下北沢演芸祭3日目
『桂雀三郎withまんぷくブラザーズバンド聴き放題』

佳さん

2007年2月15日(木)

春風亭昇太師匠プロデュースのこの演芸祭。 師匠本人が「これ、絶対に面白いよー」と言っていたので 一ヶ月も前にチケットを購入し、楽しみにしていました。 でも私、メンバーの顔も名前も・・・何人いるのかすら知りません。 ヨーデル食べ放題を最後まできちんと聴いた事もない、 そんな予備知識“ほぼゼロ”の状態で、 「劇」小劇場@下北沢へ行ってきました。

その名の通り、100席も無いのではないかという小さな小劇場。 開演時刻の19時を少し過ぎても、空席がありましたが、 「たったこれだけのお客さんの為に演奏してくれる」と思ったら 妙にワクワクしました。 一瞬、会場が暗くなり、 桂雀三郎withまんぷくブラザーズのみなさんが登場し、照明オン。 歌っているのが“雀三郎”っぽいな、などとぼんやりしていたら 早くもヨーデル食べ放題!!!(まだ2曲目くらいなのに!) いきなりコレやっちゃって、大丈夫なの?このバンド? と失礼なことを思ったら、なんのなんの。 このあとアンコールまでたくさん演奏されました。

ヨーデルの後、メンバー紹介などをし “雀三郎っぽい”と思っていた方がやっぱり師匠だと判明。 「アーティストなのに、なぜ【演芸】祭に呼ばれたのか分からない」 と仰る師匠でしたが、長年培ってきた「人を笑わせるチカラ」と「才能」、 そして「大阪人魂」が顔を出し、ボケればツッコみ、お笑い方面に・・・。 途中で山中さんのギターの弦が切れるというハプニングもありましたが、 弦を張り直している間も師匠の楽しいおしゃべりでつなぎ、 終始、和やかなムードでした。 空席の張本人が遅れて会場に入るたびに、 「今、来るんじゃないかと噂してました!」などと 三平師匠の台詞を言ってみたり、 「立って聴くような演奏じゃないからね」と謙遜し、 トークの途中にお客さんを席に座らせてくれる気配りも さすがでした。 曲の背景が分からないけれど、どんどん演奏してくれるので ノリで手拍子したり、一緒に歌ったりしている間に なんだか凄く楽しくなりました。

他の方のブログを参考にしたセットリスト。 (順不同&不完全ですが御容赦ください)

☆¨…...☆・★¨…...☆・★
  1. たこ焼き大阪
  2. ヨーデル食べ放題
  3. やぐら行進曲
  4. 二人のやぐら
  5. はまかぜラプソディー
  6. おもいでのなぎさ
  7. 身もだえて冬
  8. 寿限無
  9. おばあさんの古時計
  10. あぁ青春の上方落語
  11. ごっつうまうま
  12. 花粉でチャチャチャ
  13. それぞれの味
  14. サルサ・デ・ベツバーラ
  15. 煮えろ!水炊きよ
  16. コモエスタひとり鍋
  17. 忘れん坊のサンタ苦労す
  18. そよ風のラブソング
☆¨…...☆・★¨…...☆・★

終わって、暗転したかと思うと 「アンコール!!」と自ら言い出して歌ったり、 一度引っ込んだのでアンコールをすると 驚きの速さで出てきたり 最後の最後まで笑わせて「HAPPY」な気分にしてくれました。 桂雀三郎withまんぷくブラザーズのみなさまに感謝です。

そして・・・ こんな素敵なバンドの演奏を聴かせてくれる機会を作ってくれた 昇太師匠にも感謝です。

---------------------
おまけに、入り口に届いていたお花の画像を添付します。
会場のお花


佳さん、ありがとうございました。
(定吉とん注:下北沢演芸祭での桂雀三郎withまんぷくブラザーズライブは2月15日と16日にありました。)


HOME