鷲 林 寺 先達会の御案内

当山は・・・
約千二百年程むかし、天長十年(833)人皇五十三代淳和天皇の勅願にてひらかれた寺院です。ご本尊は十一面観世音菩薩で弘法大師の作とされております。古来より『中風除けの観音さん』『のどの病除けの観音さん』として世の人々に信仰されております。
又、護摩堂には一願鷲不動明王(いちがん わし ふどうみょうおう)が祭ってあり毎月二十一日には護摩が修行されます。

古来より・・・
寺院とは『寺子屋』のように「学校」「集会所」「役場」などの代わりをする場所でありました。ところが現在では「葬式をする場所」「法事をする場所」でしかなくなってしまったように思えます。物質面、金銭面では豊かになりましたが、心の貧しさが問われる昨今、『寺子屋』の時代のように今一度寺院が門戸を開き、僧俗一体に心の勉強をしていかなければならない時代ではないだろうかと考えます。そこで当山では毎月お大師さまの日、二十一日の例祭に一人でも多くの人々に足を運んでいただき仏さまの前で手を合わせ幸せを祈り、またはいろいろな勉強をしたり話をしたりしていただく場所にしていただきたく考えております。

先達会とは・・・(せんだつかい)
このように毎月二十一日にご参拝いただく方々によって組織される会であり、ご先祖を大切に思い、幸せを願う方ならば老若男女、宗旨・宗派は一切問いません。ご参拝の数にあわせて「お袈裟」を進呈いたします。

先達会に入会するには・・・
毎月二十一日、午前十一時までにご参拝いただき寺務所にて「参拝の証」を受け取っていただきます。その後、二十一日に参拝の度に寺務所に提示していただきますと当山のハンを押します。午前十一時よりの護摩にあっていただきますと結構です。

先達には・・・
正大先達(しょうだいせんだつ)、大先達(だいせんだつ)、中先達(ちゅうせんだつ)、少先達(しょうせんだつ)があります。

正大先達・・・六十度  参拝   大錦の輪袈裟(わげさ)を進呈いたします
大 先 達・・・ 三十六度参拝     錦の輪袈裟を進呈いたします
中 先 達・・・ 二十四度参拝     緑の輪袈裟を進呈いたします
少 先 達・・・    六度参拝     茶の輪袈裟を進呈いたします
            (参拝は毎月参拝しなくても有効です)

毎月のお参りが・・・
しあわせを招くと考えます。あなたも是非ご参拝いただき、先達の袈裟をいただかれませんか?

トップに戻る

先達会からのお知らせに戻る

※先達会大錦袈裟