高田文夫のラジオビバリー昼ズ
in お台場・デックス東京ビーチ

源兵衛さん

2001年7月20日(金・祝)

新橋駅からゆりかもめ(モノレール)に乗り込むと、夏休みに入って最初の祝日ということもあり車内は大勢の家族連れで通勤ラッシュ並みの混雑でした。コンピューター制御された車体は運転手のいない無人運転で、左右に東京湾を見ながら13分で[お台場海浜公園]に到着。そこから徒歩2分で目指すデックス東京ビーチに着きました。

朝、家を出る時には雲が空を覆っていたのでいくらか過ごしやすかったのですが、陽も差してすっかり蒸し暑くなっていました。特設スタジオに行くと小瀧詠一(TAKE−2の東貴博君)が普段着のままで音合わせをしているところでした。しばらくリハーサルを見ていると、スタジオのドアが開いて今日のスペシャルゲストの雀さんが出てきました。発売されたばかりの「サルサ・デ・ベツバ〜ラ」を差し出してサインをお願いしながら、新曲の手応えを尋ねると 「今回は「ヨーデル食べ放題」の記録を上回るオリコン上位を狙いたいですわ。30位以内を目指しています・・・」 と力強い言葉が返ってきました。その後リストーラさん、エルエールさん、リピートさんとメンバーが次々と外に出てきて皆さんにもサインをお願いしました。(リストーラさんはサッカーくじtotoを買いに行きました)

メインボーカルの雀さんとリピートさんは、怠りなく発声練習をしていました。高田文夫さんも今日はアロハシャツを着込んでくつろいでいたので「サルサ〜」のタイトルを書いてもらったことからサインをお願いすると気軽に歌詞カードにペンを走らせてくれました。 「[笑芸人]買いました。枝雀特集良かったです」 「有り難よ、知り合いにも宣伝してくれよォ」 と江戸っ子口調で頼まれちゃいました。まだ[笑芸人]を買っていない方はすぐに本屋さんへ行きましょう(^O^)/

本番が近づいてきて、まんぷくブラザーズの皆さんはステージ衣装に着替えるため、控え室に入ります。その頃になるとお客さんも少しずつ集まってきました。番組スタッフから拍手の練習や放送中の諸注意などがありました。 「とにかく今日は暑いですから、あまり盛り上がり過ぎて熱中症になってもいけませんから、熱くなり過ぎずほどほどに盛り上がってくださーい」(^-^) そのうちに時計の針は11時30分を指して、いよいよ本番を迎えました。 オープニングトークは冷房が効いたスタジオから高田さん、松村邦洋君、アシスタントの小口絵里子アナウンサーによって賑やかに始まりました。小口アナが外で汗ダクになっているリスナーに向かって 「今日は桂雀三郎Withまんぷくブラザーズのスペシャルライブがありますから、皆さんどうか興奮しないで下さいね」 と呼び掛けると、松村君が 「みんなくつろいでいるだけじゃないですか」 と冷静に突っ込みを入れられていました。(^O^)

コーナーが替わって、まんぷくブラザーズ・小瀧詠一それに今日のために週4回サルサ教室に通って踊りをマスターした火曜アシスタントの山本まゆ子アナウンサーが、狭いスタジオに入ってトークが始まりました。小口アナから 「ご紹介します、浪速のベンチャーズことまんぷくブラザーズの皆さんです」 オレンジの原色のサンバ風の衣装を身につつんだ雀さんは 「ちょっと(衣装が)ヒラヒラがついて地味目ですけど・・・」 「どこが地味やねん!!」 とリピートさん。 正午前になるとスタジオから炎天下のステージへまんぷくブラザーズが登場しました。暑さのため、いく分ヤケ気味に拍手を送る観客(主催者側発表2万人、実数150人)に、にこやかに手を振りながらスタンバイします。

高田さんから外の様子を聞かれた小口アナは 「天から直撃するキツイ日差し、地面のデッキからの照り返し、それに雀様のおでこからの照り返し・・・」 と三段落ちに使われる雀さん。 お台場名物のレインボーブリッジを前に見て、まずは定番の「ミュージックコンサートのテーマ」が披露されました。1曲目が唄い終わる頃には玉のような汗が、雀さんのおでことはだけた胸元に噴き出します。(因みに雀さんの胸元にはサインペンで書き込んだチープな胸毛が・・・)

「続いてはおかげ様で去年は10万枚売れた[ヨーデル食べ放題]を。宜しかったらご一緒に・・・」 拍手と歌声に包まれながら雀さんが唄っていると、スタジオから高田さんも出て来て手拍子をしていました。 「ヨーデル〜」が唄い終わると、いよいよ新曲「サルサ・デ・ベツバ〜ラ」が披露されました。今回は雀さんの歌に乗せて山本まゆ子アナが、この日のために特訓したサルサダンスを見せてくれました。女子アナとしては先輩にあたる小口アナからは 「山本はサルサで残業代を稼ぎました」 と暴露されていました。 それでもサルサダンスの先生とともに、汗まみれになりながらセクシーにフルコーラスを踊り切ると、お客さんはもちろん、まんぷくブラザーズの皆さんからも熱い拍手が沸き起こりました。

ライブの最後は小瀧詠一の「冷麺で恋をして」が唄われました。東君の衣装はプレスリーを意識したモノですが、素材がビニールで出来ているために通気性がなく、全身汗まみれで熱唱していました。ただCDを発売している割りには、番組スタッフが用意した歌詞が書かれたカンペを見ながら唄っていたのはご愛嬌でした。(^-^) 暑さのために進行が、シドロモドロになった小口アナもおつかれ様でした。 スタジオに戻って高田さんから 「ライブはどうでしたか?」 と聞かれた雀さん 「もう途中から頭がモウロウとしてきましたわ。汗があふれて顔が大瀧ですわ・・・」 番組は滞りなく進み、エンディングは高田さんを始め出演者全員が外のステージに現れ、松村君のモノマネが披露されると賑やかなうちに終了しました。

高田さん、雀さん、まんぷくブラザーズ、東君はじめ皆さんおつかれ様でした。暑い中、汗をかきながらがんばっていた番組スタッフの方々ご苦労様でした。おかげ様で楽しい休日を過ごすことが出来ました。有り難うございました。 以上、番組本番中は暑さのためポカリスエット500mlのペットボトルを3本飲み干した源兵衛がお伝えしました。


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