坂城インターからの大峰山


 太郎山の方から登るのでなく、坂城インターから、林道へ入って終点から登ると、比較的短時間で登れることが分かりました。(2004,12,4)稜線まで。(12,11)頂上まで登ってきました。

午後から天気も崩れるという予報。用事もあり,適当な場所を考えたら,行った事の無い坂城インターからの林道から行く登山道で,大峰山の方へ登ってみようと決める。時間も無いので,太郎山の方から続く尾根上までを目標に出発。インターの横を道に添って走る道を行く。畑を過ぎたあたりから大久保林道というのになり,かなり上まで行ける。途中ハンターらしい車が止まっていてがっかり。終点には車を置ける広い場所と鉄塔があった。私はその手前で車を置いて歩いてしまったが。写真はその付近から西を見る。左端の山が虚空蔵山の方。その鉄塔の付近から送電線巡視路に添って登り出す。左手に結構手入れされたカラマツ林があった。とても快適な道がついていて,尾根までもすぐ着きそうであり,実際30分強で太郎山からの尾根についた。大峰山に登るにはこの道が楽だな,と思う。尾根上に鉄塔があり,そこで太郎山の方から来る道と合流していた。太郎山の方からは二度登った事があったが,その場所が坂城側からの登路ということは,今日はっきり分かった。
思ったより簡単に尾根まで上がれたので,大峰山の頂上まで行こうと,尾根を北上する。しばらく行くと,西側の斜面の木が切られて西側がよく見える所があった。下が坂城町。左手の尖った山頂の山 (子檀嶺岳) 中央(大沢山)あたり 右端,(大林山) 遠く北アルプス 穂高や常念岳 槍などが見えます。 低気圧接近時の高曇りで割と遠目は利いています。
この日(4日)はここで引き返す。
この日(12日)は晴天,11時に鉄塔から登り出し,30分かからず尾根に出た。少し休憩して出発,鳥居などのある場所を過ぎ,東側の展望の開けた場所があった。根子岳,四阿山がきれいに見える場所があった。
尾根上のピークから少し下って最後の登りとなる.昔学生の頃,中学生だった弟達と登った時は道もほとんど消えたような状態で伐採後のような,低い潅木が生えたような場所だった所だが今は林となって,道が山頂に向かっている。尾根上の道も印もついたり,よく踏まれているといってよい状態。
1時間強で,山頂に着いた。山頂には10人ほどの登山者が休憩していて驚いた。後で一人残って一服している方に聞いてみると,NTT長野の山岳会の方々とのこと。聞いた人は私と同じ上田の塩田在住の方でした。
南西〜北西側が切り開かれ,展望が良かった。鹿島槍なども樹間に雪をいただいて霞んでいた。一服されていた方が墨絵のようできれいですね,と言われた景色が南西の方に広がっていたので,撮ってみたが 実際はもっと右側にも幅広くひろがっていて,確かにもっといいカメラで,記録しておきたい風景だった。ちょっと春霞のような状態だったが,頂上付近,日陰はやはり冬の風が吹いていた。頂上から北の方へ少し入ってみたが,イノシシがかき混ぜた地面と急にヤブのように生えた木で,見通しも無く,こちらの尾根から登るのは大変だろうなと思った。大勢人がいたので,私としてはのんびりした気分になり,いつもより頂上に長居してしまった。11時に登り出し,12時山頂,1時車に下山。全コースが南斜面と尾根上だったので,晴れているせいもあり,明るい雰囲気で気持ちよい登山だった。