サクラマス・サーモン・渓流フィッシング 2010
荒川サーモンフィッシング 11月19日〜20日

今年サーモンフィッシングは福島2河川の参加申し込みを忘れて新潟県荒川だけとなりましたが、請戸川、木戸川ともに状況は良くなかったとか。やはり猛暑の影響が残って海水温が下がらないのでしょうか。応募忘れが不幸中の幸いとなりました。新潟県の荒川は確実に申し込みをしての参加です。

11月19日(金)
10時に荒川胎内インターを降りて荒川漁協の鮭調査釣り受付へ。
本日のエントリーは16名位でした。
ゼッケン、目立ちすぎのウィンドブレーカーを受け取り3番ポイントへ着いたのは昼近く。
ポイントは広い石の河原でセダンタイプの車では川近くまでの侵入は無理。
ポイントから100m以上離れた所に駐車して歩く。
昼に近いので午後から釣り始めるつもりでカメラを持って歩き始めると・・・

なんと、現地で待ち合わせた仲間のロッドが曲がっています(笑)
走り寄って激写・・・のつもりが良い写真が撮れませんでした(汗)

目の前でファイトを見てしまうと釣りたくなりますね・・・
早速準備してキャストを開始しますが反応ありません。
時合が過ぎた様なので昼飯にすることに・・・
いゃ〜天気もロケーションも最高で、荒川の河原での昼飯は気持ちが良い

午後の釣り開始
ポイントを譲ってもらいましたが反応なし。
ポイントで迷いが出て集中できないのか上手くルアーを狙ったコースを引けません。
やはり集中してサーモンが通るタイミングを逃さないことが必要ですね。
初日は1本で終了です。


11月20日(土)
朝、5時に起きてコンビニで朝食を買い鮭調査釣り受付へ。
既に車が15台くらい並んでいる。
今日のエントリーは100名を超えるらしい・・・

受付が始まると車列には関係無くダッシュして並んだ順で受付。
早く受付しても漁協からの注意事項等の説明がある為に結局釣り場へ行くのは大して変わらない。

ポイントに着くと車があり釣師らしい姿が・・・密漁か???
先に行ったH氏が話しているが、私は車のナンバーを控えて通報しようかと・・・
でもちょっと堂々としているし可笑しいなぁ〜・・・漁協の組合員でした。

朝一のチョットした時間で7本から8本は釣っていると思います。
持って帰るのが5本だと言っていましたから・・・
周りにサーモンが捨ててあるし・・・
一般に広く有料で募集しているのに、組合員がスタート時間前にポイントを叩いてしまうのは如何でしょうかね。

そんなこんなで変にテンションが上がり釣り開始。
滅茶苦茶良い状況を期待して来たのに昨日と変わらない・・・やはり先に叩かれた影響ですね。
時合を持つしかない・・・

刺激されたので変に集中できたのか・・・
時合が来てここぞと思うポイントにルアーを通すとガツッ!とヒット。
フッキング2発を入れ引き寄せに掛った時に、奴は反転して流れの流芯へダッシュ
腕にはしっかりした大物の重量感が伝わって来た。
ドラグはジィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと止まらない。
寄せようとするがジィ〜〜〜〜〜とドラグは滑りラインが出て行く。
水しぶきを上げ水面を割って流芯へ入ろうと走る
フックが背中に掛かっているのが見えた(笑)
ヤバイ!
ノットには自信があるが昨日からラインを確認していない(冷汗)
片手でロッドを持っているのが辛くなり、徐々に下流へ引きずられて行く。

何時までも勝負が付かないので追い掛けて徐々に寄せる作戦に切り替える。
幸い下流には長野のH氏ともう一人の釣り師だけである。
すみませ〜ん!と大声を出しながら徐々に下流へ歩き少しずつ岸へ寄せるが・・・

奴も反撃の手は緩めず時々ジィ〜〜〜〜〜っとドラグを滑らせて走る。
ドラグの滑るジィ〜〜〜〜〜と言う音と、ラインの滑るキュルキュルと言う音が堪らなく快感である。
がしかし、下流の釣り師に済みません通して下さいと大声で騒ぐも動く気配無し
ブレイクを覚悟した。
ラインが交錯するところまで来てやっとラインを上げてくれたが、数メートル下流へ入れ直しただけ
釣師の屁にも相当しない下品極まりない奴だ(−−〆)
頭にきたので遠慮なく下流へ走らせた
最近は釣り師としてのマナーの無い奴が増えている
悲しいです。
最初にヒットした所から100m位下流でやっと岸へ上げてキャッチ!
漁協の方が来て、良いサイズなので計測することに・・・

