光華商場

光華商場

2004年11月5日、18:48:172004年11月5日、18:47:55
交差点からの風景。


DVDと古本は下へ。


地下1階


雑多な内部。いきなりVCDの洗礼。


 日本アニメがすごい。じっくり見るだけですごい時間がかかりそうだ。真剣に探そうと思ったら大変。と、僕の後ろから「AVビデオ、AVビデオ」と言う声が。どうやらどこかの呼び込みらしい。韓国と違って引っ張られていくわけでもなく、入り口付近でつぶやくように言っているだけなので、まったく害がない。Y瀬さんに「これこれ」と言われ、パッケージを見る。ビビアン・スーらしいが、印象が違うので僕にははっきりと判らない。エロテロリストはいないのかなー?後ろからは相変わらず「AVビデオ…」の声。判ったよ、後で見に行ってやるよ。(笑)通路を入って行く。フロアは小さなテナントでいっぱい。密度が非常に高い。
■歪む空間


Y「この間、これ買ったのよ」

 Y瀬さんが指差した先は「冬のソナタ」のDVDボックス。Y瀬さんは姪っ子に頼まれて購入したそうだ。1,700元(約5,780円)。安いが、もちろん韓国語音声で日本語字幕はない。おおっ「呪怨」だ。

ペ「この子の名前、としお君なんです(笑)」

 途中から急にエロでいっぱいに。仕切られていないからコーナーには女の子の姿も。妙に恥ずかしくなる。置いてある雑誌は日本の物だ。Y瀬さんがこの子はNHKハングル講座に出ていないか?と指差す。詳しいなぁ。でも僕は去年の三津谷葉子の方が好きだ。



通路の感じ。

■どんな字?


「アキラ」発見。

 あー、でももう持っているしなぁ。持っている物を調べてどうするんだ。宇宙戦艦ヤマト(劇場版ボックス)全部で1,350元(約4,590円)。

Y「ファーファンティエンあるよ、ファーファンティエン」

 僕がえ?と判らないでいると、ヨン様の、とY瀬さん。ホテリアDVDボックスだった。Y瀬さんは何でこんなに知っているんだろう?(笑)ハングルで見るとホテリ「ア」ではなく、ホテリ「オ」なんだね。

 一応、ここはアニメが揃っている。金田一少年の事件簿もある。ルパン三世のボックスとかはないのだろうか?Y瀬さんに言うと、ルパンてどんな漢字を書くのか?と言う話に。僕はさっぱり判らない。写真がないと僕はアウト。

 VCDでチングを発見。猟奇的な彼女も発見。VCDは99元(約336.6円)均一だ。うーん、惜しい。DVDならお土産にぴったり。(笑)

Y「ブラックジャックはどう?」
ペ「ありますねぇ、ブラックジャック。あっ、三国志(横山光輝版)がある」

 VCDかー、残念だ。650元(約2,210円)。
■忍び寄る気配

 次の店へ。コピー物は市場から一掃された、なんて言っているけど、結構あるじゃないか。アニメはあるが、別の物に興味が行く。「アメリカ軍突撃隊」が面白そう。ディスカバリーチャンネルのだ。Y瀬さんは、わざわざ日本で高いもの買ったんだけどなー、とぶつぶつ言っている。580元(約1,972円)。思ったよりも高い。これは本物なのでは?リージョンを確認して見る。台湾のリージョンは「3」だ。この商品はリージョンが「ALL」である。価格が高いが、片面一層なところからみてもコピー物と断言。Y瀬さんはええー?なんて怪訝そうな顔をしている。多分、このコーナーに「2(Dual)Layer」と書かれている物はないであろう。

 三つ目がとおるDVDボックス、1,660元(約5,644円)。高いのか?安いのか?お前いったい…。あっリージョン3だ。これは本物。高いなー、と思った。(笑)正規版と思われる三国志DVDボックスを発見。1,500元(約5,100円)。でも、一緒についている本が怪しい。コピー物の気配濃厚。

 僕の欲しいものがない。アキラ650元(約2,210円)。安すぎる。しかしリージョンが…。良く判らなくなってきたが「単面(片面一層)」とあるので、コピー物と結論。


蛍の墓が2種類ある。怪しい。

 ああっ、釣りキチ三平があるっ!…でもアニメ版はなぁ。これだけあっても僕の欲しいものはないんだな。僕の欲しい物は台湾では古いのかもしれない。音楽CDコーナー発見。韓国映画音楽が見たい。中文最新コーナー。女子十二楽坊…日本より少し安い程度。今ひとつ韓国映画コーナーが判らず。韓流とか書いてない。次の店へ。



通路を奥に進む。
ポータブルプレイヤーとか、服とか靴を売っている店を「極まれに」見かける。

■首をかしげる

 アニメコーナー。さっきの店よりは多い。どーも欲しい物がない。ちびまる子ちゃんVCD発見。TVのボックス、となったらDVDではなく、VCDになるのだろうか?


