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1.ファイナンシャルプラン                                                    オフィス・イダ・2001年

ファイナンシャル、財産

その中からお金に関する話題をとり上げた





「金融自由化が進む中で、個人の金融資産は拡大している。世帯あたりの平均貯蓄額は1千万円を超え、自由金利商品の比率が高くなってきた。金融商品には、普通預金、定期預金等のほかに、ビック、中国ファンド、ワラント、一時払い養老保険等々すぐには説明できないような金融商品が多く出てきている。従来の預金や郵便貯金のほかに、いろいろな金融商品を利用して、より有利な資金運用が求められるようになってきた。こういった金融資産運用のアドバイスはもちろんのこと、さらに個人財産(預金、不動産、株式、有価証券等)の総合的な管理、運用が、今後の金融マンに求められている。」



「1.ファイナンシャル・プランニング、2.経済環境・情勢のとらえ方、3.ポートフォーリオ運用の基本、4.税務基礎知識(所得税・贈与税・相続税)、5.借入活用のアドバイス、6.顧客ニーズとライフスタイル、7.蓄財のプランニングの基本原則、8.教育資金、結婚資金、住宅資金、老後資金の相談、9.まとまった資金運用のプランニング、10.事業継承対策の相談、11.土地活用プランの相談」・・・1989年(平成元年12月)


私は信用金庫に勤務時代に、業務命令でファイナンシャルプラン講座を受講した。10年以上前だが、これはそのときの報告書の草稿の一部である。

「受講して感じたことは、いろいろな考え方があるということであった。たとえば、資金運用プランにしても、受講した19名がそれぞれ異なる運用方法を示した。選択する金融商品、利回り、今後の予想、根拠等々それぞれ差異があって、どれが正しいとはいえないことである。」

「1989年11月、当時の主な金融商品の利率、
定期預金(1年)4.32%、貸付信託(2年)4.77%、ビック(5年)利回り6.00%、割引金融債(1年)利回り4.712%、中国ファンド3.35%、長期国債(10年)4.81%、一時払い養老保険(5年)利回り6.30%」

10年一昔。現在と比べると金利が高いときであった。当時の資料を読み返してみると、お金に関することの基本は、あまり変わりがないような気がする。以下に、当時のノートからいくつかの項目をとり上げた。

蓄財プランニング

多額の資産を現に保有しているいわゆる資産家は別として、一般的には堅実性が重要視されるだろう。

堅実性貯蓄の原則
1.1%でも高い利率の商品を選ぶ
2.低金利時代にはあまり長期の貯蓄商品を選ぶな
3.金利が低いときは変動金利商品を選べ
4.複利商品を選べ
5.支出の期日に合わせた商品を選ぶ
6.いざというときに借りられる商品を選ぶ

7.元本が保証されている商品を選ぶ
8.非課税商品、低税率商品を選ぶ
9.信用ある金融機関の商品を選ぶ

10.知っているものだけを買え

年代別ライフステージと家計費
独身期→生活費、レジャー、貯蓄
家族形成期・家族成長期・家族成熟期→生活費、レジャー、住宅、教育、貯蓄
老後期→生活費、レジャー、貯蓄


フローマネー(積立て)
狙いを定め最適商品を選んでいるか
目標額や期間がはっきりしない積立てになっていないか
金利は高いが融資条件の悪い積立てに偏っていないか
積立て貯蓄に長期間預けっぱなしになっていないか

                                                                                                        
ホートフォリオ→投資資産の組み合わせ
安全性・収益性・換金性のそろった商品はない


ポートフォリオ運用法→運用資金を3つに分ける
1.利率は低いが安全性の高い預貯金
2.多少のリスクは伴うが収益性の高い株式や投資信託
3.換金性のある普通預金や中国ファンド

株式ポートフォリオ理論
リスクとリターンの相反
投資家はリスク回避的な行動をとる。
2つのリターンが等しい資産がある場合、リスクの少ないほうを好む。
同一リスクの2つの資産では、リターンの大きいほうが好まれる。



株式投資収益率の推移
株式は預金より流動性で劣るが、投資家が値下がりリスクを恐れなければ、預金より有利


リスクの低下
投資期間を長期にする
分散投資、インデックスファンド、投資信託


貯蓄・投資・保険のマネーバランスの総点検
限られた収入、限られた資産をうまく運用し、豊かな将来設計を立てる
1.殖えない貯蓄に不必要に集中していないか
普通預金や通常預金に眠っていないか、総合口座で自動貸付を活用、中国ファンド・公社債投信も流動性は高い
2.長期商品に資金が固定していないか
3.株式などハイリスクハイリターンものに集中していないか


金利の動向の予測
1.為替相場から金利を予測する
為替相場が高くなると予測される→その通貨の金利商品に買いが増加→その金利商品の金利は低下する
為替相場が低下すると予測される→その通貨の金利商品の売りが増加→その金利商品の金利は上昇する

2.景気から金利を予測する
景気の上昇→個人、企業の資金需要の高まり、貸出金利上昇をもたらす
→貯蓄意欲の減退を背景に金利商品の金利を上昇させる

景気の低下→個人、企業の資金需要の低下、貸出金利低下をもたらす
→貯蓄意欲の向上を背景に金利商品の金利を低下させる

3.物価から金利を予測する
物価上昇率が急であるとき→換物需要の高まりを背景に資金需要が高まり、金利が上昇する
→借入需要が高まり、金利商品の売却増大、貯蓄意欲減退

物価低下率が急であるとき→モノの購入意欲が減退する→借入需要が減退し、貸出金利が低下する
→金利商品の買いが増加・売りが減少し、金融商品の金利が低下する







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