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         <シニアのロング・スロージョギング&ウオーキング>
             武蔵野三十三観音 巡拝
        

・・・1番・長命寺から33番・竹寺(結願)・・・
6巡目

                 期   間:  令和4年3月 9日 (日帰り) 
                                12日 (日帰り) 
                                17日 (日帰り) 

                参加人員:単独        記:飯星宏徳
               
                
                       9番寺・實蔵寺の梅花

 
 
1 はじめに 
 武蔵野三十三観音霊場は秩父観音よりも都心に近いため都市化が進み、道路が狭い割には交通量も多い。そのため、歩き巡拝路としては快適とは云えない。が、鉄道網は整備されていて、電車利用が便利でシニア向けと云える。

 今回も体調によっては電車を利用してムリのない行動をしたい。幸い6巡目の訪問だから主コースは、記憶に残っていて地図を広げて神経を費やすことがないので助かる。その分余裕で風景や自然の佇まいを愉しみたい。そして、昨年もテーマにした<ライフワーク>のひとつとして参拝出来たら幸いだ


 2 トピック・スケッチ&タイム 

 第1日目 
  3月9日(天気 快晴):1番寺(長命寺)から11番寺(普門院)武蔵大和駅経由帰宅 
       概略タイム&歩行時間・距離(スマホアプリ:8時間9分・距離35,9km)

 始発電車で岩槻駅を出発。起点駅の練馬高野台駅で下車して近くの1番寺からスタート。6番寺までは西武池袋線沿いに西進。4番寺からひばりケ丘駅へ出て東久留米駅間は電車利用し5番寺へ。さらに6番寺から清瀬駅へ出て電車で所沢駅まで。駅近くの各寺を巡拝後に東村山駅へ電車利用し7・8番寺から武蔵大和駅で終了。国分寺駅経由で帰宅した。
  

 季節は確実にめぐり、寒さに身を固めた梅花もほころびはじめた。コロナ・ウイルスも所詮は人工的なものだから自然には歯がたつまい


  幾年も ストレス溜まる  
    コロナ禍に 
     マスクはずして 梅花みあげる  






 岩槻駅(5:01)・・・池袋駅(5:50/6:04)・・・練馬高野台駅(6:20)-1番寺(6:26)-2番寺(6:54)-3番寺(7:00)-4番寺(8:20)-ひばりケ丘駅(8:35/39)・・・ 東久留米駅(8:42/44)-5番寺(9:15)-6番寺(10:15/30)-清瀬駅(11:05)・・・所沢駅(11:15)-9番寺(11:45)-10番寺(11:50)-11番寺(12:10)-西所沢駅(12:29)・・・所沢駅(12:35/41)・・・東村山駅(12:50)-7番寺(13:10)-8番寺入口(14:15)-武蔵大和駅(14:22/27)・・・国分寺駅(14:45/51)・・・南浦和駅(15:26)・・・大宮駅(15:40/44)・・・岩槻駅(15:52)

1)3番寺から早稲田通り最初の分岐点左方を進み富士街道へ。高塚交差点で右折県道234号線を北上し明保中信号を右折。
2)西所沢駅までの歩行距離と時間は14km3時間。
3)西所沢駅から7番寺の最寄り駅・東村山駅まで電車利用。
4)東村山駅から7番寺・8番寺へは不明瞭(地図要)。


 第2日目 

 3月12日(天気 快晴):12番寺(全徳寺)から25番寺(いん泉寺)・帰宅
           概略タイム&歩行時間・距離スマホアプリ:8時間24分・距離 36,2km)

 西所沢駅で西武多摩線に乗り換えて西武球場駅下車。駅近くの13番寺から12番寺と14番寺を巡拝。その先15番寺へ感違して途中引き返し40分のロス。狭山ケ丘駅から電車で飯能駅へ移動し、23~25番寺を経て飯能駅へ戻り元加治駅まで電車利用。22~16番寺を巡拝して最寄りの西武新宿線・狭山市駅から本川越駅経由で帰宅した。 

  コロナ騒動で人との交流が制約され、これまで疎かにされてきた自然との交流が見直されていると云う。情報の氾濫でバ-チャル主流からリアル世界へ回帰する良い機会かも知れない。 


 この度も 地蔵菩薩に 
  見守られ 
   翼広げて 観音めぐり


 岩槻駅(5:01)・・・大宮駅(5:13/19)・・新秋津駅(6:02)・・西所沢駅(6:24/34)・・西武球場駅(6:40)13番寺(6:45)-12番寺(7:32)-大日堂信号(8:00)-14番寺(8:10)-15番寺間違引返(9:53)-狭山駅(9:30/35)・・・飯能駅(9:45/50)-24番寺-23番寺(10:30)-飯能駅(10:45/56)・・・靖和病院(11:05)-25番寺途中(11:16)―靖和病院(11:24/27)・・・飯能駅(11:40/44)・・元加治駅(11:48)-22番寺(11:55)-21番寺(12:06/10)-19番寺(12:40)-20番寺(12:46)-新久交差(12:50)-16号線休憩(13:10/30)-18番寺(14:05)-16番寺(14:40)-17番寺・入間市駅(14:50/53 )・・・本川越駅(15:00)・・・・大宮駅( 15:50/55)・・・・岩槻駅(16:10)