砂の器とか。

 僕もY瀬さんも日本のドラマをほとんど見ないので知らない。だが、知らないだけまとまった状態で買うとお得かもしれない。うる星やつらのボックス。惜しい、VCDだ。次の店へ。


■呼ばれてます

 さらにアニメが充実。初めてガンダムSEED以外のガンダムを見つけた。ん!?…ヤマト2。TVシリーズ2のボックス。これはいいな。リージョン3なので本物だろうか?それにしては安い。2,000元(約6,800円)。今までの中で1番欲しいと思った。候補1。


これがイ・ビョンホンですよ。と、指差す。今ビョン様と呼ばれる…。

Y「ビョン様って呼ばれてるの?(笑)」
ペ「ええ、今ビョン様ですよ(笑)」

 ここにも缶入りブラザーフッドがある。350元(約1,190円)。共通価格なのか?

 あっ、角川映画。…と思ったら、VCD。惜しい。DVDだったらいくつか買っていくのに。角川映画が結構好きだ。野獣死すべしとか、戦国自衛隊とかDVDで安かったら欲しい。角川セットとかあればいいのに。

 ここはアニメに力が入っていて良い感じだった。たまたま日本人をターゲットにしているだけなのか?次の店へ。


 古本屋。台湾の模型雑誌を探しに突入。筆談で聞いて見ると、あっさり「ない」と。いったいどこに行ったら買えるのか。この古本屋はDVDも扱っている。Y瀬さんは「アトム(アストロボーイ)」を発見。これは新しい方のアトムだ。先ほどから手塚治虫のアニメをよくみかける。ひょっとして台湾で大人気?

■アドバイス

次の店。あっ、さっきの店より高いくせに特価とか書きやがって。


缶入りのブラザーフッド。
韓国語の原題は「太極旗を翻して」だが、
北京語の題名は「太極旗」。


韓国映画が特売されている。

 The Classicが299元(約1,016.6円)。安い。もう持っているからいらないけど。そんなことを言っているとY瀬さんは安いから、捨てると思って買って行けばいいのよ(笑)」うーん、こんな風に漢字に入れ替えられると元の映画が何か判らなくなる。韓国映画など、ハングルがなかったら判らない。

 この異常にでかい箱は何だ?…孫子の兵法。ヒストリーチャンネルでやっていたやつか?でも言葉が判らないので致命的だ。


この西遊記も気になるのだが。

 Y瀬さんは字幕を出しながらなんとなく見てると内容も自然と判る、と言っているが、僕は根気がないのでだめだ。韓国映画の「スキャンダル」で身に沁みた。次の店へ。僕はすでに方向が判らなくなっている。1人でこの建物から出られるか?となると出れないかもしれない。


ここで1周したかな?と思ったらまだ半分だった。

■判らない商品

次に入った店で、北斗の拳とゲッターロボを発見。ゲッターロボは新しいOVA版のものだ。

 ここはこれまでよりもアニメが多い。ガンダムXってすごい漢字になる。「鋼銃」でガンダム。ヤマトは1〜3まで全部あった。ヤマト2の価格調査。さっきの店と同じ価格。…うーむ、ヤマト3はボックスに入っているのに、中身は1巻で隙間は発泡スチロールで埋められていた。ヤマト3はもっと話数があったはずだが、これから続いて発売されるのか?

