ふたり旅・たびたび   News

        平成27年春季編
     新潟県・春の六日町周辺
               期   間:平成27年5月26日から5月28日 (3日間)
               参加人員:飯星フユ子・飯星宏徳 

 
1 はじめに 
 夫婦で昨年秋に訪れた六日町に再訪して周辺を散策する。テーマは近年、老化速度が速くなるようでその実体を確かめたい。
 まず、昨年登った坂戸山へ登ってみる。次に、点在する集落の神社・鎮守の森を国土地理院の地図(5万分の1)で拾いトレースする。加えて、道中の思わぬ出逢いにも期待したい。
 また、宿での温泉浴も養生のひとつとして大きな目標だ。今回は高速バスの乗車地(池袋から的場に変更)や宿の割引適用で安価且つ時間短縮により旅のハードルを低くした


 日 程
5月26日 川越的場から高速バスで六日町・散策(六日町山の家 泊) 
5月27日 坂戸山登山と六日町・散策 (六日町山の家 泊)
5月28日 六日町・散策後高速バスで川越的場経由帰宅

 
2 トピック&スケッチ 
 

第1日目 5月26日(天気 快晴):高速バスで六日町インター 六日町・散策(六日町山の家 泊)
 的場バス停から2時間ほどで六日町インターに下車。塩沢駅まで公道を南下。途中、片田集落の神社・熊野十二社に立ち寄る。塩沢駅から六日町駅まで電車でひと駅戻り、魚野川を渡り宿に到着。

 塩沢駅脇の公園で電車待ち。木陰のベンチに寝転ぶと爽やかな風が音もなく通り過ぎて行く。



  連れあいと 半年振りの
  六日町
  若葉の風は 初夏の気配












第2日目 5月27日(天気 快晴):坂戸山登山と六日町・散策(六日町山の家 泊) 
 標高差430mの坂戸山の薬師尾根コースを登る。下山は城坂コースを辿り登山口から宿と反対方向の坂戸集落経由で六日町駅に戻った。途中手打ちそば専門店・兼続庵で昼食とした。

 坂戸山の山頂は360度の展望。特に東方の八海山は残雪を残し迫力満点。



   炎天下 ひと汗かいて
   ひと休み
   眼下の眺め 値千金












 コシヒカリの古里・魚沼地方の守護神とも思える見事な巨木に出会う。その雄大さは水田とエネルギーを共有しているようだ。



  田園に ひときわ目立つ
  大樹あり
  しばし見とれる 自然の不思議 











第3日目 5月28日(天気 晴れ):魚野川沿いに散策後六日町インターから帰宅
 宿入口の銭淵公園から魚野川右岸の国道291号線を二日町橋まで北上。美佐島神社を経てインターへ向かう。

 六日町インター出口のバス停から残雪の八海山を眺める。雪稜のルートを探していると山への慕情が湧いてきた。



  インターの 木影に座り
  峰々の
  名残の雪に 別れを惜しむ 










 3 あとがき(所感

)バスの乗車場所を変更したので約1時間短縮出来てアプローチが楽になったし、予報通りの好天気に恵まれ5月の田園風景を満喫出来た。可能ならば来年も訪れたいものだ。

2)テーマとした坂戸山登山も特に問題なくクリアー出来た。また神社詣でも郷土の歴史の一端に触れることが出来た。今年2月に訪れた時の雪国風景と比べて冬から解放され田植の稲に喜びが感じられた。

3)八海山はじめ高嶺には残雪があり、それを眺めていると過去の5月合宿が思い出される。<山を想えば友が恋しく、友を想えば山が恋しい>と追想にひたれることは老化において数少ない利点と思えた。

