● どなたでも鷲林寺の檀家になれるのか・・・・
わたしどもの本山は高野山です。高野山は宗旨宗派を問わず、お大師さまを信仰される方ならば誰もが参詣できます。
お大師さまは天長九年八月二十日、高野山において万燈万華の法会を奉修され、その願文の中に「虚空尽き、衆生尽き、涅槃尽きなば我が願いも尽きむ−この大空がなくなり、迷える衆生がなくなり、全世界の人々が平和な世界に遊ぶまで、私の済世利民の誓願も永遠に捨てません」という大きな誓いを述べられておられます。お大師さまを求める人には、誰に対しても平等に手を差し伸べますという大きなふところを持っておられるのです。
また、高野山奥の院にはお大師さまの御廟(ごびょう)を中心に、参道両脇に大小無数の石塔が立っています。奥の院の浄域がまさしく天下の総菩提所として昔から尊崇されてきたことがわかります。歴代天皇家・曽我兄弟・大岡越前守・石田光成・武田信玄・徳川家康・市川団十郎などなど、さまざまな歴史上の人物の墓が点在しています。その数は数万基とも数十万基ともいわれています。このように、お大師さまが好きな方ならば、どなたでも信仰していただける宗旨が真言宗なのです。
従って何宗であっても先祖を供養しようと思われる方には、どなたでも安心して鷲林寺の檀家になる事ができます。
弘法大師・空海

「お大師さま」として庶民に親しまれてきた弘法大師・空海さま。
その教えは無辺広大なものです。
高野山・奥の院参道

全国諸大名からシロアリの塚まで・・・
お大師さまの徳を慕い、この地で眠る尊霊の数は計り知れません。








 
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