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<中部北陸自然歩道・福井県コース>
期 間:平成30年10月4日から10月7日 (4日間) |
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![]() 5日・台風前日の秋晴れを行く |
1 はじめに 例年10月上旬は、天候が安定しており行楽に最適な時期だ。しかし、今年は大型台風が毎週発生。それでも日程を調整して日本海側の長距離自然歩道・福井県コースをトレースする。 福井県コースは南部が近畿自然歩道に属し、敦賀市より北部が中部北陸自然歩道になっている。また、中部北陸自然歩道は、日本海沿岸を北上する海岸ルートと永平寺、一乗谷を通る丘陵ルートの2ルートがある。 今回は前者をトレースしたい。ともあれ、台風の動向をみてコースの変更や日程の短縮を考慮要。不安を抱えながら新宿バスタから夜行高速バスで起点の敦賀インターへ向かった。 歩行時のタイムやポイント等、テント利用者の参考用として「資料編」を作成する。 |
2 トピック&スケッチ 概略総距離=82Km(実績値) 総行動時間=24時間20分(実績値・休憩時間を除く) 第1日目 10月4日(天気 曇り):敦賀インターから板取宿 第2日目 10月5日(天気 晴):板取宿から王子保駅 距離:23km。行動時間:6時間40分 板取宿からは北国街道と呼ばれる国道365号線を北上。孫谷集落を経て今庄宿でJR北陸本線と出会う。ここから、国道は車が多いので脇を流れる日野川沿いの自転車専用道路を選び北上して王子保駅に設営した。 ![]() 昨年と比べて疲れ易く、バランスも悪くなる。加えて回復力も鈍化したようだ。でも、歩けるだけで幸い・・・と加齢を味方に道中を愉む。 老いの身に 健やかはムリ 穏やかに ハードル下げて 愉しみ探す 第3日目 10月6日(天気 晴後曇):王子保駅から北鯖江駅 距離18km。行動時間:5時間10分 予定では武生から海側(西方)へ左折の予定だったが、台風到来のために直進して福井駅に変更。午後から風雨が強まり早々に北鯖江駅に避難した。明日も台風余波が残るの ![]() 1週間毎に大型台風が到来。これも異常気象のせいか、今夜から明日は大荒れになりそうだ。 |
![]() 5日・日野川沿いの自転車専用道路 3 あとがき(所感) 1)大型台風25号は予報通り6日午後から7日朝まで福井地方に暴風をもたらした。かって、登山中に台風到来でにがい体験を想い出し「ムリは禁物」と海側のルートを変更して日程を2日短縮し福井駅へ直行。身の程をわきまえた選択だったと思う。 2)結果論だが、2日前倒しで台風24号が通過した直後に出発すれば計画通り実行出来たので出発日の判断ミスだった。 3)それにしても、1日の行動量を約20km(実歩行時間6時間程度)については予定通り実行出来て歩行能力は昨年から著しい低下はなかった。 4)円滑な複日数の歩行には、運動→疲労→回復のサイクルをバランス良く保持しなければならない。注意することは、運動(歩行)は有酸素運動でその時の体調や道路状況加味、疲労は蓄積を復元可能範囲内(後遺症にならない疲労)で、そして回復は長時間休養時(30分程度)に座るより横になる(靴下を脱ぐ)方が効果的。 5)異常気象は国内に限らず地球規模で発生しているようだ。例えば米国・フロリタ半島やフイリッピンの台風に伴う大洪水は他人事ではない。世界の為政者たちは自然のパワーが人智の及ぶ所ではないことをどの程度理解しているのだろうか。 6)食料について ・食料の摂取はエネルギー補給を主として炭水化物(穀物類)としたが、筋肉補修のためにもタンパク質も必要らしい(今回は豚バラ肉を一度摂取した)。高齢者には特に重要。 ・牛乳、チーズ、ソーセージ等も上記理由から毎日摂取したい。 7)装備について ・靴底の踵部が減る傾向にある。加齢と共に重心が踵寄りになり「引きずり歩行」になっているようだ(補修剤で修正しても効果低い)。日常のトレーニングで歩行姿勢の注意要。 ・夜間気温は15C前後だったので、この程度であれば軽量フリーズ(上下)不要。 ![]() 「テント泊の資料編」 News |