HAKUO IRIYAMA
入 山 白 翁 の 芸 術
日本画家
第19回「日本文化を担う・漆の美展」のご案内
この度の大規模な震災により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被害を受けられた皆さま、
そのご家族に、心からお見舞いを申し上げます。
乾漆ヘラ芸・指頭画
入山白翁作
ヨセミテ風景
25号 漆画
白翁が1982年、米カリフォルニア州パサデナ市「パシフィック・エージア・ミュージアム」にお いて

「独創の漆画による展示会」を開催した折、会期中折りをみては

グランドキャニオン・ヨセ ミテ渓谷・ナイヤガラの滝などのスケッチを繰り返し作品を制作。

カリフォルニア州のシェラネバタ山脈にある国立の自然公園ヨセミテは、

渓谷を中心とした氷食(氷河の移動による浸食作用)によるU字谷や滝の多いこの風景を、

漆画30号、25号、15号、8号、4号など多数漆画として完成す。

この作品は25号各種ヨセミテ風景の中の1点。
日本画の範疇にあって工芸的分野を取り入れ、漆画・漆版画という全く新しい世界を築き上げてきた。

その名声は国内・外を問わず、高松宮家、石橋、池田首相以下、広く政財界の著名人がその作品を愛蔵、

アイゼンハワー、ジョン・ケネディ元米国大統領、インド、イラン、サウジアラビアなどの首相、国王と枚挙にいとまがない。

未完の作を完成せんと、奇跡的な病床からの復帰が数度、

その精神力、芸術家魂は正に耐久力数千年と言われる漆芸術の如くである。
乾漆ヘラ芸・指頭画
入山白翁作
15号 漆画
紅梅
白翁アトリエ庭の隅々までも植えられておりました各種植物に向かって生前、

白翁は制作の合間でもスケッチを繰り返しておりました。

漆画手法による紅梅・白梅・臥竜梅・松・柿・石榴・竹・柳・菩提樹・桧・銀杏など

各号数の漆画作品が残されております。

梅の作品は100号〜2号に至るまで各号数の傑作が残されております。
P O F I L E
1904年、新潟県白根市に生まれる
  28年、上野美術学校漆工科入学
  31年、美術工芸展入選
  32年、美術協会展入選
  34年、朝鮮楽浪文化研究のため渡鮮
  35年、美術協会展入選 棗を大宮御所貞明皇后に納入
  36年、第三回文展入選
  40年、日本貿易会会員
  45年、日展第一回展入選となり諸外国に作品納入、及び
       第2回展、第4回展共に入選、47年の第6回展入を          最後に一切の美術団体を去り、以後無所属
  52年、ソビエト美術館に乾漆象嵌蒔絵花瓶を納入

  75年、沖縄国際海洋博覧会「海を描く現代絵画
       コンクール展」入選
  77年、東京セントラル美術館にて回顧展
  82年、アメリカパサデナ美術館にて長期漆画展開催
  84年、東京富士美術館にて「富士を描く画家達の500年展」
       米、 英、 仏、 独等各国に作品納入 三越本店
       近鉄、伊勢丹、小田急、東急、資生堂ギャラリー
       他各地で個展30数回に及ぶ
入山白翁
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