 ルパンはない。サンダーバードのボックス発見。ボックスは1と2に分かれている。キャプテンスカーレットも発見。謎の円盤UFOはないのか?とY瀬さん。あったら僕も欲しい。パッケージを見て落胆。音声・字幕ともにEnglish/Chineseだった。そういうところで二の足を踏んでしまう。サンダーバードのボックスは1つ1,250元(約4,250円)だった。


これがよく判らない。

 さっきの店にもあったが、ファイナルファンタジーのDVD。坂口監督の例の劇場版ではない。ファイナルファンタジーXとX-2の写真が。こんなもの日本では発売していない。いったい何これ?しかもラベルの特価500元(約1,700円)が、バッテンついているってお前いくらなんだ?(笑)どこにも書いてない。それにしてもここは良い。お気に入りに追加。


VCDの「精選」と言うシリーズ。
どういう基準で選ばれているのか判らないが、
日本のアニメベスト版のようだ。
200元(約680円)。

The Classicの価格調査。270元(約918円)。
さっきのところよりも安い。


野鳥の世界とかもいいなぁ。


 僕はどこへ向かったらいいのか判らないのにY瀬さんがすいすいと行くので聞いて見ると、店の上に番号を振った看板が下がっているのでそれを見ると良い、と教えてくれた。なるほど、これなら判りやすい。はあ、クラクラしてきた。情報量もそうだが、たぶん排気ガスで気持ち悪くなっているのもある。
■願い

 漫画屋さんに入る。竹本泉を探しているとY瀬さんが手伝ってくれることに。説明に困る。マイナーで、アスキーで、エンターブレインで、コミックビームで…。

Y「そういうのは期待しない方がいいんじゃないかなぁ」

 事前に仕入れた情報だと、古本屋で見つけたとあったがどうなのだろう?時期が判らなかったし。うーむ、こうしてじっくり見れるのは良い。韓国だと店員が寄ってきてなかなか探索に没頭できない。僕が初めて行った頃の東大門辺りの店は、こんな風にゆっくり選べて好きだったが、今は変わってしまった。ここは変わらないで欲しい。


だめだ、多すぎるし、分類法が謎。
探してられない。

 ちょっとした親切に出会う。僕はリュックからデジカメのポーチを下げていて、このときは使用していたので口が開いたままになっていた。それを見かねた青年が教えてくれたのである。口が開いてるのを判ってはいたものの、こう言うのはありがたい。とてもいい気分になった。



光華商場の奥は古本屋が多い。漫画は「漫書」と書くのか。

■韓流
 またDVDを狙いに進む。入り口だけ普通の映画で中は全部エロ。あっ、「韓国」の文字。韓国作旧…韓国のエロだった。(笑)


吊るし
のDVD。
パッケージがプラスチックケースに入っていず、紙ケースだ。
まるでゲームの体験版。安い、1つ50元(約170円)。
3つで100元(約340円)。
知らない作品ばかりで、さっぱり判らない。

■候補決定

 セキュリティーが入っている店へ。そういえばこのフロアはテナントの数がものすごいのに垣根が甘い。商品構成も似ているし、万引きされても判らないのではなかろうか?


イ・ヨンエ様の大長今が。…VCDかぁ。DVDなら!


これはゲーム?でもパッケージが。(笑)
コピーなの?

 言語があまり関係なさそうなドキュメンタリーシリーズ。アイマックスもある。1枚辺り200元(約680円)。買っていってみようかな?

ペ「何?これセットで買えってか。(笑)1からナンバリングが13まで。キッツイなぁ。まさかディスカバリーチャンネルじゃないですよね」

 それだったら痛い。パッケージ写真から判断するに、いらないものもあるが抜けたナンバーを見て、後から買って行けば良かったとなると悔しいし。うー、どうしよう?リージョンALLだしなぁ。はぁー、これとヤマトか。(笑)ドキュメンタリー物、購入候補に決定。

 うわっ、宇宙人解剖っ!前にTVでやってたやつだ。まだ全部の店は見ていない。とりあえず様子見。
■余計なお世話


放し飼いにされている犬。
ここで食事を摂っている。


 エロでいっぱいのお店。

ペ「女の店員が店番しているところでエロは買いづらいんじゃないですかね?それとも気にしないのかな」


 音楽CDがたくさん置いてある店。筆談で韓国映画音楽があるか聞く。コーナーに案内されると確かに韓国音楽があったが、映画音楽ではなかった。下段に日本音楽のコーナー。山下達郎はないかな?あった!…アニメの曲(アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル)じゃないか。残念。日本の音楽CDのコピー物には出会わないなぁ。韓国で売っていた「勝手にベストCD」みたいなのを期待していたのだが。

■機会を逃す


アニメに力を入れている店。ガンダム08小隊と0083、0080。
DVDのボックスも多い。


宮崎駿コーナーでは、ラピュタ520元(約1,768円)。


ガオレンジャーセットって、アンタ。(笑)
Y瀬さん、ガオレンジャーって何?と。
ペ「いや〜、我々の世界でガオレンジャーと言えば相当なもので」

 一通り回って判ったが、どの店もジャンルが一般とエロの比率は半々で、メディアはVCD、DVD、CDの順に多い。商品はほとんど同じ物が置いてあり、買うときは商品を探すというよりも価格を調べて回る感じとなる。一般作品とエロ作品が仕切られていないのは国民性か?

