30山あれこれ(2)
目次
山城の話
30山環境問題
学校登山の話
信州上田近郊の里山歩き
つけたし
リンク集
山城の話(中世の景観)以前いた職場で、山城とその歴史に興味を持って調べ出した方がいて、本で読んだ場所への道など聞かれた事があり、何度かいっしょに登って見たりした事があり、おかげで山城の場所についての知識を広げる事ができました。 この辺でよく知られている山城としては、砥石城、米山城。真田本城。などがあります。となりの坂城町には、葛尾城、その北の上山田町荒砥城は復元されています。 砥石城は東太郎山の南の麓の尾根です。真田本城は烏帽子の西側の麓の尾根(高岩または、達磨山の先端)です。葛尾城は鏡台山の西、五里が峰の西尾根で村上義清の本拠地です。 まだ調べてみるとさらに色んな場所に山城がありました。 この地は、戦国時代、川中島合戦の前哨戦である武田信玄と村上義清の戦いの主戦場となるなど、気づいてみると、まさに戦国の戦場の真っ只中の場所で、山城だらけでした。 よく、ヨーロッパの中世の城が、山のような所にたっている写真など見て、やっぱり西洋は違うなあ、日本より昔といってもまったく違ってるなあ、と思っていましたが、この近辺の山城のある場所へそこへ柱かなんかを建てて、周りをはげ山にして山も含めて改めて空想的に眺めてみると、意外にヨーロッパの中世の城の感じとにているなあ。と思いました。 30山の中でも、虚空蔵山、子檀嶺岳の頂上は山城にも使われたという事ですが、山頂では下まで下りる時間がかかりすぎるせいか、この辺では、主な山城は、麓の部分などの尾根の出っ張りに、できていますので、歴史探訪以外にもちょっとしたハイキングにいいです。展望もその目的上申し分ないです。 この辺りの山城については、「山城紀行」−千曲川周辺の山城を歩くー 清水長久著 2005年初版がよいガイドブックである。 |
![]() 砥石城入り口 |
5,6年前頃、上田、坂城近辺の松林が枯れているのを、多く見るようになった。標高でいうと、丁度、山城のある場所くらいから、下のあたりにある松の枯れが目に付いたような気がする。 家の近辺では、小牧山(上田市,の千曲川の南側に広がる丘陵・富士嶽神社からの展望によく写っています。)の松枯れがひどく、松林が大幅に枯れた。信玄兜がけの松など有名な松も枯れた。 松枯れの原因はかみきりむしの媒介するマツノザイセンチュウということになっているが、松を弱らせる原因は大気汚染や酸性雨なのでは、というような気がする。 冬など、根子岳の麓あたりから、上田の方を見ると、大気が灰色に汚れて見える。また、小牧山や独鈷山麓には産業廃棄物焼却場が何基かある。また周辺道路は朝夕渋滞もしたり車もたくさん通った。市や町の焼却場の煙もたなびく。 山麓や標高の低い場所の、煙がたなびくあたりの松が枯れている事を考えると、私には、科学的根拠はないが、何となくそんな予感〔大気の汚染)がしている。 また、酸性雨も平成3年には、pH3,9という強い酸性雨も降っているそうだ。(上小理科物語による。) 小牧山の枯れた松は切られた。消毒されたのだろうか?青い薬のポリ容器?といっしょに、ビニールへ包まれたが、現在はそのビニールが破れている物も多い。消毒?の化学物質も雨で流れ出ている事であろう。環境ホルモンなども大丈夫なのだろうか? そんな事を偉そうに書いているが、自分でも自家用車通勤をしたり、ビニールを最近まで平気でがんがんもやしていたのではあるのだが・・・。 美しい故郷の山河も決して永遠ではないと思う。いつまでも、このおだやかな30山の環境が保つよう、この環境問題ということはやはり自分でも真剣に考えていきたいと思っている。 (この松枯れの薫蒸消毒のビニール回収について、地元の「ヤマンバの会」(家氏しげ子会長)が中心に取り組みを始めていました。) 2000年頃から,今度は,上田市川西地区と塩田地区を隔てる丘陵地帯(夫神岳から東に派生している尾根が平地にのみこまれる末端)の杉林に松枯れが発生してきた。山が荒れて,根元が富栄養化しすぎて枯れるという話も聞いたがどうなのだろうか?いずれにせよ,何となく不気味な風景が広がりつつある。 夫神岳東丘陵の松枯れ跡地 |
