角間山


登り口である鹿沢温泉には9:20頃到着。家から一時間かからないくらいだった。角間峠への道標にしたがって,なだらかな道を登る。そこがもう標高1500mほど。さわやかな高原の道となり,30分ほどで角間峠に到着。そこには新しい東屋があった。左湯の丸山方面。角間渓谷から角間温泉への道は,通行止めとなっていた。右の角間山の道標にしたがい登る。峠への道同様に,よく整備され,高原の花がたくさん咲いている遊歩道のような道である。すこしジグザグを切って登ると,すぐに気持ちよい尾根にでる。烏帽子の頂上部のような雰囲気で,しかも植物が豊富,色々な高原の花や蝶が見られた。山頂部は少し盛り上がって針葉樹の林になっている。その部分を登ると,写真の頂上。露出した三角点や山頂の表示があった。峠から30分ほど,登り口から一時間くらいの登りだった。山頂には群馬県の伊勢崎から来たというご夫婦がいて,この山はいいですね,と話しをかわした。
山頂から南西の方,手前湯の丸山,後ろ烏帽子岳,下が角間山の山頂部の尾根。この写真の左手には,篭の登から浅間へ続く山が大きく見える。右手には,上田市や千曲市の山々を前景に遠くアルプスが見えるはずだが,今日はアルプスは雲がかかっていた。
北には根子岳や四阿山,草津の方の山,東は嬬恋村から浅間隠山まで続く台地が広がっている。菅平の方も見えた。秋の天気がよい時など,展望も中々いい山だと思った。元来た道を戻った。帰り道,新鹿沢温泉に入って気持ちよく帰ってきた。天気のよい日に家族みんなでのんびりと登って温泉にでも入りたいような,明るく,登り易い山でした。(2005,8,20)
角間山は花や虫が豊富な山のようでした。自然観察によい山と思いました。