 これで1周。あのAVビデオと言っていた人の姿は消えていた。トイレに立ち寄ってから1階の方も見学。

1階


フロア全体はPCパーツ、生メディアでいっぱい。
生メディアは1枚〜スピンドル単位のがあった。
DVD-Rは情報どおり安い。
しかし、品質が怖くて購入にいたらず。

と言うのも以前、台湾製のメディアを買って焼いたら
4GBを越えた辺りで記録が甘くなってしまったり、
時間が経つと消えてしまったりしたからだ。
使用前に使えなくなったものすら。(泣)

これだけあると確かな品質のものもあるだろうが、
今は調べる装置も暇もない。


薄型DVDプレイヤー。


デスクトップ型ケース。

■台湾テイスト

このフロアには自販機がある。
2004年11月5日、20:07:21
のどが渇いたので一休み。
缶ジュースが18〜20元(約61.2〜68円)。
紙パックジュースが15元(約51円)。

僕とY瀬さんは紙パックジュース。
「鮮果多」のグレープ。
果物が多い、と書いてあるので選んだ。
ものすごく甘い。
まるで韓国みたいだ。

Y瀬さんが紙パック横の成分表を見ている。
神経質かと思われるくらい細かく成分が羅列されている。
それにもかかわらず、「果汁」が何%かはどこにも表示していない。
果物が多い、と書いてあるのに。

果汁が1%単位で表示している韓国と比べて
台湾は大雑把なの?

午後7時7分(日本時間午後8時7分)。
時間が心配になる。
Y瀬さんは夜から陳さんと会う予定だったからだ。
僕はここまで来たからには新光華商場も見たい。
するとY瀬さんは予定を翌日に延ばして、僕につきあってくれることになった。
Y「別に今日じゃなくちゃならん、て訳じゃないのよ」

■ここで使わずして

新光華商場

新光華商場は、道路を挟んで光華商場の向かいにある。
光華商場に比べると規模が小さく、地味な建物。
僕はともかく、Y瀬さんも初めて入る場所。


1階

1階はほとんど通路。入り口付近にゲーム系、軽食のお店があるのみ。

奥に進むと歌が聞こえてきた。

♪〜リアー、ルなー、世っかーいにゆぅれてる感情ぉー
負けーたーくなーいもー、ただー、走るしか〜

倖田來未。ファイナルファンタジーX-2の
はっちゃけユウナのテーマ。
ゲームショップがあるのか?
音に誘われて2階へ。


2階

上がって右側の店は入り口にセキュリティ。
店内は日本のアニメとエロゲーの世界だった。
今までにない規模のアニメDVD。
今までにない専門店ぶり。

日本のアニメ絵系エロ漫画もそのまま入っている。
ぜんぜん規制されていないじゃないか。(笑)

DVDはやはり、90年代からの新しいものしかなく、
僕はヤマトの他に買いたいものがなかった。

価格調査の結果、ヤマト2が特価
1,980元(約6,732円)と、今までの最低価格だったので
購入することにした。

ペ「これください(北京語)」

レジでトラブル発生。
POSレジを使用しているのだが、ヤマト2のJANコードを読み込むと
ラベルとまったく違う高価格表示。

ついにこの言葉を使うときが来たか!

ペ「高いよ!!!(北京語)」

レジ登録を間違っていたのだろう。
店員は同僚に相談しながら
どう訂正したらいいか悪戦苦闘。

挙句に、
ヤマト2を勝手に開封。

ああーっ。

ボックス内1巻1巻のEAN(日本ではJAN)コードを読み込ませて
訂正する方法を選んだのだ。

お前ら、開けるのはいいけど、一言客である僕に断ってから開けろよっ!!!!!!
同意を求める素振りくらい見せてもいいだろー?

