修正会(しゅしょうえ)

元旦から3日間
仏教本来のものではなく、日本の伝統的行事にならい、あるいは神社や皇室との関連をあらわす法会です。元日から3日間行われます。宮中において元旦四方拝の折りに山陵を拝して宝祚(ほうそ)を祈ったことに由来して、天皇の玉体安穏と天下泰平と所願成就を祈ったのがはじまりであります。
大きな意味では、一年間の出発にあたり、まず罪やあやまちを懺悔(さんげ)して新しい年の幸せを祈ります。
高野山では、奥の院(おくのいん)と金堂(こんどう)大塔(だいとう)の三ヶ所で行われます。
鷲林寺では、住職が3日間ご本尊に一年間の無事を祈ります。

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