帯状疱疹後神経痛       2025.9

帯状疱疹にかかる人が増えています。
目の周りに炎症がおきると眼科を受診します。
初期に薬を飲むと痛みや皮膚の異常が治まってきます。
しかし、その後23割の人
皮膚がきれ
いになっても痛みが強くなります。
3か月以上しても痛みが続くとき帯状疱疹後神経痛といいます。
急性期の痛みは、神経や皮膚の炎症による痛みの刺激です。(図左)
帯状疱疹後神経痛は、神経の損傷による痛みです。皮膚の炎症は治っています。(図右)




帯状疱疹後神経痛にならないためには
  できるだけ早く診断してもらう。
   疑ったら早めに皮膚科を受診しましょう。目の周りなら眼科を受診してもいいです。
  できるだけ早く抗ウイルス薬を飲む
   ウイルスの増殖を抑えます。早く使うことで神経の損傷を少なくできます。
  症状がよくなっても薬は飲み切る ウイルスの活動を徹底的に抑えこむことが大切です。
  鎮痛剤を飲み痛みを和らげる 痛みを抑えると抗ウイルス薬が効きやすくなります。
  塗り薬などの薬も併せて使う 皮膚症状が強いときは塗り薬も使います。

帯状疱疹後神経痛
発疹が治まっても痛みが続いたり強くなる時には帯状疱疹後神経痛を疑います。
治療は痛みを和らげるのが目的です。
 
①薬物療法
   抗うつ剤  脳内の神経伝達物質を調整する。
   てんかん発作を防ぐ薬 神経の興奮を抑えます。
   痛みが強ければオピオイド鎮痛薬を使う。
神経ブロックで右図のような悪循環をとる。
鍼灸もやってみる価値はあります。
持ちの切り替えも大切 
    安静にしないで趣味も運動もできる範囲でする。

※一番の予防は帯状疱疹にならないことです。ワクチンを打つことも検討してください。

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