セキュリティーが入っている店へ。そういえばこのフロアはテナントの数がものすごいのに垣根が甘い。商品構成も似ているし、万引きされても判らないのではなかろうか? |
イ・ヨンエ様の大長今が。…VCDかぁ。DVDなら!
これはゲーム?でもパッケージが。(笑)
コピーなの?
言語があまり関係なさそうなドキュメンタリーシリーズ。アイマックスもある。1枚辺り200元(約680円)。買っていってみようかな?
ペ「何?これセットで買えってか。(笑)1からナンバリングが13まで。キッツイなぁ。まさかディスカバリーチャンネルじゃないですよね」
それだったら痛い。パッケージ写真から判断するに、いらないものもあるが抜けたナンバーを見て、後から買って行けば良かったとなると悔しいし。うー、どうしよう?リージョンALLだしなぁ。はぁー、これとヤマトか。(笑)ドキュメンタリー物、購入候補に決定。
うわっ、宇宙人解剖っ!前にTVでやってたやつだ。まだ全部の店は見ていない。とりあえず様子見。 |
放し飼いにされている犬。
ここで食事を摂っている。
エロでいっぱいのお店。
ペ「女の店員が店番しているところでエロは買いづらいんじゃないですかね?それとも気にしないのかな」
音楽CDがたくさん置いてある店。筆談で韓国映画音楽があるか聞く。コーナーに案内されると確かに韓国音楽があったが、映画音楽ではなかった。下段に日本音楽のコーナー。山下達郎はないかな?あった!…アニメの曲(アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル)じゃないか。残念。日本の音楽CDのコピー物には出会わないなぁ。韓国で売っていた「勝手にベストCD」みたいなのを期待していたのだが。 |
アニメに力を入れている店。ガンダム08小隊と0083、0080。
DVDのボックスも多い。
宮崎駿コーナーでは、ラピュタ520元(約1,768円)。
ガオレンジャーセットって、アンタ。(笑)
Y瀬さん、ガオレンジャーって何?と。
ペ「いや〜、我々の世界でガオレンジャーと言えば相当なもので」
一通り回って判ったが、どの店もジャンルが一般とエロの比率は半々で、メディアはVCD、DVD、CDの順に多い。商品はほとんど同じ物が置いてあり、買うときは商品を探すというよりも価格を調べて回る感じとなる。一般作品とエロ作品が仕切られていないのは国民性か?
これで1周。あのAVビデオと言っていた人の姿は消えていた。トイレに立ち寄ってから1階の方も見学。 |
フロア全体はPCパーツ、生メディアでいっぱい。
生メディアは1枚〜スピンドル単位のがあった。
DVD-Rは情報どおり安い。
しかし、品質が怖くて購入にいたらず。
と言うのも以前、台湾製のメディアを買って焼いたら
4GBを越えた辺りで記録が甘くなってしまったり、
時間が経つと消えてしまったりしたからだ。
使用前に使えなくなったものすら。(泣)
これだけあると確かな品質のものもあるだろうが、
今は調べる装置も暇もない。
薄型DVDプレイヤー。
デスクトップ型ケース。
このフロアには自販機がある。
のどが渇いたので一休み。
缶ジュースが18〜20元(約61.2〜68円)。
紙パックジュースが15元(約51円)。
僕とY瀬さんは紙パックジュース。
「鮮果多」のグレープ。
果物が多い、と書いてあるので選んだ。
ものすごく甘い。
まるで韓国みたいだ。
Y瀬さんが紙パック横の成分表を見ている。
神経質かと思われるくらい細かく成分が羅列されている。
それにもかかわらず、「果汁」が何%かはどこにも表示していない。
果物が多い、と書いてあるのに。
果汁が1%単位で表示している韓国と比べて
台湾は大雑把なの?
午後7時7分(日本時間午後8時7分)。
時間が心配になる。
Y瀬さんは夜から陳さんと会う予定だったからだ。
僕はここまで来たからには新光華商場も見たい。
するとY瀬さんは予定を翌日に延ばして、僕につきあってくれることになった。
Y「別に今日じゃなくちゃならん、て訳じゃないのよ」
新光華商場
新光華商場は、道路を挟んで光華商場の向かいにある。
光華商場に比べると規模が小さく、地味な建物。
僕はともかく、Y瀬さんも初めて入る場所。
1階はほとんど通路。入り口付近にゲーム系、軽食のお店があるのみ。
奥に進むと歌が聞こえてきた。
♪〜リアー、ルなー、世っかーいにゆぅれてる感情ぉー
負けーたーくなーいもー、ただー、走るしか〜
倖田來未。ファイナルファンタジーX-2の
はっちゃけユウナのテーマ。
ゲームショップがあるのか?
音に誘われて2階へ。
上がって右側の店は入り口にセキュリティ。
店内は日本のアニメとエロゲーの世界だった。
今までにない規模のアニメDVD。
今までにない専門店ぶり。
日本のアニメ絵系エロ漫画もそのまま入っている。
ぜんぜん規制されていないじゃないか。(笑)
DVDはやはり、90年代からの新しいものしかなく、
僕はヤマトの他に買いたいものがなかった。
価格調査の結果、ヤマト2が特価
1,980元(約6,732円)と、今までの最低価格だったので
購入することにした。
ペ「これください(北京語)」
レジでトラブル発生。
POSレジを使用しているのだが、ヤマト2のJANコードを読み込むと
ラベルとまったく違う高価格表示。
ついにこの言葉を使うときが来たか!