82cm 5.6kmでした。


結果、二日間の記録は、雄1本、雌2本、バラシ1本、ブレイク1本
2010サーモンフィッシングも納得できる楽しい釣りができたことに感謝。
使用タックルはロッドSLT、リールは04ステラC300、ラインはバークレイ16Lb、リーダナイロン20Lb
基本、ライン出したくないので、来シーズンはタックルを見直さなければ。
走行距離941km、片道6時間、燃費14.1km/l
アコードツアラーで気持ちよくドライブ。


林道用バイク調達
毎年の温泉合宿では仲間に迷惑を掛けているのでモンキーを購入することにした。
登山道4キロを歩く前に8キロのチャリはキツイし。
渓流釣りに使っていきますが、先行者の追い越しはしません。
渓流マナーは守っていきます。

先日、モンキーを引き取りに川崎へ。
その帰りに千葉市の4サイクルポケットバイクのチューン専門店へ。
林道を走るので、あまり高回転チューンはせずに、低速トルクを残してパワーアップ。
メニューは、85ボアアップ、ヘッドチューン、キャブ交換、マフラー交換、クラッチ強化、オイルポンプ強化、電装系修理、その他整備調整。


乗った感じは低速からパワーがあり、吹き上がりも早く良い感じです。
エンジンはチューンしましたがスプロケットを変えていないのでスピードは出ません(汗)
今後はサスのチューン、オイルクーラー取り付けなどを考えています。

利根川水系某支流 7月28日
2年振りの利根川水系の支流へ
前々から行きたいと思っていたルアーへの反応が良い渓へ。
1時に起床するつもりで携帯の目覚ましをセットしていたが、全く気が付かずに1時40分に眼が覚めた。
飲み過ぎたかな(爆)
焦って出発、夏休みに入り首都高速は深夜早朝でも交通量が多い。
出発が1時間近く遅れたが、予定通りにサービスエリアに到着。
勿論、舞茸ウドンを食べましたよ(笑)

現地へ到着後、早速準備して入渓。
スーパークリアーな流れに向かってキャスティング
清流に着水したミノーを小刻みにアクションさせながら引いてくると・・・
黒い影が何処からとも無く現れる。
一気にアドレナリン放出状態
しかしルアーを追っては来るがバイトせずにルアーはピックアップポイントへ
黒い影は反転して何処かの岩の下へ隠れてしまう(汗)・・・
やはり大物は賢いので難しいですね、そう簡単には喰わすことができないが・・・。
それでも素晴らしい渓流で癒されるのは最高です。


渓相も良く流れも澄んでいるので、ルアーを追う岩魚が良く見えて楽しい。
釣り上がるにつれて、大物の期待が膨らむが、何故かチェイスするのは小物ばかり。
一度大物のチェイスもあったがルアーに絡んで来ない。
もっと良形が出て良いのだが???・・・

3時間以上掛けて釣り上がっても大物が出ないので、適当な所で諦めて入渓地点へ戻りランチタイム。
一休みして下流へも入ってみることに・・・
しかし入渓地点を探しているとフライマンが林道を下って来た。
どうやら我々が入ろうとした場所を釣り上がった様です。
渓へ降りて釣り始めるも反応無し(涙)
渓相も良くないので、思い切って他の渓へ移動を決意。

移動先の入渓地点には既に釣師の物と思われる車が駐車していました。
時間的にも大きく移動するのは無理なので入渓。
ちょっと前に他の釣師が入ったのか、釣り上がるも全くチェイス無し。
かと思うと小場所で良いサイズの魚影が有ったりします。
ダイナミックな渓相と清らかな流れに癒されて退渓しました。
今回は時期的に遅かったし、平日でも夏休みなので釣師が多かったですね・・・
岩魚は全てリリース。

