縁 起
「縁起がいい」とか「縁起が悪い」とかでよく使われる縁起ということばは、主として吉祥なこと、おめでたいことをさす。
縁起とは縁(因縁 いんねん)によって起るという意味で、仏教の最も基本的な考え方の一つである。
縁起の原語はサンスクリット語のプラティーティヤ・サムトパーダで、縁起はこれを中国語訳した言語である。
縁起とは、いかなるものでも他のものに依存して存在するという意味である。すなわち、夫婦というものは夫があってはじめて妻というものが存在するのである。はじめから夫というもの、妻というものが存在するわけではない。夫婦のように、すべてのものは相互に関連して存在しているのである。


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