ペ「高いよ!!!(北京語)」
レジ登録を間違っていたのだろう。
店員は同僚に相談しながら
どう訂正したらいいか悪戦苦闘。
挙句に、
ヤマト2を勝手に開封。
ああーっ。
ボックス内1巻1巻のEAN(日本ではJAN)コードを読み込ませて
訂正する方法を選んだのだ。
お前ら、開けるのはいいけど、一言客である僕に断ってから開けろよっ!!!!!!
同意を求める素振りくらい見せてもいいだろー?
そんな気持ちになったが、北京語に出来ず
なされるがままになる。(笑)
僕はそれでも、
開封したものとは別に未開封の在庫を手渡してくれるものと信じていたが、
次の瞬間、見事に裏切られた。
適当に破られたシュリンクパックのボックスをそのまま渡されてしまう。
ぬうっ…。
この気持ちはどこにぶつけたら良いのだ。(苦笑)
Y瀬さんはどうしたの?という感じで覗き込んできた。
経緯を説明。
何でもありだから、と笑うY瀬さん。
これが噂に聞く台湾人のアバウトさか、と思う。
僕は韓国で似たような体験をして慣れているからよいものの、
これは韓国以上だ。
普通の日本人なら面食らってしまうであろう。
さて、台湾のお店では商品を「そのまま渡される」ことが多い。
Y瀬さんによると台湾は、
エコロジーの一環としてこういったお店でもコンビニでも、
ビニール袋を渡さない習慣になっているらしい。
なのでY瀬さんはスーパーのビニール袋を持参しているし、
僕はリュック。万引きについて心配したのはこの習慣のせいもある。
とりあえず、
アニメ狙いならここで事足りるのではなかろうか?
店員はがさつだが。
同じ2階には、もう1軒DVDを取り扱っている店がある。
どうやら2階はこの2軒だけのようだ。
入り口から見えるモニタで「8時だヨ!全員集合」が流れている。
そういえば台湾でドリフの人気はすさまじく、
志村けんなど、空港に着くやいなや、
ヨン様よりももみくちゃにされてしまうという。
…けん様。
ドリフのボックスがあったら欲しいぞ!
僕もY瀬さんも
そんな気持ちで突入したら、
エロ100%。
広い店内は、エロVCDとDVDで満たされていた。
入り口の映像はいったい何なのか。
どこにも痕跡がない。
VCD、DVDともに
ケース入りのと、先ほどと同じ「吊るし」のがあった。
違いは、安っぽいパッケージではなく、
手の込んだ印刷がなされていることだ。
調べて見るとケース入りは
プレスされたちゃんとした商品で、
吊るしは4倍速DVD-Rだった。
ケース入りは判らないが、吊るしは間違いなくコピー物であろう。
吊るしは1枚から買えるが、
3枚、5枚と増えるにしたがって割引が適用され、
9枚だと1,000元(約3,400円)になる。格安。
これがVCDだとただ同然。
エロエロ天国。
その天国、店内を1周しての調査結果。
日本のエロ90%、
残り10%が台湾と韓国、そして欧米系のエロだった。
エロ輸出大国、日本。
はずかしーっ。(笑)
帰国してタイトルを検索したところ、作品は
ほぼリアルタイムで入ってきているようだ。
地下へ。
食料品、東洋画の用具を扱うお店があるが、
ほとんどエロDVDのお店。店舗の大きさは2階の方が大きいし、
価格も2階の方が安いと思う。
在庫の点でも勝てるとは思わないが、どうやって競争できているのだろう?
会員割引がすごいのかな。(笑)
新光華商場付近
新光華商場のすぐ近くに「音楽広場」とあったので、
音楽CDがあるかと入ってみた。やはりY瀬さん未知の場所。
実際のお店は地下にある。
入り口付近はポスターがいっぱい。
「18歳以下禁止」を見て、
僕とY瀬さんはまたエロエロ天国なのかと、多少躊躇。
が、店内は予想に反して普通のお店。
エロもあるにはあるが、
光華商場の比率に比べると少ないと思う。
VCD、DVDの特価コーナーが充実。
音楽CDはほとんどなく、
韓国コーナーが用意されているも、僕の欲しいものはない。
あっ、ショック。
ヤマト2が1,950元(約6,630円)。
うわー、ここで買えばよかったぁ。(泣)
他にも軍事ドキュメンタリー物が
前の店では200元(約680円)だったが、
ここは170〜180元(約578〜612円)と安い。
特に僕が狙っているのは13枚組なので、差は広がる。
Y瀬さんによると、台湾のお店は
ちょっと中心から外れたほうが安くなるらしい。
うー、もっと早く知りたかった。
決めた。
軍事ドキュメンタリー、買うならここだ。
しかし、今はのぼせているので
一晩間を置いてからにしよう。
明日の朝目覚めたとき、まだ欲しかったら
ここへ来よう。
通りに面する入り口。右の写真の黄色い看板が「新光華商場」の入り口。
ドリフはいったいどこに売っているのか。