そんな気持ちになったが、北京語に出来ず
なされるがままになる。(笑)

僕はそれでも、
開封したものとは別に未開封の在庫を手渡してくれるものと信じていたが、
次の瞬間、見事に裏切られた。

適当に破られたシュリンクパックのボックスをそのまま渡されてしまう。
ぬうっ…。
この気持ちはどこにぶつけたら良いのだ。(苦笑)

Y瀬さんはどうしたの?という感じで覗き込んできた。
経緯を説明。
何でもありだから、と笑うY瀬さん。

これが噂に聞く台湾人のアバウトさか、と思う。
僕は韓国で似たような体験をして慣れているからよいものの、
これは韓国以上だ。
普通の日本人なら面食らってしまうであろう。

さて、台湾のお店では商品を「そのまま渡される」ことが多い。
Y瀬さんによると台湾は、
エコロジーの一環としてこういったお店でもコンビニでも、
ビニール袋を渡さない習慣になっているらしい。
なのでY瀬さんはスーパーのビニール袋を持参しているし、
僕はリュック。万引きについて心配したのはこの習慣のせいもある。

とりあえず、
アニメ狙いならここで事足りるのではなかろうか?
店員はがさつだが。

■天国に1番近い島

同じ2階には、もう1軒DVDを取り扱っている店がある。
どうやら2階はこの2軒だけのようだ。

入り口から見えるモニタで「8時だヨ!全員集合」が流れている。
そういえば台湾でドリフの人気はすさまじく、
志村けんなど、空港に着くやいなや、
ヨン様よりももみくちゃにされてしまうという。

…けん様。

ドリフのボックスがあったら欲しいぞ!
僕もY瀬さんも
そんな気持ちで突入したら、

エロ100%。

広い店内は、エロVCDとDVDで満たされていた。
入り口の映像はいったい何なのか。
どこにも痕跡がない。

VCD、DVDともに
ケース入りのと、先ほどと同じ「吊るし」のがあった。
違いは、安っぽいパッケージではなく、
手の込んだ印刷がなされていることだ。

調べて見るとケース入りは
プレスされたちゃんとした商品で、
吊るしは4倍速DVD-Rだった。
ケース入りは判らないが、吊るしは間違いなくコピー物であろう。

吊るしは1枚から買えるが、
3枚、5枚と増えるにしたがって割引が適用され、
9枚だと1,000元(約3,400円)になる。格安。
これがVCDだとただ同然。

エロエロ天国。

その天国、店内を1周しての調査結果。

日本のエロ90%、
残り10%が台湾と韓国、そして欧米系のエロだった。

エロ輸出大国、日本。
はずかしーっ。(笑)

帰国してタイトルを検索したところ、作品は
ほぼリアルタイムで入ってきているようだ。

地下へ。


地下1階

食料品、東洋画の用具を扱うお店があるが、
ほとんどエロDVDのお店。店舗の大きさは2階の方が大きいし、
価格も2階の方が安いと思う。
在庫の点でも勝てるとは思わないが、どうやって競争できているのだろう?
会員割引がすごいのかな。(笑)

■外れは当たり

新光華商場付近
新光華商場のすぐ近くに「音楽広場」とあったので、
音楽CDがあるかと入ってみた。やはりY瀬さん未知の場所。
実際のお店は地下にある。

2004年11月5日、21:32:37
入り口付近はポスターがいっぱい。
「18歳以下禁止」を見て、
僕とY瀬さんはまたエロエロ天国なのかと、多少躊躇。

が、店内は予想に反して普通のお店。
エロもあるにはあるが、
光華商場の比率に比べると少ないと思う。
VCD、DVDの特価コーナーが充実。

音楽CDはほとんどなく、
韓国コーナーが用意されているも、僕の欲しいものはない。

あっ、ショック。
ヤマト2が1,950元(約6,630円)。
うわー、ここで買えばよかったぁ。(泣)

他にも軍事ドキュメンタリー物が
前の店では200元(約680円)だったが、
ここは170〜180元(約578〜612円)と安い。
特に僕が狙っているのは13枚組なので、差は広がる。

Y瀬さんによると、台湾のお店は
ちょっと中心から外れたほうが安くなるらしい。
うー、もっと早く知りたかった。

決めた。
軍事ドキュメンタリー、買うならここだ。

しかし、今はのぼせているので
一晩間を置いてからにしよう。

明日の朝目覚めたとき、まだ欲しかったら
ここへ来よう。

2004年11月5日、21:33:012004年11月5日、21:33:13
通りに面する入り口。右の写真の黄色い看板が「新光華商場」の入り口。

ドリフはいったいどこに売っているのか。


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