あなたの標準体重は?
肥満は糖尿病や高血圧などの病気を引き起こす大きな要因です。肥満の基準を出すには色々な方法がありますが、現在では「BMI(Body Mass Index)」という肥満判定数値が広く適用されています。
標準体重の求め方に、標準体重=(身長ー100)×0.9という「ブローカの変法」が一般的でしたが、この方法では身長の高い人には厳しいなど、実状と合わないことがわかってきています。
そこで最近では国際的に「BMI」という数値が肥満の判定基準に使われるようになってきました。
「BMI」は体格を表す指数で、身体の中に占める脂肪量との相関が高いことなどから日本肥満学会が提言している基準数値です。
BMI(体格指数)
BMI=体重(s)÷身長(m)÷身長(m)
判 定 | B M I |
や せ | 20未満 |
正 常 | 20以上〜24未満 |
過 体 重 | 24以上〜26.4未満 |
肥 満 | 26.4以上 |
※BMI値「22」が心臓病・高血圧などの合併症が最も少なく標準値とされています
参考)・・・標準体重を求めたいときには
標準体重(s)=身長(m)×身長(m)×22
◎また、肥満には「リンゴ型」と「洋ナシ型」とがあり、ヒップに対してウェストが太い「リンゴ型」は、内臓に脂肪が蓄積されていて、色々な疾患原因になることが多い。対 してヒップが大きい「洋ナシ型」は体力に余力がある証明。病気などで体力を消耗してもヒップに蓄えられた脂肪分よりエネルギーを供給したりする。肥満を解消するためにも、ヒップの方を大きくするためにもまず運動。しかし、過激な運動は×。多めに歩くなどすると良いです。