![]() 小牧山の松枯れ |
上小30山の大部分の山は、上小地区や坂城町の小中学校の登山の対象となっています。春秋の遠足、夏季のキャンプや宿泊学習に利用されています。そんな事を考えても、この上小30山は、それほど厳しくなく、どんな人にとっても親しみやすい山々である事が分かります。 話は変わりますが、以前、烏帽子岳の西麓にある小学校に勤めていた事がありましたが、その学校では、私の勤めていた時は遠足に地蔵峠から登って下っていましたが、戦前や戦後もかなりの間、真田町の本原小学校同様、標高差1500m位もあっただろう西麓を往復していました。(頂上までは5年生以上) 開校百年、百二十年、記念誌などを見ると、寄稿された年配の方々の文に烏帽子登山の思い出が語られていました。 上小30山の色々な山は、人により軽重はありますが、故郷の心の山となっていると思います。 大林山(氷澤山)の写真の所にありましたように、戦前の学校登山の特徴は海軍記念日(五月二十七日)に登ったようです。軍国主義の意識を高めようとこの日にしたのでしょうが、この五月二十七日という頃は、偶然この辺りの山に登るのによいタイミングだったと思います。 晴れていれば、遠く雪をいただいた北アルプスが見え、気候も登りやすい気温、野鳥の声、木々の花なども、多い時期です。 また、環境問題とも関わって話すと、その記念誌の昭和初期に登られた方の文に「五月二十七日の海軍記念日には、高学年は烏帽子登山が行われ、学年が下がるに従い、雀石とか、赤坂の池とかグレイドがつけられていた。雀石に行った時は、わらびをたくさん取ったことを覚えている。帰りに、高等科の人たちが烏帽子岳の雪をいっぱい抱きかかえて飛んでくだってくるのを見てうらやましかった。」と書かれてあったのを見て驚きました。というのは、現在では、5月の27日には、山頂付近には雪は全く消えてしまうのでは、連休ぐらいまでは、現在もまだありますが。地球温暖化の影響なのでしょう。また、三方ケ峯も同じように麓の学校で登られていたということです。 |
![]() 私の体験した学校登山(中学2年の時の燕岳登山1960年代)生まれて初めての北アルプスの夏山の雰囲気を今でもはっきり思い出します。7月初中旬だったか? |
第1回「信州上田近郊の里山歩き」全国から200人、保福寺峠など6コースで。・・・という記事が、地元の地方紙「週間上田」に、昨年(2000年)の5月に載った。 主催は「信州上田トレッキング計画推進会」後援は、上田地域広域連合、小県町村長会、東京上田会ほか。企画担当は、エベレストビューホテルを経営している青木村出身の宮原たかしさん。との事、その後、雑誌「山と渓谷」に「山の懐で過ごす極上の週末」という題で、それを取材した記者の記事が出ていた。私も以前歩いて印象に残った(ここにも紀行文をのせた)保福寺峠から、御鷹山、十観山への縦走の記事だった。 上田市での説明会の後、田沢温泉、沓掛温泉、霊泉寺温泉へ泊まり、その他にも子檀嶺岳、夫神岳、独鈷山、保福寺峠から美ヶ原への林道を歩くコースがあったようだ。 御鷹山コースに参加した記事は「歩きごたえのある尾根は、山慣れた人にも満足のできる道だ、山をおりたらまた湯につかって・・・」とあった。 参加者は県外の中高年の登山者が多かったとの事、私はこの二つの記事で知っているだけだが、家の近所の独鈷山なども、10年ほど前は本当にローカルの山だったが、高速道路と新幹線の開通にともない、また地方の山の本やガイドブックの登場で、低山シーズンの休日には、県外ナンバーの車もちらほら見え、山頂もにぎやかといってもいいようになってきた。 また,最近鹿教湯温泉のHPを見たら,鹿教湯温泉「里山あるき」主催丸子町,(社)日本歩け歩け協会。というのが行われるようになり,鹿教湯温泉から保福寺峠まで5月にたくさんの人が参加して行われている事を知りました。 30山をとりまく状況も変化しつつあるこの頃です。 |
JR上田駅、新幹線で東京まで1時間半ほどです。 |