順調に関越道を飛ばしていると、突然ナビが高崎ジャンクションを伊勢崎方面へとアナウンスした。
北関東道が東北道と繋がったとは聞いてないし???
都内が大渋滞で迂回を案内しているのか???
伊勢崎方面は走ったことがない未知のルート・・・
色々と考えたがナビのアナウンスを無視して関越道を飛ばし続けると・・・
嵐山パーキングエリア辺りから事故渋滞。
ナビの案内通りに伊勢崎方面へ行けば良かったですが後の祭りです。
首都高でも渋滞に填り、いつもは3時間で帰れるところを5時間も掛かりました(泣)


新潟県温泉合宿 7月10日〜11日
9日金曜日の夕方に新潟県の雨量をチェックすると局地的に豪雨となっている。
それにも係わらず午後8時には会社の釣り仲間のH氏の車で成田を出発。
首都圏中央連絡道の稲敷から常磐道、磐越道を走り三川インターを下りて新発田市のダムを目指す。
途中、現地のN氏からの連絡では相当の雨量がありそうだ。
潜水艦岩魚のK氏からも連絡を貰うが圏外で繋がらず。
現地は大雨で雨宿りできる場所も無く真っ暗なので、インターを下りて、近くの駅舎で着替えて準備する。
駅構内で素っ裸になったのは始めての経験でした(笑)
勿論、深夜で無人ですよ。

10日(土)午前3時に目的地に到着。
車止めから先の林道8キロは徒歩か、チャリか、バイクで行き、残りの登山道の4キロは徒歩で行かなくてはならない。
夜明けと同時に登山道を歩き始めるが、この一年は全く運動をしていないので500mで早くも息切れ(笑)
しかしドMなので一定のリズムで歩き続ける。
徐々にアップダウンもきつくなり滝汗。
温泉に入って酒を飲むだけなのに何でこんな思いをするのか・・・バカですね
途中で朝食をとり、気合いを入れて沢へ降りて竿を出す。
そして・・・・・反応無し(爆)
川通しで上がる予定だったが、やはり豪雨で水位が上がっているので断念。
写真は雪渓残る北俣の出合い

2箇所目のポイントは崖上に3人分の荷物があり断念。
3箇所目のポイントは体力に余裕が無くなり沢への降下断念。
H氏だけで行ってもらいました。
下手すると逝っちゃいますからね・・・
決して早く温泉に入ってビールが飲みたかった訳ではありません(笑)

何人も滑落して命を落としている最後の難所をクリアーして山小屋手前へ到着。
小屋へ行ってしまえば酒を飲み続けることになるので沢へ降りてキャストしてみる。
一昨年は全く反応が無かったが、キャストして直ぐに尺サイズ岩魚がヒット。
岩魚をとったどぉ〜
酒の肴にキープすることにしたが足場が悪くネットも持参しなかったのでフックを外した途端に川へお帰りになりました(涙)
2匹目は大岩に入り込みラインブレイク
疲れたので小屋へ
担ぎ上げた食料は350ビール6本、酎ハイ2本、紙パック焼酎1本、米、キャベツ・・・

休憩後に上流の男風呂へ。
風呂へ行く途中に岩魚2匹キャッチ。
風呂に入りながら1匹キャッチ(爆)
一人でゆっくりしていると某大学の探検クラブが数名、後から女子大生が来て混浴。
男子学生は素っ裸だったので焦っていました(爆)
オジサンは退散です(汗)
写真は男風呂から小屋方面

釣果、海パン写っていますが(笑)
自然な姿で岩の上を飛び回っていましたが露出狂ではありません(爆)

風呂上がりには当然ビール
飲み始めたら終わりがない宴会の始まり。
U氏、T氏もでき上がっています。
N氏もテンション高い・・・と言うよりH氏と2人で暴走気味です。
今年の宴会は某女性山岳会の美女が参加して盛り上がりましたが・・・
オヤジ達の下ネタ連発の下品な宴会に参加して良く耐えていました。
写真割愛

次々に持参した食材で振る舞われる料理はどれも美味しいです。
そのまま食べられる焼ソバは後を引きます。
朝から夕方までテンション高いままで飲み続け。
暗くなる前に温泉へ。
夜の部は流石に飲み過ぎてテンション下降気味
10時には皆さんダウンして寝袋へ。
一度も眼が覚めずに日の出の時間でした。

