シラン 紫蘭 紅蘭 Bletilla 通販サイト

シランは地植えにし、適当に株分けして植え替えていればどんどん増えて、毎年可憐な花を咲かせてくれます。私は、研究の片手間にシランの交配種を作って一人で維持管理してきましたが、何時までも一人でそれを続けることはできません。私が居なくなっても、どこかで花を咲かせていてくれればそれは望外の喜びで、私の生きた証になります。
大手種苗業者さんにも販売をお願いしましたが、宿根草で一度売ったら二度目は期待できない、ビジネスにはならないと断られました。丈夫で手間いらず、鉢植、庭の植栽に、大変育てやすいラン科植物です。
ここで紹介する交配種は、従来のシランよりも強健で開花期も長くなっています。今まで、暇を見て片手間に増やしてきたものなので、株数に制限がありますが、ご希望の方に分譲いたします。

品種の来歴・特性

下記のシランの交配は1988年に開始しました。中国原産で黄色花の四川黄花小白芨(Bletilla ochracea)の名で販売されていた株を入手し、日本の紅花および白花のシラン(Bletilla striata)と正逆交雑を行いました。それらの中で、種子が上手く発芽し苗になり、開花まで至ったもの(F1;Bletilla Briganthes)の中から、よさそうな個体を選抜して株分け増殖したものが下記のものです。F1世代の花の形質は、期待した黄色のものではありませんでした。しかし、強健で地植えにすると親世代よりも大きく育ち、花茎が分枝し、小花数も増え、長期間咲き続けます。花の開花時期は、シランよりも遅く、黄花よりは早く、両親の中間ですが、開花期間は相当長くなります。耐寒性は片親品種のシランと変わりません。休眠性が浅く秋が暖かいと生育を開始して寒さで傷む個体もありましたが、そのようなものは長年の栽培で選抜淘汰されたように思います。

Bletilla Briganthes品種リスト

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交配番号・名 品種名 分譲予定数 単価(円)       交配番号は
H4( 四川黄花小白芨xシラン白花)、
H5(四川黄花小白芨xシラン紅花)、
H6(シラン紅花x 四川黄花小白芨)の交配です。

したがってこれらのすべての交配名は、Bletilla striata x Bletilla ocrachea =B. Briganthes となります。 

品種名には、過去にご縁のあった女性の中で、良い思い出になっている方々のお名前を拝借しました。

当然のことながら、40年に渡る教職の中での教え子の名前が一番多くなっています。               
H4-5
ゆうこ
6
H4-10
きょうこ
6
H5-1
さとみ
10
H5-2
ともこ
8
H5-3
みちこ
5
H5-5
りょうこ
10
H5-5白
すみこ
15
H5-7
あい
5
H5-7白
えりな
5
H5-9
たえみ
15
H5-10
さとこ
8
H5-11
しおり
3
H5-11梅林
えみ
10
H5花大
ひろこ
3
H6-2
まこ
0
H6-3
ゆり
8
H6-5
みきこ
10
H6晩生
まい
6