・富士山の見える場所。・・・烏帽子岳あたりからはよく見えますが、太郎山頂からも見えます。ほとんど登らず見える場所としては、烏帽子西麓の「上田市市民の森。」のスケート場の後ろの遊歩道に富士山の見える展望場所があります。ベンチもあり、冬の晴れた日などよく見えますよ。 ・福寿草。・・・春になると独鈷山北麓に福寿草が群生する。武石村にはさらに大きな群生地がある。両方とも、地質、日当たりなど似ているのだろうか、同じような場所です。立科町津金寺のかたくりの群生地も有名ですが、その近辺の上小地区の山地にはかたくりがあるようです。 ・30山選定について、・・・上田、小県の中から、30の山を選ぶとしたら、もっとこっちの方がいい山だ、というご意見があったらお教えください。やはり家の近くの方がよく歩くので、偏った選定になっている気もします。情報を。まだ決定版ではないです。 ・最後に・・・最近、クラスの保護者の方から、筑紫哲也NEWS23で昨年夏放送された、視覚障害〔全盲)の小3の子が富士登山をする番組の録画ビデオをお借りして見る機会があった。それは、ガン闘病者の集団登山でもあった。 保護者の方と山の話をしているうちに,その,ビデオを借りる事になったのです。 登山の目的は人によって違う面もあるでしょうが、自然の中で、生きている喜びを味わったり、生きる力をとりもどしたり、家族や人との絆を強めたりという事もあるなと、何となくぼんやり感じていた事が、この番組を見てはっきり分かった気もしました。 (2001,1) |
![]() 独鈷山北麓の福寿草 |
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| リンク集 | |
1、「村ちゃんのページ」・・夫神岳の岳の幟の写真をお借りしたM先生のHPです。独鈷山の安曾岡山登山道作りにも関わった山好きの楽しい方。 |
村ちゃんのページ |
| 2,「信州山歩き地図」」・・・作者は長野県警の中嶋豊氏。写真ではなく,絵図で案内してあるところが楽しく見れます。県全体だけでなく,上小地区の山についても詳しいです。 | ・『信州山歩きマップ」 |
| 3、「上田小県の自然」・・信州のたぬきという本も書いているS先生の作っているHPです。上田小県の自然を中心に教育活動も含め楽しくおもしろい内容が豊富。 | ・「上田小県の自然」 |
| 4、「山城五十山」・・・三角点の事を調べていたら、上西氏の三角点のHPを見つけ,そこから、このHPを見つけました。山城三十山(五十山)のHPがすでにあったんです。やはり世の中は広い。 | ・「山城五十山」 |
| 5,「上田地域広域連合」・・・上小地区の公式HPです。各市町村のHPへもつながります。 | ・「上田地域広域連合」 |
| 6,「山岳巡礼」・・・自分が苦しい時,取り出して見る本のようにして時々見たHPです。「巡礼」という言葉そのもの。作者の根橋さんは、日本全国の山だけでなく、この上小の山々にもよく登られていました。(現在は登山活動の他、水彩画やボランティア活動など様々に取り組まれています。) | ・「山岳巡礼」 |
| 7、「自然&人情・ふれあいの山々」・・・「山岳巡礼」の(山のエッセイ)「快挙!価値ある日本百名山踏破に感動」に出ている親子の話が、このHPの作者でした。家のすぐ近くの千曲市にお住いの方でした。 | ・「自然&人情・ふれあいの山々」 |
| 8、「ふりはた子どもの輝き相談所」・・・いじめ、非行、不登校、学習障害、心身症、等色々な問題が生じてきている現在です。どう考えていったらよいのか?カウンセラー、啓発者、として著名な降旗先生の相談所のHPです。 | ・ |
| 9,「信州上田トレッキングナビ」・・・上田地域広域連合で作ったトレッキングマップがHPになりました.上田地域の代表的登山コースの地図が,すべてそろっています。とても役に立つHPです。 | ・「信州上田トレッキングナビ」 |
| 10,「大日岳遭難事故を考える」・・・最近,署名が職場に回ってきて,このHPの存在を知りました。当時の文部省登山研修所で発生した遭難事故。大学生山岳部員の息子を失った親の悲しみと無念さがにじみでている陳述書が心を打ちます。 | ・「大日岳遭難事故を考える」 |
