高平(たかでえら)  二等三角点(長)1463m


 先週の,倉地無山に続いて,今週も二等三角点のある山に登りました。真田町にある点名(長・おさ)山名・高平(たかでえら)です。登山道の無い山は,雪解けしたばかりのこの時期が,やぶも少なく,虫もあまり出てこないので,よいのではと思ったからです。高平には,菅平湖の所から,林道大洞線を終点まで行って,そこから稜線に向かって直登,尾根を少し南に歩いて到着しました。(2003,4,27)

 菅平湖の所から大洞へと入るとすぐ林道入口となりますが,関係者以外進入禁止とあり,ゲートがありました。熊の絵も描いてありました。ここに車を置いて歩いて出発。上小森林組合の森林祭で買った「南部熊鈴」をつけて鳴らしていきました。  道端には,まだ雪が残っていました。道端にはふきのとうや福寿草などが出ていて独鈷山の麓あたりと比べると半月ほど季節が戻った感じでした。この辺で標高が1200m以上あるのだから当然かな。よく手入れされたカラマツなどの林が広がっていました。林道も刈り払われて,よく作業がされている感じの林でした。
 大洞林道から,四阿山や根子岳がよく見える場所が2ヶ所くらいありました。残雪がまだら模様についています。下に見えるのは菅平湖(ダム湖)です。林道の終点から尾根に向かってピンクのテープがついていたので,それを目印にして登っていきました。尾根まで標高差120m位なのでそれほど苦労せず尾根に出ました。尾根はカラマツや松,かんば等がまばらに生え,下草には熊笹が生えていました。  小さなこぶを二つ越え,三角点のある場所へ着きました。北には木の間に四阿山,根子岳がよく見えました。四方には,落葉樹が生えていて,展望は何となく透けて見えるくらいで,明るい山頂でしたが好展望とは言えませんでした。しかし,好天という事もあり,明るい印象の山で,これも良く手入れされている山だからなのかもしれない,と思いました。車を置いた場所から一時間半くらいで着いたと思います。
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