4)2日目の上田長尾氏史跡公園先で田圃の大樹と出逢った。樹林帯ではなく水田地帯なので存在感があった。更に詳しく由来を調べてみたい。
 

                                            
 4 資 料 関 連

 4−1概略タイム&概略距離

第1日目 5月26日:歩行9km (六日町山の家 泊)
1)高速バスの川越的場バス停は川越線の的場駅を下車して800mほど西進。下り線は関越自動車道のガードを越えて東京寄りへ50m戻る。
2)六日町インター脇のイオン・モール内の回転寿司屋で昼食(20食限定セット/10貫¥500−)。
3)六日町周辺で地図上に神社マークは集落毎に祀られ30ケ所ほど表示あり。片田集落の熊野十二神社は一般的な社だが、各屋敷にも小型の稲荷神社が祀られていた。

 タイム:岩槻駅発(7:14)・・・大宮駅(7:27/49)・・・川越的場駅(8:25)-的場バス停(8:40/50)・・・六日町インター(11:15)・昼食(11:30/12:00)-片田・熊野十二神社(13:20/30)-塩沢駅(14:07/27)・・・六日町駅(14:35/15:00)買物-六日町山の家・宿(15:30)
 


第2日目 5月27日:歩行13km(六日町山の家 泊)
1)坂戸山登山は市民にも馴染まれており、平日にも拘わらず10名ほど散歩代わりに山頂を往復していた。コースは薬師尾根が道も広く歩き易いが谷沿いの城坂コースも人気がある。
2)登山口の手書き案内板に従って上田長尾氏史跡公園内の「手打ちそば店・兼続庵」で昼食。手書の案内シートによると地元産そば100%に麻織物の原料<苧・からむし>や<えのきエキス>をつなぎに使ったこだわり蕎麦とのこと。能書き通り味よし&ボリューム満点で再訪問したい店。
3)上田長尾氏史跡公から坂田橋へ出る途中の水田地帯で見事なソロ樹と出逢う。
4)六日町駅から宿へ向かう途中の六日町大橋の足湯(お六の湯)に入る。温泉地らしく豊富な掛け流し湯で10人位は入れる。 

タイム:発8:40)-登山口(8:55)-寺ノ鼻分岐(9:40/50)-山頂(10:10/30)-一本杉(11:20)-登山口(11:37)-坂戸・兼続庵(12:05/45)-六日町駅(13:15/40)-お六の足湯(13:50/14:20)-山の家・宿(14:30)



第3日目 5月28日:6km
1)直江兼続公伝世館に隣接した銭淵公園は宿からも近くて朝の散歩に適した公園。公園内のサンライズ南魚沼館は地元農家の直産物販売・日曜日は朝市がたつとのこと。
2)美佐島集落の諏訪神社<↑>は十二社大明神も祀られ、同じ敷地に稲荷神社もあった。
3)インター近くの<雪国まいたけ物産館>は特産物のまいたけの各種加工商品を販売。食堂を併設。

 タイム:発(9:00)-銭淵公園(9:05)-美佐島トンネル(9:27)-二日町橋(9:45)-諏訪神社(10:10/20)-まいたけ館(10:40/11:15)-六日町インター(11:20/12:05)・・・的場バス停(14:15)・・・川越的場駅(14:30/40)・・・大宮駅(15:10/35)・・・岩槻駅(15:50) 


  4−2  用(2人分)

・交通費:¥13,020-  
       岩槻駅〜川越的場駅(¥2,440) 往復電車 
   的場〜六日町インター(¥10,200) 往復高速バス 
   塩沢駅〜六日町駅(¥380) 電車

・宿泊費: ¥15,780- (2泊・食事付) 六日町山の家(市と提携・割引適用)
・昼食代: ¥2,600-
・食 料:¥2,480-(内酒類:¥790-)
 

     合計=¥33,880−

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 4−3 持ち物

ザツク(30L程度)、防寒着、室内服、下着・着替え、雨具、サングラス、水筒、帽子、タオル、歯ブラシ、眼薬、チリ紙、腕時計、カメラ、常備薬、シャンプー、バック、ストック、敷物、資料、現金、ペン、携帯電話
 

   
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