News  <旅は道づれ・・・シニア・紅葉散策
            令和3年(2021)秋季編
       
 ・・・ 南会津・片貝温泉 ・・・

               期   間:令和3年11月2・3日 (1泊2日) 
                参加人員: 6名(女性2名・男性4名)     
                                      記:飯星宏徳
  
                  
                        ホテル 南郷 

 
1 はじめに
 新型コロナ禍のために、すっかり生活環境が変わってしまった。晩年期の年配者にとっては、未曾有の体験を如何に乗り越えるか大きな課題だ。だが、それ以上に若い世代や働き盛りの世代には大変な事だと思う。
 そんな乱世を少しでも癒せようと、自然回帰を求めて福島県の南会津へ紅葉散策に出かけた。宿泊は、さいたま市公共施設の「ホテル・南郷」を利用

 

                 
                    愛宕山から会津田島を望む 


 2 トピック&スケッチ  

 1日目 11月2日(天気 晴れ):会津田島駅から南会津町(ホテル南郷・泊) 
 春日部駅から東武鉄道と野岩鉄道、更に会津鉄道と乗換えて会津田島駅に下車。駅から宿の送迎車で移動した。投宿後に近くの曲家(斎藤家)を見物。

 片貝温泉は、会津田島駅から西方約30km、ひと山越えた伊南川沿いにある。周囲の山々は紅葉一色。 


   朝モヤを かきわけ映える
    モミジ山 
     会津の里は 雪待ち世界 


 2日目 11月3日(天気 晴れ):南会津町から会津田島駅・帰宅 
 往路を引き返し会津田島駅へ。駅に荷物をデポして近くの鴫(しぎ)山城跡へ行く。県指定史跡の山城は、自然地形を利用して築かれた山城。急斜面の山頂部と緩斜面の山麓部に土塁や掘等が構築されていた。山頂の愛宕神社本殿を参拝して、会津田島駅へ戻り予定の電車で帰宅した

  急登の山道にバランス感覚が対応出来ずに緊張する。特に愛宕山の山頂部は落葉に隠れた樹根や小石に気を使い慎重に下る。


   いつ何処で 記憶たどるも
    記憶なし 
     三日遅れの からだの不調





                
3 あとがき(所感
 
)週間天気予報では、曇天だったが当日は好天気なり紅葉日和を満喫した。通常、実施日程は1ケ月程前に設定するので当日の天気で行動が左右される。今後は雨天時のプログラムも用意したい。また、日帰りの場合はA日又はB日と2案を設定した雨天対応も考えられる。

2)鴫(しぎ)山城跡の案内マップによると、侍屋敷跡から山頂の愛宕神社本殿まで徒歩約30分と表示。しかし、上部は急傾斜と山道の落葉で予想以上に時間を費やして同行のメンバーには申し訳なかった。特に下降時はストックが必要だったが持参せず反省したい。

3)ストックについては、歩行力とバランス感覚の補助用具として今後期待出来る。必需品となる前に、ストックに慣れて歩行寿命を延ばしたい。

4)新型コロナ禍の規制緩和で宿泊代の助成及び土産品等のクーポン券の給付で思わぬ恩恵を受けた。会計担当の光さんに協力を感謝したい。

5)散策が目標のため朝もゆっくり出発出来た。そのため出発前に今回初めて有志3名によるハーモニカ演奏会を持てたことは喜ばしいサプライだった。今後も徒歩だけでなくバライテイに富んだ旅にしたいものだ。

                
                       南郷の紅葉樹 
4 資 料 関 連  

 4-1 概略距離&概略タイム

第1日目 11月2日:距離:7km
   岩槻駅(8:18)・・・春日部駅(8:33・特急けごん7号)・・・会津田島駅(11:38)・宿送迎バス(13:00)・・・宿着(13:40)散策(14:20~15:30)
1)会津地方には、曲家と呼ばれ人馬が同じ屋根L型家屋が現在の保存されている<写真1>。
2)宿近くの南郷民俗館は火曜定休日見学できなかった。

3)ホテル・南郷:さいたま市保養施設 電話・0241-73-2275<写真2> 
       利用料金¥7,440-(市内在住) 
       コロナ対策助成金¥3,000+食品クーポン券¥2,000の適用有

第2日目 11月3日:距離:8km
 宿発(10:00)・・・会津田島駅(10:35)・鴫山城跡往復(10:5012:25)/会津田島駅発(13:02 特急リバテイー132号)・・・春日部駅(15:41/48)・・・岩槻駅(15:54
1)出発前の余裕時間を利用して、ハーモニカー演奏会(女性2名+宣さん)<写真3>を開催。シニアならではのゆとり旅となる。

2)鴫山城は天地人ゆかりの地で築城は長沼氏と言われている。長沼氏のあと蒲生氏、更に上杉氏(直江兼続の弟実頼)が城代となった由。

3)侍屋敷の大鳥居<写真4>を通り大門跡の石垣<写真5>を過ぎると広々とした御平庭<写真6>にでた。そこから次第に路幅も狭く急な坂道となり、山頂付近は更にジグザクの急斜面で途中のエスケープ路が判らず山頂へ至る。復路は足元に注意しながら下山した。

4)会津田島駅周辺には、祇園会館、旧南会津郡役所、西宮神社そして丸山歴史公園等の散策コースがある。
    

写真1

写真2

写真3

写真4

写真5

写真6
        
 4-3 地 図 類
・南会津・奥会津観光マップ:1/16万 NO7福島県
・ホテル南郷パンフ:区役所くらし応援室・鴫山城跡
・遊歩道案内マップ:駅内観光案内所版 
・会津田島・中心街便利マップ駅 
 
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