上小30山(じょうしょう30ざん)へようこそ
長野県上田市の、私の家の近くに広がる塩田平の田んぼに立って、四方を見回すと、近景に標高1000m台の里山と、その切れ間に遠景として2000m程のなだらかな山々を望むことができます。
浅間山から志賀高原へと連なる火山帯の一部である、烏帽子岳、四阿山と、その前衛となっている低山が東から北にかけて望まれ、霧が峰、美ヶ原と、そこから標高を下げつつ派生している筑摩山地の低山が南から西にかけて囲むように見えます。(北アルプスは西の山に遮られ、家の近所からは見えません。)
以前からやっている趣味の山歩きで、丁度自分の体力や技術にあった山として、これら上田市や小県(ちいさがた)郡の山々に親しんできました。
10年ほど前に、今西錦司著「山岳省察」に(山城30山)という短い文があるのを見つけ、それにならって、上小(上田市と小県郡を合わせて地元でつかわれる、上小地区という用語)30山を決めてみました。
30山を決めて登ることにより、今まで、見過ごしてきたような、地元の様々な自然や民俗に改めて気づく事ができました。 そんな山々の紹介や、30山に関わる個人的な思い出の、ホームページを、パソコン購入を機に作ってみようと思いました。
ホームページ作りの技術が低いので、これらの山々のよさを十分には紹介できませんが、どうかご覧下さい。
上小30山は、里や町と山々の入り組んだ眺望、小登山に手ごろな里山。楽に2000m位に登れる山々。北アルプスの好展望、数多くの温泉、山麓の歴史、やさしい冬山、等々の特徴があります。
地元の方、そして都会の方、もし興味を持たれたら、一度、上小30山の山々へ登ってみて下さい。 2001,1記
(写真は、独鈷山尾根から北西を望む。)
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