マザーズクラス

番外編 1 【「泣く」子、「泣く」母 】

 「泣く」という行為は、赤ちゃんが生まれてすぐできることです。
産後その声を聞いて、多くの親がほっと胸をなでおろし、喜んだ事でしょう。
なのに・・・。数ヶ月するとその泣き声が悩みの種になり、ストレスの原因と決め付け、なぜどうしてと嘆き。自信を失う母は主人の胸で泣く・・・(?)

A:私も思い出します。泣きながらやっと寝付いたなあと思ったときに主人が帰宅し目を覚ましてしまいさっきまでの私の努力は何だったのよオーと。私一人が苦しんでいたのよーと。
 * 赤ちゃんが寝る前に泣くのは、眠くなって意識が遠くなる
  ことに恐れるためと聞きます。
主人は目を覚ましたことを喜んでいるかのように一緒に入浴をし、(少し長風呂)ポーっとしている子どもはぐっすり眠りにつきました。

B:長男がスーパーでおまけ付のお菓子がほしいと泣き叫んだ時、スーパーに入る前の約束をやり遂げようと泣いている子の手を引き、帰り道、見知らぬおばさんに「あらあら、じょうずにやってね。」と声かけられて、(私は一生懸命やっているのに)(私は悪者?)と玄関入るなり、しゃがみ込んでしまいました。(涙)

C:子どもが思春期を迎える頃、何が原因か思い出せませんが言い合いになったことがあります。泣き始めた息子に「泣かなくてもいいでしょ」と言いつつ、上手に話し合えなかったことに、自己嫌悪を持ったのは、私の方でした。20歳を過ぎて息子に聞くと全く覚えていなかったのです。「自分は反抗期はなかったよね〜」などと。 今はよき理解者です。

〜ねばならない。〜であるべき。という形だけをやり通そうとすると、暗礁に乗り上げてしまうように思います。

A:子どもがまだ幼稚園に行ってないのならば、翌日の予定に余裕があるならば、たまの夜更かしをマイナスにとらえず父親との時間、また、夜の静けさや星を見たりして、特別感を持ってみてはどうでしょう。ご近所への配慮のためにしずかな遊びや、ひそひそごえごっこ、など工夫も必要ですね。
そういえば、夜道で月の光に影ができ自分の足についてくる影を怖がってくるくる走っていました。昼間の影には無意識なのにね。
夜更かしが続くようなら昼間からの生活(お昼寝の時間や遊びの内容)を立て直してみましょう。

B:約束やルールを子どもと決めるとき、その内容を良く理解しているか、守るために励ましや声かけは充分できるか準備が必要です。
むつかしい事が続いていたら、それをやめる事も必要です。(買い物に連れて行かない。生協等の宅配を利用)約束は守れたことが良い体験で、ほめてあげましょう。    (レッスン3)

C:思春期は、早いと10歳頃から始まります。大人になりたいという思いとまだ親の助けが必要な事がありアンバランスさが子どもをいらつかせます。
親は同じ土俵に乗ってはいけません。深呼吸して、理解しようとする姿勢をつたえましょう。      (レッスン10)
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