはスタミナに関する不安が増すばかり。父のラーイは気分次第でファンタスティックライトのような中長距離での大物を出すが、この馬はやっぱし1800Mがベスト。加えてG1だとワンパンチ足りないイメージもある。

*万全を期すため、出馬表の発走時刻、出走メンバー、重量、騎手名等
および内容につきましてはすべてJRA発行の発表物と照合・ご確認下さい。
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