五葉の松
五百年の樹齢


右の写真は昔から当寺にあった五葉の松である。
伝によると樹齢500年とされていた。

古いパンフレットによると

「兵禍(天正年間の荒木村重の乱)でなにもかも焼失した中に、自然とともにすくすくと伸び繁る天然の生物、松の緑の幾百年を今もなお誇る鷲林寺名物とっておきの五葉の松こそ、同寺に残されたそのむかしからの記念物であろう。
本堂前に、空にそびえてかくかくと伸びた二本の松、それは立札にもあるように
この左右の古木は五百年になる五葉の松で、当寺では一番古い古木としるされてあるが、たとえ細くとも地におろした根が五百余年の寿命を今もなお、かくしゃくたる姿で、天にそびえ立っているのである。
仰げば見上げるほど、天高く緑葉映える五葉の松こそ、由緒と伝統を誇る鷲林寺のシンボルであろう」

とある。

尚、写真の五葉の松は昭和40年頃倒れてなくなってしまった。
現在は、小さな五葉の松が植わっている。



上写真と同位置から撮影した現在
(正面の高木は杉)
現在の五葉の松


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