KURACHUフォーラム

平成13年5月
地域の人たちを巻き込んだ『KURACHUフォーラム』
お寺の近くに苦楽園中学校があります。この中学校は公立校で地元の子供たちが通学して学んでいます。この学校では、毎年一度の企画で地域の人々と交流をはかることを目的として『KURACHUフォーラム』を開催されています。今年で第6回目をむかえました。このフォーラムには苦楽園中学校生徒さんはもちろんのこと、先生、父兄、PTA役員、地元自治会、地元青愛協のみなさんなどたくさんの人が参加されます。


パラリンピックで活躍した今井裕二さんの講演
第一部はパラリンピック陸上競技部門で大活躍をされた今井裕二さんがパラリンピック報告と題して講演されました。今井さんは目が不自由で、現在はほとんど見えない状態にあります。しかし、その障害を乗り越えて、くじけることなく希望をもって生きることをお話しされ、生徒や地域の人たちに大きな感銘与えました。ちなみに住職も高校時代、クラブ活動で陸上競技部に所属していました。今井さんは住職の後輩にあたります。


生徒と地域の代表者との討論会
第二部は生徒会の役員と地域の代表の人がコーディネーターとなり、舞台上に並び討論会が開催されました。PTA会長の司会にて、生徒たちが順番に日ごろ思っていることや将来の夢について発表がありました。それについて地域の代表者がアドバイスをしました。これは、中学生が地域の中にとけこんで、地域の人たちと語り合いふれあうことの大切さを学習することの必要性を考えておこなわれている行事ですが、素晴らしいことだと思いました。


住職も法衣を着て討論会に参加
この討論会に地域の代表のひとりとして住職もお招きしていただきました。教育の場(学校など)にひとつの宗教団体の人が行っておはなしをするということを嫌う世の中だと聞いています。しかし、地元のお寺、わたしたちのお寺の住職だからこそ来て欲しいという校長先生・教頭先生のご依頼でよろこんで参加させていただきました。もちろん法衣を着て・・・生徒さんたちは私の格好を見て喜びました。
「あっ、お坊さんや」とか
なかには、檀家さんの子供さんがおられて挨拶をしていただいたり・・・実にすがすがしい気分になりました。
教育の中に宗教色をいれないという方針になっている世の中で、地域の一機関として、生徒たちの教育の一機関としてお寺いれていただいたことは実にうれしい出来事でした。

何よりも、地域ぐるみで地元の子供たちを見守っていこう、育てていこうという姿勢が素晴らしいじゃないですか。こういったスタイルが全国に広がっていくことがよい街づくりにつながっていくのではないでしょうか。

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