11日(日)
朝起きて皆さんは温泉へ行きますが、俺は足が痛くて動けず。
これで帰れるのか不安になりますが・・・
ビールを飲んで勢いをつけて帰ることに(爆)

飲んでいたので出発した時間を覚えていない・・・
最初の登りだけは滑落しない様に慎重に昇る。
超キツイ
登り切ったら息切れと同時にアルコールを含む汗が噴き出る
まだ4キロの登山道を歩くのに大丈夫だろうか・・・
途中2箇所で休憩するも足の筋肉は限界
地元の皆さんは普通に歩いていますが、運動不足なサラリーマンにはキツイです。

この一年の運動不足を反省しながら、新発田市の花の里城山温泉で汗を流し、ジョッキ2杯を飲み干し、一休みして今年の温泉合宿を〆ました。
身体中が筋肉痛です。



利根川本流 6月2日

5月に入り荒川、追波川、最上川、利根大堰と立て続けにサクラマス遠征を予定していたが・・・
さらに6月1日に解禁の秋田も考えて色々と調べていましたが・・・
予定外の用事や仕事を休めずに一度も遠征していません。
オフショアも状況が悪く出撃していない(T_T)

本流については、先週から利根川上流のダム放水が一段落して、釣りに丁度良い水位になってきた。
週末には渓流釣りの師匠が本流で良い思いをしている。
6月7月は渓流、本流のベストシーズン。
短い渓流シーズンですが、なるべく沢山癒されたいですね。

と言うことで利根川本流へ行って来ました(^o^)
いつもより起きるのが1時間遅く2時半に起床3時出発。
美女木を通過した頃には東の空が明るんできた。
4時50分に赤城SA着。
久しぶりに舞茸ウドンを堪能した(*^_^*)
今日は舞茸が大きいぞ(爆)
インター降りて何時ものコンビニで年券を購入。

下流が良いと分かっていたがシーズン初釣行でもあり、何時ものパターンで上流から攻めることにした。
しかし1時間も寝坊したリスクが・・・
準備していると川から上がって来る釣師が二人
車に乗ると下流方面へ走り去った。
と言うことは既に上流は叩いているのか・・・

次のポイントでは朝7時だというのにワイワイ騒ぎながらラフティングが下って来た。
ラフティングのリーダーが挨拶してくるので、手を挙げて答えるが心の中では500gのジグをキャストしたい気持ちだ。
せめて朝夕のマズメは勘弁して欲しいが・・・
勿論魚は警戒して出て来ないのでバイト無し。
三番目のポイントではちょっと上流へウェーディングして行くと一発でヤマメがヒット!
しかし後が続かない。

四番目のポイントでは全く反応無し。
大岩に座り作戦の立て直しをしていると・・・
美女に声を掛けられた。
以前にもこの場所で清楚な身なりの女性に声を掛けられたが・・・
この場所は美女との出会いのあるポイントか・・・
勢いを付けて一気に下流へ移動。

岩周りを攻めるとルアーが岩の下に潜り込んでロストする。
今回は2個
岩や沈んでいる流木にルアーが掛かるとロッドを煽ったり、張ったラインを急に緩めたりしてルアーを回収しようとする。
1個1,000円から2,000円もするので簡単には諦めない。
数分は頑張って回収しようとするが、最後は諦めてラインを強引に引っ張る。
するとビシッと言う音と共にルアーロスト。
流れの緩いところなら手を突っ込んでルアーを回収するが、その時に胸のポケットに入れてあったデジカメが川の中へ・・・なんて事もありました(汗)
足で岩を動かしてルアーを回収しようとして身体のバランスを崩して転倒。
7月位からの時期なら泳いでも良いですが今の時期は寒いです(爆)
ってな事で岩の下に潜り込んだルアーを諦めて強引にラインを引っ張ると・・・
ずっずずずずず・・・???
ルアー回収成功と同時にヤマメが付いてました(爆)
アベレージサイズのヤマメ9匹をキャッチ(^_^)/


