マザーズクラス

Lesson 10 【思春期の子育てい取り組む】

PART 1

 思春期の子どもは、親からの肯定的な指導と共に、

        たくさんの深い愛と理解と励ましが必要です。   
cuts009.gif聖書          (コリント人への第1の手紙3;6〜7)
   私は植えアポロは水を注いだ。

  しかし成長させてくださるのは、神である。

 だから、植える者も水を注ぐ者も、取るに足らない。

 2歳の頃、泣いたり暴れたりして、親子の間で主導権の取り合いになったことがありますね。思春期には色々な意味で「2歳」の頃を繰り返します。

体の変化に伴い「もう子どもではない」という子ども側の主張と、まだまだ教えたりないという親の思いが理解されない関係がぶつかってしまうのです。

まず子どもの事実に目を留めましょう。

 身体的変化

 男の子・・・肌荒れ(ニキビ) 体毛が生える 急激な成長 筋肉・運       動能力の発達 変声

 女の子・・・肌荒れ(ニキビ) 体毛が生える 胸・お尻のふくらみ        生理

 体の変化について事前に子ども自身が知っていることも大事ですが、私たちも落ち着いて、説明できることが必要です。

 子どもたちは、自分が早いとか遅いとか他の子と違うことを心配します。一人ひとりに時があることを説明して安心するよう話しましょう。

 身体は多くのエネルギーを消費するので、疲れやすく睡眠とバランスの取れた食事が重要です。

 体の変化に伴い外見に興味を持ち異性を意識始めます。

 感情的変化

 怒り、恐れ、喜び、・・・全ての感情が強く興奮しやすく落ち込みやすく起伏が激しいのです。

 何か説明をしようとしても時を選ばないと理性的に受け止めることが難しいのです。

 「よし、機嫌がいいから・・」と話し始めても長時間は、嫌われてしまいます。

 心の姿勢の変化

 食事、洗濯、小遣いなどは親に頼っているのに当然の事として、主張しもう自分は子どもではないことを証明し始めます。物事を自分で決めたいけど全て責任を取ることができず不安定な未熟さいらいらしたり、責任のない自由を欲しがります。

 しかし思春期の終わりには自立が完了して行くわけですから、責任を少しづつ与えて私たちは、敵ではないこと、1番の応援者であることを伝えましょう。

 社会的変化

 思春期になると「他の信頼できる誰か」を探し始めます。通常は、友達です。一緒にいて、同じ事をすることに安心感を覚えます。

 また、「自分とは」「生きる意味」とか疑問を持ったり、友達の思いやりの無い言葉に傷ついたりします。

 この予測もつかない色々なことを乗り越えるためには、肯定的なセルフイメージと理解してくれる親が必要です。

illu070.gifトライ
 子どもを理解するために学校や、友人関係で、どんなプレッシャーを感じているか考えて見ましょう。
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