1)起点は西武球場駅となり13番寺からスタート。
2)飯能駅から最寄バス停・靖和病院前間バスを利用)。
3)行動食にぶどうパン半斤、薄皮万十2ケ(不足カロリーは体脂肪を消費)。
4)14番寺から林小交差点で右折のところを三ケ島中で右折、その先の農協前で間違えて16号線を直進引き返した(40分ロス)。


 第3日目
  3月17日(天気 晴):26番寺(聖天寺)から33番寺(竹寺)・帰宅 
     概略タイム&歩行時間・距離スマホアプリ:7時間7分・距離 27,1km)

  西武池袋線・飯能駅に下車して路線バスで33番寺の登山口・小殿へ。急登を逆打で33番寺から32番寺の山道を辿り、バランスを気にしながら31番寺脇の吾野駅に下る。駅から武蔵横手駅まで電車で移動(ストックを吾野駅に忘れて引き返し30・29番寺は省略)。線路沿いに28番寺を巡拝して国道15号線の27番寺・26番寺を巡拝。高麗神社を経て高麗川駅から川越駅経由で帰宅した

  日常生活では忘れていた季節感を、都心を離れると肌で感じる。混迷した世情とは裏腹に、暖かな春風は老いの身に勇気と元気を恵んでくれる。 


  足元に 蝶は舞い舞い 
   たわむれて 
    三度輪をかき 野花にとまる 



 

岩槻駅(5:01)・・・大宮駅(5:13/19)・・新秋津駅(5:44)・・・飯能駅(6:33/55)・・・小殿バス停(7:45)-33番寺(8:55)-32番寺(10:05/19)-31番寺・吾野駅(11:39/36-12:06)・・・・東吾野駅(12:14/15)引返・・・吾野駅(12:24/36)・・・武蔵横手駅(12:44)-28番寺(13:05)-27番寺(13:55)-26番寺(14:10)-高麗川駅(14:36/15:04)・・・川越駅(15:22/25)・・・大宮駅(15:45/57)・・・岩槻駅(16:10)

1)小殿バス停(飯能駅発¥700-)から33番、32番の山越えをして吾野駅まではハイキングコース。
2)32番からの下降路はバランス不安定で昨年より10%程時間を費やした(そのため吾野駅予定乗車電車に3分遅れ)。
3)吾野駅で休憩時にポールを忘れ電車1便遅れ(30番寺・29番寺は省略して武蔵横手駅下車)

                  
                         33番寺・竹寺(結願寺

 3 あとがき(所感)
   
1)一部時間の都合でパスしたが、無事結願出来てホッとしている。要点は後遺症が残らない疲労程度を体験することだった。特に、山道の下降でバランスを崩して転倒等で怪我を恐れた。幸い<ゆっくり・たっぷり>のモツトーを守れて心地よい疲れ(主に回復可能な筋肉痛)で終始した。


2)<ゆっくり・たっぷり>ペースとは、鼻呼吸での歩行負荷で実歩行時間(除く休憩)を6~7時間を目安と考える。

3)但し、このレベルが来年も確保出来るとは思えない。加齢に伴うフレイルは避けて通れないので、日々それなりの運動で劣化速度を遅らせるしかあるまい。

4)特に下降路では無酸素運動の領域(白筋)の解糖系の瞬発力が有酸素運動(赤筋)のミトコンドリアより多く必要らしい。この点、高齢者にとっては不利だから、安全度を高めるには急下降路は避けたい。
5)具体的には3日目の小殿バス停から吾野駅間の33・32番寺へのコースは吟味しなければなるまい。

6)ソロの旅は自然と自分自身の対話でもあり、非日常の時間と空間を味わう機会で、現代社会で主流の対ヒトから対自然との交流と思える。ストレス社会から脱皮するにはひとつのヒントになるのでは?。

6)関東百観音を武蔵野三十三観音と秩父三十四観音そして会津三十三観音とすれば、残りも訪れたいものだ。
 

            
                          吾野・東郷公園              

 4 その他

 略 図
   1日目 2日目   
   

    3日目 
   

 
  資 料:
*武蔵野観音巡礼:平幡良雄著 (満願寺教化部版) Tel:0479-24-8416

*国土地理院:所沢、川越南部、飯能( 1/2,5万)


        

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