前回はスプレーパテで下地の下地を作ったところまででしたが、今回は下地から
塗装、クリア塗装までの流れを紹介します。
最高の天気ですねぇ。
日差しもそこそこ強くてほぼ無風。
屋外で作業してる自分にとってはおあつらえ向きです。
天候に恵まれるとがぜんやる気出ます(笑)
前回、元の塗装の割れの為にスプレーパテを
使用したのですが、吹いて一週間ほど乾燥
させたらうっすらとひび割れが浮いてきています。。。
やはり一液のアクリル系の塗料は塗った時と乾燥後の
塗面の厚さが変わりすぎる。。
ま、そこは素人塗装なんで気にせずにサフを吹きました。
一回目は薄っすら、二回目も薄っすら、三回目くらいから
少しずつ厚く塗っていきました。
ひび割れの浮いてる部分は多少厚めに。
結局サフで2缶使いました。
乾燥後に1000番手くらいの細目のペーパーで平坦を出しました。
↑写真は一回目の塗装をした状態、軽く全体に吹いて20分〜30分乾燥、もう一回薄く
全体に、乾燥時間も同じくらい、この後から厚めに塗料を吹いていきますが、乾燥は
10分〜20分くらいでいいようです。
んで、こんな具合に仕上がりました。
メタリック塗料は、その名の通りメタル(アルミ片)が塗料に混ざっているいるようです。
市販のスプレー缶だと、メタルの飛びが均一に出ないようでバンパーのような大きな
物ですとかなりムラが目立ってしまいます。
その例に漏れずにこのバンパーも写真で見る以上にムラムラ(笑)
缶をお湯に浸けて温めてからやると細かい粒子でスプレーできるようになるようです。
今回、それをやろうと思ってて忘れてしまいました。。
色の具合を確かめる為に並べてみました。
やっぱ微妙に違いますねぇ。
まあメタリック系はクリアを吹いて完成する色なんでこの
段階では合ってなくて当たり前ですが。
しかし、大きい面積に塗って改めて缶スプレーってダメだ
なぁと今さらながら気が付いたり(笑)
塗料の粒子が多きすぎて乾燥していくと塗った時にあった
艶は消えて梨肌になっちゃう。
結局4本もスプレーを使ってしまった。。
午前中は風が無かったのですが、午後になり多少吹いて
きてしまい、スプレーしても風で結構流されてしまい
ムダになってしまう。。
やはり屋外で塗装はやるもんじゃないっすねぇ。
さて、翌日はクリアー塗装です。
今回用意したクリアは、一液のアクリルクリアではなく二液のウレタン系クリアです。缶の内部に硬化剤が入っていて、
使うときにそれを塗料と合体させて使います。
硬化剤が混ざると24時間で缶の内部まで固まってしまうようなので使い時を間違えないように。。
使い勝手が悪い面もありますが、塗料としてはアクリルとは全く比較にならない性能があります。
FRP補修で使ったあの樹脂と似たような物でしょうから、塗装面の硬さはかなりのものでしょう。
プロの使う塗料に近い性能があり、乾燥後の艶や塗装の痩せ、全てにおいてアクリルを凌駕しそう。
今回は忘れずにお湯に(60℃くらい)に浸して温めました。
ちなみに、オートバックスとかでもホルツやソフト99の二液ウレタンクリアが売っていますが高いっす。
このエアーウレタンなら買い方にもよるでしょうけど、1000円くらい安く買えますね。
塗り方はメタリック色の塗り方と一緒で最初細かく長めに放置、順次厚めにパッパといった感じ。
最終的には垂れるか垂れないか、のギリギリのラインで吹きます。
そして乾燥させたら写真のように・・・ってかすげえなおい(笑)
磨いてないのに景色映ってますが。
実は予算の関係でウレタンクリアは2缶しか用意できなかったのですが、温めた成果なのかこのスプレーが
高性能なのかは不明ですが、意外と細かい粒子で吹けたのでなんとか間に合いましたね。
正直言うともう一缶あればもっと艶を出せたかもしれませんが、最終的には研磨するんでよしとしましょう。
外した純正バンパーと並べてみました。
まだクリアが完全に乾燥してないので輝きがイマイチです
が素人がだらだらと塗った割には良い線行ったかも。
凄い画ですね(笑)
乾燥待ちしながら純正バンパーを外していました。
つーか、その日のうちに付ける気満々なのがダメダメですね。
この状態にするには全然難しくないけど、工具がないと
意外と苦労しそうだなぁといった感じです。
短い10ミリのギアラチェがあるとかなりはかどりそう。
付きました(笑)
まあクリア吹き終えて2時間くらい放置はしてます。
純正だと上下ともステーのようなもので固定しているんですが
トムスは下の部分が省略されてるようです。
他は全部純正穴を利用してOKですね。
取り付けの時にナンバーが邪魔すぎて思いっきり折り曲げて
やりました(笑)

トムスバンパー、いいですね(笑)
本当はトムスのフルエアロにしたかったけどまあそれは
そのうち。。
まだ研磨してないのにこの状態ってやっぱウレタンって
すげーな、と感心しました。
完全乾燥に78時間かかるようなので次の休みに
コンパウンドで研磨予定、もっと艶がでたら最高ですね。

さて、これで塗装は終了になりました。
サクサクと片付けて後ろを見たら。。
Σ (゚Д゚;)

純正バンパーの中にあった発泡スチロールを思いっきり
忘れてました。
ま、めんどくさいので見なかった事に。。
ちなみに、最近仲良くしてもらってる塗装屋さんに以前
塗ってもらったボンネット。
やっぱこれくらいの艶が理想的ですね。
たぶん、というか絶対自家塗装した所は早いうちに
痩せてきたり剥がれたりしてくると思うので、次は
プロにお願いしたいと思います。
という訳で、やっとこさフルエアロ完成です。
リアの車高をちょっと高くしないとリアがバンプした時にバンパーに擦るようです。
ま、とりあえず様子見です。
バンパー研磨の模様は次回の更新で載せたいと思っています。
●追記●                                                 
仕上げ用のバフで磨いてみましたが、クリアの下の塗装のムラまではどうにもなるはずもなく・・・
まあ今回は塗装の技術の腕が足り無すぎでムラ多目になりましたがあと何回かやれば(やらないけどw)
もっとまともに仕上がるでしょう。

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