| 11,「よもやま帳」・・・この頃気になっていた、独鈷山の東尾根を検索したら、このHPがありました。なんとすでに東尾根を歩かれた記録がありました。太郎山,虚空蔵山についての最も詳細と思われるコース図もあり、私にとってはとても興味深いHPです。今後独鈷山山系も調べられる予定との事です。 | ・「よもやま帳」 |
| 12,「橋本裕の文学・人生・World」・・・教材の事で検索をしていたら偶然この方のHPの一文に出会い思わず引き付けられました。私と同じ年齢ということで親近感がわきました。でもその広く深い「world」は私にとって,様々な学びの対象でもあります。 (2008、3,12 橋本さんは急性心不全のためお亡くなりになったとの事。本当に悔しく残念です。心からご冥福をお祈り申し上げます。) |
・[橋本裕文学・人生・world」 |
| 13,「山ときのこと渓と酒と」・・・日本の山はなぜ美しい、の感想をのせて、他にも、書いた人がいるかなと検索してみたらこのHPを見つけました。作者の生き方もうかがわれる、美しく洗練されたHPです。きのこの世界のような不思議な感じもただよっています。作者は高校の先生。 | ・「山ときのこと渓と酒と」 |
| 14、「自閉症納言」・・・発達障害の研修に行って、講師の先生から紹介された本「変光星」「平行線」を読んでみました。作家森口奈緒美さんは高機能自閉症である。それぞれ少女期、青年期、の回想。自閉症への理解が深まるとともに、日本の教育の問題点(含む自分)が鮮明にあぶり出される深刻なドキュメンタリーだった。その方のHPがあった。HPの題名は自閉症(しょう)と清少(しょう)納言をかけた作者のユーモア。 | ・ |
| 15、「おもしろ地図と測量」・・・柴崎芳太郎の事を調べていたらこのHPを見つけました。さっそく地図上に出ていない最近の三角点について質問にメールで答えていただきました。作者の山岡光冶さんは、最近「地図に訊け」(筑摩新書)という本も上梓。国土地理院で地図を作ったり地図展の企画や国土地理院のHPを作っていた方(現在は退職)です。社会科で地図の学習をする前に読んでおくべきでした。 | ・「おもしろ地図と測量」 |
| 16、「峠のむこうへ」・・・上小30山で検索してみたら[上小30山の市峠、三才山峠、についての文を読んだ]という事が記されているページが出てきました。これはどんな方だろうと、ちょっと見てみたら、峠踏破者としても、峠の文献研究者としてもすごい方でした。文化への造詣も深く、登山もオールラウンドにこなしている方のようです。このHPを見ていたら自分もせめて荒れ果てた近くの峠についてのページを作って記録していこうという気持ちが起こってきました。 | ・「峠のむこうへ」 |
| 17、「My Memories of Alpine」・・・これは「信州山岳日帰り紀行1,2」という以前良く読んでいた本の作者、山崎浩希さんの作っているHPでした。(信州山岳日帰りの旅)は私の歩こうとしている地域のあらゆる頂上を網羅しつつあるので、これからも大いに利用させていただきます。(山の不思議・恐怖体験)もおもしろい。山崎さんのユーモアのある独特な文章に思わず引き込まれてしまいます。作者は長野県職員。 | ・「My Memories of Alpine」 |
| 18、「山釣り紀行」・・・山菜の事など漠然とネットで見ていたら、このHPに行き当たりました。自分では知っているつもりだった日本の山(特に東北地方を中心にした渓谷やブナ林)の自然のすばらしさや豊かさが本当はこんなだったんだ、と改めてその真の姿を知ったような気がしました。釣りはできない自分ですが、人の自然への関わり方、地方の文化や自然の価値、作者の生き方、等々、映像を見て楽しむばかりでなく学んていこうと思うHPです。 | ・「山釣り紀行」 |
| 19、「新米写真部顧問の日記」・・・私の弟のHP。以前、その弟に教わってこのHPを作ったわけです。 | ・「新米写真部顧問の日記」 |
| 20、「上田市自由塾の里山トレッキング」・・・上田市の自由塾で上田周辺のトレッキングの活動をされている井出英夫さんの記録です。参加者とともにこの地域の里山を生かした楽しい活動を展開されている様子が分かります。 | ・「上田市自由塾の里山トレッキング」 |