定  款  の  作  成

定款とは、会社のきまりを記載した書類です。
会社を設立するには、定款を作成し、公証人の認証を受ける必要があります。

定款に記載する事項(概略)とひとり有限会社の定款の例を掲げました。
一人出資、一人会社の有限会社設立
(出資者は私ひとり、役員も私ひとり)という場合の定款例です。
21世紀は個の時代」、小さな有限会社は、ますます多くなるかも知れません。

市販の用紙で作成しても良いし、
インターネットで検索してWebを参考にご自分で作成しても良いと思います。
しかし、初めての方は、膨大な時間を要すると思われます。
行政書士を利用して、要領よく要点をまとめ上げていくのもひとつの方法です




定款に記載する事項

絶対的記載事項(必ず記載する事項)
1.商号 2.本店の所在地 3.事業目的 4.資本の総額
5.出資一口の金額 6.社員の氏名及び住所 7.各社員の出資口数

相対的記載事項(記載しておかないと効力が生じない事項)
・現物出資をする者の氏名、出資の目的になる財産、その評価額とこれに対して与える出資口数
・会社の成立後に譲り受けることを約束した財産、その価格及び譲渡人の氏名
・会社の負担に帰すべき設立の費用、など以下略

任意的記載事項(公序良俗に反しない限り、任意に定められる事項)
営業年度に関する定め 定時社員総会の時期など、以下略

定 款 例


有限会社 ○○○○○定款

第1章  

(商号)
第1条  当会社は、有限会社 ○○○○○と称する。

(目的)
第2条  当会社は、次の事業を営むことを目的とする。
        1.飲食店の経営
        2.飲食店のフランチャイズチェーン店の加盟募集及び加盟店の指導業務
        3.加盟店の品揃えの指導とこれに伴う必要商品の仕入ルート斡旋並びに
             販売上必要な資材の供給
        4.食料品の卸売及び小売
        5.店舗の設計、企画、施工及び建築工事請負
        6.各種印刷物の企画制作及び販売
        7.コンピュータ機器及び周辺機器並びにコンピュータソフトウエアの販売
        8.前各号に附帯する一切の業務

(本店の所在地)
第3条  当会社は、本店を東京都○○区○○   ○丁目○○番○号
           に置く。

(資本の総額)
第4条  当会社の資本の総額は、金 300万円とする。


第2章 社員及び出資

(出資の口数及び出資1口の金額)
第5条  当会社の資本は、これを 60口に分かち、出資1口の金額は、
         金5万円とする。

(社員の氏名、住所及びその出資口数)
第6条  社員の氏名、住所及びその出資口数は、次のとおりである。

            (住   所)東京都○○区○○   ○丁目○○番○号

             (氏   名)○○ ○○

            (出資口数)60口


第3章 社員総会

(社員総会)
第7条  当会社は、毎年7月に定時総会を開き、必要に応じて、
         臨時総会を開催するものとする。

(招集)
第8条  社員総会は、社長たる取締役が招集するものとする。
         社員総会を招集するには、会日より5日前に、各社員に対して、
  
       その通知を発することを要する。

(議長)
第9条  社員総会の議長は、社長たる取締役がこれに当たる。

(議決の方法)
第10条 社員総会の決議は、法令又は定款に別段の定めがある場合のほか、
          出席した社員の議決権の過半数をもって決する。

(議決権)
第11条 各社員は、出資1口につき、1個の議決権を有する。

(議事録)
第12条 社員総会の議事については、議事録をつくり、これに議事の経過の
          要領及びその結果を記載し、議長及び出席した取締役がこれに
           記名押印することを要する。


第4章  

(員数)
第13条 当会社には、取締役1名を置く。

(資格)
第14条 当会社の取締役は、当会社の社員の中から選任する。ただし、
         必要があるときは、社員以外の者から選任することを妨げない。

(社長)
第15条 当会社の取締役は社長とする。
         2 社長は会社を代表する。

(役員報酬)
第16条 取締役の報酬は、社員総会の決議をもって定める。


第5章  

(営業年度)
第17条 当会社の営業年度は、毎年○月○日から翌年○月○○日までの
          年1期とする。

(配当金)
第18条 社員に対する配当金は、毎営業年度の末日現在の社員に配当する
           ものとする。


第6章  

(最初の役員)
第19条 当会社の最初の役員は、次のとおりとする。
             取締役   ○○  ○○

(最初の営業年度)
第20条 当会社の最初の営業年度は、当会社成立の日から平成○○年○月
          ○○日までとする。


第21条 この定款に規定のない事項は、すべて有限会社法その他の法令に
          よるものとする。

以上 有限会社 ○○○○○を設立するため、この定款を作成し、
各社員がこれに記名押印する。

   平成○○年○月○○日

                       住所 東京都○○区○○   ○丁目○○番○号
                       社員                      ○○    ○○     印


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