故宮博物院 | ||
入場料を払おうとチケット売り場へ向かうと、売り場のおばちゃんに注意される。言葉が聞き取れないのではっきりとは判らなかったが、どうやら1度館内の受付に行って何か手続きして戻って来い、ということらしい。受付は日本語が通じた。わかったのは、日本人は料金が無料だったことである。台湾と日本の何かの記念らしく、今は無料期間中だったのだ。だが、ここで僕とY瀬さん、焦る。というのも、日本人と証明するものを何も持ってきていなかったのだ。証明書はパスポートか免許証でよかったのにホテルに置いてきていた。仕方ない、正規料金を払うか、と思いつつ一応受付のお姉さんに忘れた旨を言ってみた。すんなりと手続きが済んでしまう。無料になったチケットを手に館内の特別展示場へ。
特別展示場を出て本館へ。
本館は全面改装の途中で、いくつかの展示が見れなくなっているようだ。
売店が目に入る。なるほど、ここでI川君は僕のお土産を買ったのだな。
一通り見て、売店へ。お土産にキーホルダーでも、と思ったのだが、何もかも高い。そのキーホルダーも展示物に沿ったものとはまったく関係なく、まるで高速道路のサービスエリアにつるしてあるレベル。ここで買うのは見送ることにした。 台湾の故宮博物院は、持ち出せる財に限りがあったとはいえ、想像以上に残念な展示内容である。韓国の国立民族博物館や戦争記念館のほうがはるかに見ごたえあるように思えた。台湾一の観光名所がこれでは、ほかも観光、という気分になれそうもない。台湾は観光目的で来る場所ではないのかもしれないなあ。 | ||