お供えしてはいけない花

仏壇、お墓に必ずお供えするもののひとつにお花があります。お花はすべて美しいものですが、一般に仏さまにはお供えしてはいけないといわれるお花があります。

○バラ・・・バラの花は美しいものですが、トゲがあります。トゲは仏さまが嫌われますのでバラのようにトゲを持ったお花は避けるようにします。

○ゼラニウム・マリーゴールドなど・・・容姿は美しくても臭いがきついもの、変な臭いがするものは避けたほうがよいでしょう。

○あじさい・・・あじさいはさし芽で増える花で育てやすいものです。しかし、このさし芽で増えて育てやすいというところが問題とされています。さし芽で増えるということは、" どこにでも、誰にでもつく" と解釈され、むかしから高貴な花として見られなかったのです。そういう意味から、仏さまにはふさわしくないといわれたということです。

○つばき・・・つばきは美しい花ですが、花のおわりに首から折れて地面に落ちます。そういうことから昔の侍は首が落ちることを不吉なこととしてたいへん嫌いました。そういう意味から、仏さまにもあまりお供えしません。

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