サクラマス遠征第二弾 九頭竜川

4月8日(木)
朝6時に成田を出発
快適に飛ばして浜松SAへ
東名高速の沼津より先は初めて走りましたが大型が多く走りづらい。
ゆっくり走って2時半に福井の越前フィッシングセンターに到着。
8時間半のドライブは快適でした。走行606km
越前フィッシングセンターでネットリリーサーと釣り券を買い、九頭竜川のポイント地図を頂く。
今年のキャッチ数は多いが当然状況にもよるとのこと・・・



サクラマスの聖地、九頭竜川 ここで1本釣らなくては
今までに良く釣れているポイントは高屋橋右岸上流と下流。
土手の上で暫く作戦を考える・・・
そして今回は釣れるまで杭になることを決意して下流へ入る。
午後4時に釣り始めるも気配無し。
気温10度、水温9度
3回のライズがあったか6時まで粘って諦める。
宿は天然温泉「ゆ〜遊」へ
温泉でゆっくりして飲んでマッサージは癒されました。
年寄りは温泉が一番だよ(笑)


4月9日(金)
早朝3時半に起床して昨日と同じポイントへ。
気温4度、水温7度
車を降りると寒く風が強い。
なんとかなると思い釣り始めるも風は徐々に強くなる。
始めはミノーが弾丸の様に真っ直ぐに飛んで行き、飛距離は50mオーバー
風が強くなるとキャスティングが下手なのでミノーが風に煽られて失速。
飛距離が出ずに徐々に狙ったラインを通せなくなる。
2時間投げて少しの休みを繰り返し。
キャストしていると地元や他県のアングラーが声を掛けて来る。
時には30分以上も話し込む。
皆さんサクラマス病ですね、まぁ〜人のことは言えませんが(汗)
関東から来ているアングラーは俺だけでしたから(笑)
2時頃には見える範囲に釣師は居ない(爆)
6時まで投げ倒し降参
上半身が筋肉痛←若いので直ぐに出る(爆)
天然温泉「ゆ〜遊」へ戻り、温泉、垢すり、マッサージで癒される。


4月10日(土)
昨日同様に3時半に起きて4時半にはポイントへ行ったが既に良い場所は人が入っている。
さすが土曜日は釣師が多い。
キャストがやり難いのだか空いている場所へ入る。
帰りもあるから今日は11時まで釣ろうかと・・・思った時点で負け。
アッと言う間に11時。
ノーバイト。
完敗です。
九頭竜川杭作戦は失敗に終わりました。


帰り道、ナビが桜の名所足羽川の桜を案内してくれましたが、駐車場が無くゆっくり花見はできませんでした。
そして・・・「こばせ」へ行き、彼の三回忌に名付けられた「開高丼」なる越前ガニ丼をガッツリ食べようかと楽しみにしていたが期間限定メニューで断念。
http://www.kanshin.com/keyword/1040303
http://www.kobase.net/
時間も無いので蕎麦発祥の地?と言う滋賀県東近江の「伊吹野」へ
しかし待っている人が多いので諦めることに・・・
高速SAでの蕎麦に変更(涙)
美味しい物は何一つ食べられずに帰宅することに・・・
行きも帰りも富士山は見えず。
途中、豊田付近で事故渋滞1時間、横浜町田付近で事故渋滞1時間40分もロスしながら9時15分に成田着。
走行距離1254km
さて、次の遠征は・・・(^o^)


サクラマス遠征第一弾 追波川、赤川、荒川
さて今年もドMな釣りスタートです。
遠征第一弾は宮城県の追波川、山形県の最上川、赤川へ

1日目 17日(水)

朝6に自宅を出発、常磐道を北上し常磐富岡から国道6号へ、再び山元から高速で石巻へ。
ツアラーで途中2回の休憩を含め5時間30分のクルージングは全く疲れを感じない素晴らしい走りでした。
昼頃に追波川に到着すると気温は何と4度春なのに寒過ぎる修行のスタート
王水でラーメンを食べているとチョッとの間だが雪が舞い、Sちゃんと吹雪修行を思い出し益々やる気に(笑)
昼食後に風向きを確認して国交省側へ行ってみると15台位駐車している。
毎度のことだが堰のゲートは閉まっている。雪代は入っていない。流れはノーマル。
上がってくる釣師に話し掛けると堰下では釣れてないらしい・・・
勿論、地元最強釣師のA氏にも連絡を入れアドバイスを頂く。
国交省前のへ入ってみると濁りはあるが問題は無い。水温6度。
薄暗くなるまで投げ倒しバイト無しで諦める。
まぁ〜修行ですからこんなものでしょう。
車に戻り2年ぶりにA氏と再会して色々と情報を頂く。
その後、石巻市内のカーサ・デ・コスタで宿泊
食事も部屋の快適さ今一つ、価格からすれば仕方ないことだが・・・

