怒りを参院選挙で報復を
西三田団地在住 大野 昭之
衆院で国民投票法が強行採決された。議会制民主主義を前提とすれば、多数の横暴といっても、ごまめの歯ぎしりに過ぎない。7月の参院選で、自・公を過半数割れに追い込む以外ない。党派主義をおさえ、護憲党派の統一候補を立てて闘うことはできないだろうか。
憲法が変わって、日本がアメリカと一緒に
戦争をする国になったら……
三田在住 高山 和美
平和な日本が失われるかもしれない、今「平和な日本」と普通に言える幸せが壊れるかもしれない。
隣の若者が戦争に駆り出される日本になるのかもしれない、戦争に行き精神を病む若者が出てくるのかもしれない、戦争で子供を失い悲しむ母親がでてくるかもしれない、他国の人の家族や友人を殺害し、恨みを買ってテロが頻発する世の中になるかもしれない。日本が参戦すれば、日本の基地や原発が外国の攻撃対象になるかもしれない。
私たちはそういう世の中になることを本当に望んでいるのだろうか?
私は望んでいない。隣人の生田の人たちに私の気持ちを伝えたい。
「今の憲法は素敵、大切にしたい。世界に誇れる憲法だよ、どうして変える必要があるの?」って。
数の暴力に抗議する
三田在住 神尾 佳世
国会の審議とは、どのような運営がされているのか。今回の強行採決で、痛いほど知らされた。しかし、民主主義国家であり、主権在民である。与党推薦の公述人ですら『急ぐことはなく、充分な審議が必要』と言っている。数の力で安倍首相自身の考えを国の決定にすりかけるのは、独裁者である。
この強行採決という国会運営から私たち、国民は多くのことを想像しよう。
内閣が「右傾化した戦前日本を愛する議員たち」なのだということを忘れずにいよう。強行採決とは、内閣による、いや安倍首相による国民への意思表示なのだ。断じて許される行為ではない。被爆国日本、大戦の反省を基にすべての人々の命が守られてきたのではないだろうか。命を、平和を冒涜するものは、国の代表と呼べるのか。強行採決に強く抗議する。
知らせよう、憲法を変えるための悪法を
生田在住 井上紀代
この日本国憲法が作られた時、日本やアジアの人たちはどんなに喜んだことでしょう。
あの悲惨な戦争が終わって、「もう二度と戦争をしてはいけない」とほとんどの人が誓ったはずです。それなのに政府は、民主主義を踏みにじり、国民の多くに何も知らせないで騙してまで憲法9条を変えようとしているのです。この「改憲手続き法案」はアメリカの言いなりになって憲法を変えるため考えた悪法なのです。今の若者達には何も知らされていません。これから、もっともっとこの真実を若者に、世界に知らせていきましょう。今でも、この憲法は日本が誇れる世界の宝ものだからです。
私憤から公憤へ
池谷 彰
私は今年73歳になった。73歳と言えば終戦の時小学校6年、12歳であった。集団疎開の世代に属する。毎食のご飯が大根の葉っぱの入った雑炊であった。敗戦を迎えた途端に小学校の教師は民主主義についてお説教をたれ始めた。その欺瞞性は小学生の私にも良く分かった。それから62年。我が国はどんどんその右傾化の速度を早めてきた。
労働運動は失速し、革新政党は弱体化し、自民党は終戦以来、片山内閣・細川内閣の合計2年にも満たない期間を除き殆ど一党独裁を続けている。私は、日本は民主主義を騙(かた)った独裁政権だと固く信じている。このまま一党独裁が続けば平和憲法は改悪される。風前の灯である。
この様な日本を、後の世代の人々にどう釈明すればいいのか? 激しい怒りを感ずるが、このような私憤を9条の会に属することによって公憤に変えることができたのは実に幸いなことであった。
怒 り
三田在住 パート 町田 浩子
与党は衆議院で強行採決し、参議院でも委員会を強行に開催し内閣の圧力もあって、力ずくで5月中旬までに成立させるつもりだ。与党支持者ですら、8割が最低投票率の規定を必要としているにもかかわらず、無視である。
投票ボイコット運動が起きる?いいじゃない、改憲したくないからボイコットするのであって意思表明の仕方は色々あってよいはず。むしろ,投票しない人、白票のひとの意思が全く無視される今の案のほうが問題だ。
関心の薄いテーマだと改憲できなくなる? そこを、広告して説得するのが役目じゃないの? 政治について国民に知らせる努力をせずに、政治離れをさせた「つけ」だと思うべし。
国民の意見を聞く公聴会でも、居眠り、欠席の議員が多くがっかりだそうである。問題点がまだまだある法案。国民を馬鹿にするのも、いいかげんいしなさい!
怒髪天を衝く!!
改憲手続き法案の強行採決をわらう
南生田 新海 宣彦
憲法という国の基本に関わる最高法規の改定手続き法だというのに、国民投票の最低投票率の規定がないのは、なんとも滑稽な話
だ。というより憲法96条違反だ。近年の低投票率の国政選挙だと有権者の20%弱でも改憲がなる。全く『国民投票』に値しない。
そんな欠陥法をなぜ自民・公明両党は衆議院で強行採決したのか。時間をかけて審議すれば、多くの国民の目に法律のさまざまな反民主主義的欠陥があらわになってしまうからだ。また、改憲のハードルを低くしようとすることで、改憲の真意、つまり「9条を改悪しアメリカとともに『戦争をする国』にしたい」がすけて見えてしまうからだ。
そうではないというのなら、国民を信頼して(真に民主的手続き法にして)堂々議論をして改憲を主張したらよかろう。もっとも、“郵政民営化”だけで、多数を得た自公議員には、そんな自信はなかろうが。そんな多数派に日本の将来を売り渡してはならないと思う。参議院の“僅差”と“良識”に
期待して、あきらめずに廃案にしたいものです。
ピンチはチャンス!
南生田 岡部 貴久子
ピンチはチャンス!
もう若くないし、怒りは世界の子どもの笑顔を夢みるエネルギーに ! !
「エレベーターで 護憲語らふ 春の宵」
|