大久保山まで


 「長野県 北信,東信,日帰りの山」(ガイドブック)によると,東太郎山にちゃんとした二つの登山道が紹介されていた。大久保からの登山道は,南向きで,なだらかそうで,早春の一日の今日登るのによさそうだ,それから二等三角点のコーナー用の三角点の写真もとろうと,出発,20分ほどで,登山口の高速道のNo14の通路に到着。9時半頃登り始めた。しかし雪が出て来て,大久保山までで引き返してきました。(2003,3,23)

 上田菅平インターの降り口付近です。正面東太郎山ですが見えている頂上は,大久保山(1230m)で,本当の頂上(1300m)は,もっとはなれないと見えません.  登り口の送電線鉄塔用の階段付近から。頂上に見えるのは,大久保山です。右側の尾根上を登ります。  登り出してしばらく行くと,となりの尾根にある,砥石城などがよく見えてきます。遠景は烏帽子岳です。
 標高900m位からの烏帽子方面です。松林のなだらかな道ですが,山道というより踏み跡というような場所も多く,上部は,やぶこぎほどではないですが,下りには尾根をはずさないように注意して下りてこなくてはなりませんでした。  遠目には雪は見えなかったが,標高1000mくらいから雪が出て来ました。大久保山の山頂には,素朴な石の祠があり,チョコレートと100円玉が置いてありました。私も5円あげておまいりをしました。ここまで1時間4,50分くらいだったか。  スパッツを着けて,ここからの北斜面の少しの下りに入ろうとしましたが,雪原状態で,ひざまでガバッと入るような状態。無雪期なら,山頂(写真右側のピーク)まで30分のコースタイムでしたが,時間もかかりそうだし,三角点も雪の中だろう,お昼も持ってきていない,と考えていると,左手下で,大きい動物の逃げる音がしたり,右手下では銃声が3,4発したので,猪と間違えられは(茶色の上下だし)と慌てて下山としました。登り口に12時すぎに下りてきました。日曜でしたが一人の人にも会いませんでした。
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