2日目 18日(木)
車には1センチ程度の雪が積っていたので、暖気運転して雪を融かしてから5時に出発。
二日目も国交省側へ入ったが状況は厳しく、見える範囲では釣れていない。

11時まで投げ倒したがノーバイトで諦めて、山形県赤川へ向けて走り始める。
ナビを赤川へセットすると大雪注意報が出ているとアナウンスしている。
雪中釣行は良いのだか川の状況が悪く釣りにならないのは困る。
途中、山形の知人にメールで釣りができるか確認したら、最上川は無理だが赤川は大丈夫とのこと。
宮城県から山形県への山超え、山形道も月山付近は雪が多いです。
やたら凍結防止剤を道路に撒いているので車が真っ白に。

袖浦橋へ3時過ぎに到着
袖浦橋近くの民家が釣券販売所となっていたので購入することに。
出てきたお婆ちゃんが話し好きで子供の釣果自慢をじっくり聞きました。
釣券は日釣1500円、年券5000円なので明日も釣るし来年の3月まで有効だと言うので年券を購入。
早速釣り場へ向うと・・・何じゃこりゃ

川沿いの道路がメチャクチャ悪路。
橋から50mの所で停止して橋下で釣るか3段を目指すか暫く悩んだが・・・
折角来たので3段へ行くことに。
愛車は泥だらけ、悪路の水溜りが思ったより深く車の底を擦ること2回(涙)
苦労してたどり着いた3段下、やはり有名ポイントだけあり車が多く、釣師もビッシリ入っています。
3段から7つ目位の場所に運良く入れたので両側の釣師にご挨拶をして入れて頂く。
川に立った印象は、正直に言って難易度の高い管理釣場かな・・・
川岸はコンクリートの杭と板で作った護岸がありドン深となっている。
一通り辺りを観察して水温を計ってみると・・・4度、低いな・・・
対岸の人の表情も確認できるが、皆さん黙々とキャストandリトリーブを繰返している。
正にドMの頂点とでも言いましょうか、凄い世界だ(爆)
日が陰り気温が落ち始めると集中が途切れがちに・・・
隣の方が撤退、下流から来た地元のアングラーが言うには、急に水温が下がったので、今日は河口で1本しか上がらなかったとのこと。
明日はどうしようか、最上川も釣りにならないし・・・悪路をゆっくり走り抜けてホテルへ直行。
ホテルα-1酒田に宿泊、3900円ですが普通のビジネスホテルで新しくて綺麗です。



3日目 19日(金)
4時半に起床し赤川へ向う。
まだ薄暗いのに3段には車が沢山止まっている。
橋下も河口も良い所はアングラーが連なる様に入っている。
気温−3度、車外へ出て煙草を吸っていると深々と冷える。
暫く様子を見ていたが自分には釣れる気がしない(^_^;)
荒川を携帯でチェックすると釣れているではないか!
赤川は次回の楽しみとして、急遽予定外の荒川へ向うことにした。
車の少ない早朝の日本海側の道路「おばこおけさライン」のコーナーとアップダウンの連続でパドルシフトを使いツアラーの素晴らしい走りを堪能。

いずみや旅館へ直行すると、ご主人は川へ行っているとのこと・・・
現地へ行くと良いポイントに3名が居てチョッとの間に2名のアングラーが1本2本と釣り上げて、上流側のアングラーが俺だけ蚊帳の外と嘆いていました。
入る場所が無いので移動して護岸のポイントランチ(何時もランチタイムを取る場所なので)で落ち着く。
ここのポイントは地元のお爺ちゃんが毎日通う場所、今日はしっかりサクラマスを釣っています。
このお爺ちゃんは何時も流れの早い所でミノーを坦々と投げている。
投げると言ってもアンダーですが。
護岸のポイントからスタートすることにした。

