News <旅は道づれ・・・シニア・ウオーキング> 平成28年冬季編 |
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・・・28番・龍正院から27番・圓福寺・・・ |
期 間:平成28年12月14日 (日帰り) 参加人員:7名 記:飯星宏徳 雨の犬吠埼灯台 1 はじめに 千葉県で最初の寺・28番・龍正院を振り出しに33番の結願寺・那古寺まで房総半島を南下する。 今回は日帰りで28番・龍正院と銚子市の27番・圓福寺及び奥の院・満願寺を参拝し、ついでに近くの犬吠崎灯台から太平洋の海原を眺める。 |
2 トピック&スケッチ 12月14日(天気 雨):滑河駅から28番寺と銚子駅から27番寺 成田駅から銚子行きのローカル線で滑河駅に下車。次便までの1時間を利用して28番・龍正院を参拝。 滑河駅へ戻り終点の銚子駅まで移動してタクシーで27番奥の院・満願寺へ行く。生憎の本降りで犬吠崎灯台も閉まっており荒波に追われるように引き返す。 銚子電気鉄道線で犬吠駅から観音駅まで移動、27番・圓福寺の本堂で納経を済ませてその先の飯沼観音を参拝。再び観音駅へ戻り銚子駅から成田駅・柏駅経由で帰宅した。 犬吠埼に立つと、空も海原も暗灰色で無情の世界が広がり、高齢社会の不安定さと重なり戸惑う。 犬吠の この荒波に たとうべき 介護の海も かくの如きと |
3 あとがき(所感) 1)生憎の雨天「こんな日もある・・」と覚悟して参拝するが、シニア世代は風邪を引き易いので大事を取って交通機関を多く利用した。目的は一応霊場の拝巡だが、道中も重要なポイントだから無事帰宅がゴール(目的)でもある。 2)だから、各霊場での参拝は祈願の前に参拝出来たことに「まず感謝」となる。古来、合掌して拝礼する対象は寺社に限らず万物に向けられていた文化である。 しかし、デジタル万能の現代ではこうした文化は低迷しているようだが、その選択は正解なのだろうか。 3)仲間たちと四国遍路から坂東観音巡礼まで数年を共にして「見えないもの」への憧れや畏れは大切だと思う。そして、近年の地震等の災害を身近に感じる時その想いは強くなる。 27番奥の院・満願寺 銚子電鉄のクリスマス車内バー (同行者・宣さん撮影) |
4 資 料 関 連 4-1 概略距離&概略タイム (実働 5km、1時間20分) 12月14日:岩槻駅(7:22)・・・春日部駅(7:32/36)・・・柏駅(8:25/35)・・・我孫子駅(8:40/46)・・・成田駅(9:26/41)・・・滑河駅(9:55)・・・28番・龍正院(10:10/25)- 滑河駅(10:45/55)・・・銚子駅(11:56/12:15)・・・27番奥の院・満願寺(12:26/13:05)-犬吠埼灯台(13:20/22)-犬吠駅(13:28/36)・・・かんおん駅(13:48)-27番・飯沼観音(14:00/25)-かんのん駅(14:36/46)・・・銚子駅(14:50/15:08)・・・成田駅(16:27/38)・・・柏駅(17:28/41)・・・春日部駅(18:28) 1)下車駅まで数回乗り換えるので電車の遅れやトイレタイムを考慮して乗り換え時間に余裕を持ちたい。特にローカル線は便数が少ないので乗り遅れたら以降の行動に支障をきたす。 2)28番・龍正院(↓)の仁王門(↓)は県重要文化財に指定され大きなシメナワは見事。 3)27番・奥の院(↓)は八十八霊場巡拝を満願成就した人々が各霊場の本尊に報謝。 4)27番・圓福寺の本堂で寺蔵古典の内、4百年前の近世初期の嵯峨本(木製活字印刷)の<徒然草と方丈記>の本を閲覧した。その優雅さと豊かな文化遺産はTV・なんでも鑑定団で<徒然草>は1500万円の評価を得た由。 本堂から200m程北方に27番・飯沼観音(↓)があり、以前は同一敷地だったとのこと。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-2 略 図 |
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地図:茨城県道路地図:No43、No80 坂東観音霊場:満願時教化部刊 |
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