その38 早咲きの桜 遅咲きの桜


これは法話にはならないと思いますが、先日ラジオで放送していたお話です。ホーッ と思いましたので、ご紹介させていただきます。
春になると桜の花が咲きます。人々は、待ちに待った春の訪れにウキウキして「お花見」を楽しみます。
さて、「お花見」といえば、「ソメイヨシノ」ですね。同じ「ソメイヨシノ」でも、早い時期に咲くものと、遅い時期に咲くものがありますね。また、同じ木の中でも早く開花する枝と少し遅れて開花する枝があります。
これは、極端に若い木、もしくは老木は早い時期に花を咲かせ、若くて元気な木は、それより少し遅れて花を咲かせるそうです。この理由として、極端に若い木や老木は“力”がありませんから、早く咲いて早く散って、早い時期に葉をつけるそうです。しかし、若くて元気な木は、ゆっくりと構えて花を咲かせて、比較的長い間花を咲かせているそうです。
ちなみに、「八重桜」は「ソメイヨシノ」に比べて遅い時期に咲きますが、この理由として、「八重桜」は「ソメイヨシノ」に比べると花びらの数が多いです。よって、花びらまで栄養が行き渡るのに時間がかかるのです。よって、花を咲かせるのに時間がかかるということです。参考までに・・・

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