水温6度、暫く攻めるもノーバイト。

ず夕方にもチャンスはあると確信してベストポイントへ。
いずみや旅館の御主人から電話があり、どちらに居ますかの問いに、今日のベストポイントと答えると、正解ですから暗くなるまで頑張って下さいと・・・

周りの釣師はスプーンを使っているので、自分はミノーでドン深から開きになる部分を攻める。
サクラを狙っていると時々こんな事をしていて釣れるのだろうかと思うが、必ず奴は居ると信じてその場の状況から考えられる手を尽くす。俗に言う引き出しを開けるなんて言い方もしますが・・・
集中してミノーでキャストを繰り返す。
クゥア〜クゥア〜と白鳥の鳴き声が聞こえると同時に、下流側から低空飛行で目の前を滑空していく白鳥の迫力に圧倒されたと同時に癒される。


その時は突然に・・・
立ち位置からルアーを引いて来ると掛け上がりを登り、更にストラクチャーがある。
ミノーがその掛け上がりとストラクチャーの中間に差し掛かった時に何かが当たった感じがあり直後にグッと引く感じがあった。マズメで集中していたこともあり、反射的にフッキングを入れた。しかしファイトはしない、確かに魚は掛かっているが全くドラグは滑らずにどんどん寄せられる。この引きはサクラか???チョッと拍子抜け、ウグイか何かのスレ掛かりか(笑)
近くに寄せて来るとキラキラと光ったのでサクラマスと確信、小さい声でフィッシュ!
しっかり口にフッキングをしていることを確認してからランディング・・・
しかし、アッと言う間に寄せたので元気良すぎてネットに入らない。
3、4回ランディングに失敗してやっとネットイン。
大空へ拳を突き上げて「やった!」と叫ぶシーンなのだが、ドラグも滑らずにあっさり釣れてしまい拍子抜け。自分のネットにサクラマスが入っているが実感が無い。
サイズが小振りだからなのか・・・
とりあえず、自分の読み通りで釣れたことは自信となるし、釣り方が間違っていないことも分かった。貴重なデーターもボケ気味の頭にインプットできた。
これからはデーターの蓄積を重ねて、徐々にサイズアップして行く楽しみもあると考えよう。
益々ドMな釣りが快感になるのが恐ろしいが・・・
ちなみにタックルはウエダSST-82-H、04ステラC3000、バークレイ16Lbにリーダーがナイロンの20Lb、シュガーディープ90Fのアカキン。


宿に電話してサクラマスが釣れた事を報告。
プロ級フォトグラファーの女将がカメラを持って来てくれました。
実はサイズが不満でリリースを考えていたのですが、突然晩酌を思い出して食べる事にして調理をお願いしました(笑)
いずみやの御主人に焼いて頂き、美味しく食べたのは言うまでもありません。
若いとは言え、流石に遠征三日目となると多少の疲労は出ます。
一杯飲んで部屋に戻ると爆睡でした。

4日目 20日(土)
4時半に起床、サクラマスは全体的に居ると思われるが、中流から下流の活性が高いので選んだポイントは2箇所、昨日に8本釣れた場所は夜中近くから場所取りしているので諦めています。
一番入りたかったポイントへ向かうと、既に西村氏の御一行が入っている。
仕方なく最上流の1番ポイントへ入ったがノーバイト。
中流域でウェーディングするもノーバイト。
前日に釣ったポイントは順番待ち状態なので対岸から攻めるもノーバイト。
ライントラブルもありチョッと早めの11時に終了。
タックルの片付けをしていると石巻のA氏からの電話があり、昨日から追波川の状況が良くなり仲間が何本も釣り上げたらしい。
ウッ!一瞬気持ちが揺らいで追波川へ行こうかと思ったが、冷静に考えると4日間も釣り歩いているから今回は見合わせることにさせて頂きました。
いずみや旅館で報告と精算を済ませてから、新しく開通した荒川胎内インターから高速道路へ。
阿武隈高原を過ぎた辺りから花粉を感じながらゆっくり走って6時間で帰宅しました。
千葉から宮城県の追波川、山形県の赤川へ、新潟県荒川の遠征はツアラーのお陰で運転の疲労も無く楽しいドライブでした。
ドM修行は続く・・・

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