-翡翠の思い出は桂花に沈む-
昔々、とある国のとある山に、人間の精気を食べて暮らす夢魔の兄弟が住んでいました。
要領の良い弟と、悪い兄。手際の差はあるけれども、ふたりは仲良く暮らしていました。そんなある時の話。
第一章 あやかしの兄弟
第二章 人間の娘
第三章 日出ずる国
第四章 故郷を後に
第五章 残された日々
第六章 人との生活
第七章 桂花に沈む
後日談 巡り会い
後書き
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モドル