納骨堂(舎利殿)のご案内


概  要
当寺は、天長10年(833)人皇53代淳和天皇の勅願にて、弘法大師により開創された真言宗の寺院です。
境内にある舎利殿(しゃりでん)は、納骨堂上に多宝塔を建立した、他の納骨所にはないありがたさを持つ建物です。一階は檀信徒の御先祖のお骨をお預かりする納骨堂になっており、、二階は多宝塔(二重塔)となっております。多宝塔は寺のシンボルであると同時に、舎利殿に納められるお骨の供養塔となっております。舎利殿には聖観世音菩薩を正面におまつりし、多宝塔には大日如来・愛染明王・不動明王をまつり、日々供養を行っております。


納骨の意味
納骨の歴史は江戸時代、高野山にはじまるといわれております。遺骨を墓に埋葬いたしますと、凡そ現在では先祖代々としてまつられ拝まれますが、納骨堂では何年たちましても実際にその御先祖一々にお会いできるという利点があり、喉仏を寺に納骨する習慣になったといわれております。また、毎日のご回向が受けられます。

よく受ける質問
Q すべてのご先祖をお寺に納骨しなければならないのでしょうか?

A そんなことはありません。ご希望があれば納骨されたらよいと思います。
昔は
人が亡くなれば土葬にしておりました。喉仏をお寺などに納骨する習慣は火葬にするようになってからのことです。分骨は火葬にするからできることなのです。
お墓に埋葬する意味は、“土にかえす”ということが大きな目的です。私たち人間は大きく分けて“体”と“魂”から形成されています。その体が滅びて魂と離れた状態が“死”ということになります。
この“体”を形成しているものは、水・鉄・カルシウムなどなど、大地の産物です。ですから、人が亡くなればお借りしていた大地にお返しするという意味から埋葬するようになったのです。
“魂”は“木や石に宿る”といわれ、木すなわち位牌、石すなわち石塔を建立して供養するのです。

本来はご遺体のすべてを土にお返しするものでした。ところが、上記のような意味からお寺に納骨される人が多くなってきたのです。「
お寺に納骨をして供養してもらいたい」など、そのようなご希望があれば納骨されればよいと思います。

また、身寄りのない方などをお寺が親族に変わって供養するために永代納骨される場所として活用していただいております。

 
 舎 利 殿  舎 利 殿一階 内 部(納骨堂)


使用規定
永代納骨      (管理費不要)

◎区画納骨
A 一区画 150万円 (御本尊正面側)
B 一区画 130万円 (御本尊側面側)
墓地形式で、一区画をお求めいただき納骨していただき、当寺が続く限り永代にご供養いたします。

◎旧 区画納骨 (残り2区画)
墓地形式で、一区画をお求めいただき納骨していただき、当寺が続く限り永代にご供養いたします。
一区画 80万円

◎一霊納骨
一霊ずつ永代納骨安置場所におまつりし、当寺が続く限り永代にご供養いたします。
一霊につき 10万円

◎合祀納骨
3年間御本尊前にておまつりし、合祀いたします。
一霊につき 3万円
1年間御本尊前にておまつりし、合祀いたします。
一霊につき 1万円

一時預かり     (管理費不要)

墓地ができるまで等の理由の場合お骨をお預かりいたします。但し、期間は一ケ年単位といたします。

一霊につき 一ケ年間 1万円
宗旨・宗派は問いません

詳細は事務所までお問い合わせください
0798-71-8203

   
A 一区画納骨壇  一区画納骨壇 内部
(ロウソク・常花などはオプションです)


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