≪ 「子育て」講演の要点 ≫
・誰が子供のことを決めるのか?教会、国、学校ではなく、「親」の責任です。親には子供を罰する権利があり、教会はしつけを親に任せるのが良いです。
・神様と神様の御言葉を親が家でいつも教えるべきです。教会で教えるのではありません。(申命記6:5-7引照)
【例】ユダヤ人は家庭で聖書を毎日暗記します。その御言葉を守るように心懸けているのでユダヤ人は道徳が優れていて、ギャングや犯罪も少ないです。
・御言葉にある「驚く」は、神様の御言葉が驚くほど素晴らしいという意味です。私たちは神様の御言葉が素晴らしいから守ります。「厳しい」、「罰がある」などの理由で守るのではありません。(詩篇119:129引照)
【例】TV番組のセサミストリートで「子供が自分のルールを決める」とされていたが、それは間違いです。子供はまだ善悪の境界線をもっていないから、家庭のルールは親が決めるべきです。
・神様の御言葉は世代から世代に受け継がれるため、親は子供の次の世代まで考えて子育てをすべきです。そのため親の子育ては孫を見るとわかると言えます。
神様の御言葉は御子イエス・キリストをいけにえとして立てる愛があります。
(詩篇119:89-90引照)
・神様は直接に手をくださないで、親の責任に任せます。神様は御言葉を与えて、親はそれを行います。
親は子供に善悪を判断させて、決めるように導きます。子供の自由に任せるのではなく、親が正しく導くことは子供の将来に影響します。
【例】エルキンズ先生のお母さんは「あなたはそれがいいことだと思います?」と子供に尋ねて正しく導きました。
【例】コロラド州の教会で子供がバスケットの試合に行くか、教会に行くかを自分で選ばせました。その結果、子供は次第に教会から離れて行きました。
・聖書の翻訳が色々と変わっても、神様の真理が変わることはありません。
・子供の教育に一番影響を与えるのは「父親」です。聖書によれば、母よりも父の比重が重いです。(エペソ6:4引照)
・子供に自由を与えすぎると、間違った方向に行くことがあります。何のルールも境界線もないのはよくないです。神様の教えを子供に見せて、隠さず伝えて行くべきです。(詩篇78:4-7引照)
【例】10歳の子供がテレフォン・クラブに登録するというショッキングな事実があって警察に通報されました。自由がありすぎると、成長出来ません。
【例】昭島で12歳の子供がビジネスマンとの性交渉により妊娠しました。子供に携帯電話を安易に与えるのは危険です。
・子供にも自我があります。子供の要求をずべて受け入れることは良くないです。子供が親を支配することになってしまうからです。
【例】子供がいつも「抱かれていたい」という欲求で泣きます。
・神様のことを教えるのは、教会でなく親の責任です。教会と子供が接するのは1年に約50時間ですが、母と接するのは3000時間以上もあるからです。
・親よりも子供のことを愛するものはありません。
・料理を作る時間があって、祈りと聖書を読む時間がないというのはいいわけです。祈りと聖書を読む時間を毎日のスケジュールに入れるべきです。子供の心と魂にすばらしい影響を与えます。親がいつも行っていれば、子供はいやと思わず当然のことのように行います。
【例】エルキンズ先生の家庭では子供が5歳になると家族で聖書を短く読みました。訪問客に対して、6月に聖書を読むことを勧めていっしょにしたら、クリスマスに神様を信じました。
・知識・知恵はガイドラインのある経験から生まれます。
・自由も大切です。十分な自由がなければ子供は成長出来ません。
【例】5歳の子供に「あなたが良い子だったら、6歳として扱います。悪い子だったら、4歳として扱います。」
・子供に責任を持たせることが重要です。人格がなければ、本当の人間になれません。しつけは「優しく」かつ「厳しく」します。(黙示録3:19引照)
<一人一言>
A姉:子育てが孫の代まで続くことを大切に考えたいです。遅すぎることはないです。
B姉:4歳から11歳までの子供を育てて、子育て教室のメモが役に立ちました。教会に軌道修正ができているので感謝です。(エルキンズ先生:中学生のとき、クラブ活動に注意が必要です。)これから毎日聖書を読むことをスケジュールにいれたいです。
C姉:子供を育てなおしたい気持ちです。子供が小学生の時までは毎日聖書を読んでいましたが、父親が子育てに参加出来なくなった状況や子供の学校の行事等により続かなくなりました。(エルキンズ先生:日本の社会は神様から罰を受けています。)
D兄:自分のこととは思えなかったが、学びが始まって妻が妊娠したので不思議です。祈り、努力します。
E姉:子供の頃は親を見てあたりまえのように教会に通っていました。親が模範を示すことが大事と思います。よき学びに感謝です。
要約:鈴木先生/山敷洋子姉/小田智香子姉
(完)
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