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か行の作品紹介ページ

母べえ 隠し剣鬼の爪 川の流れのように 歓喜の歌 きみがたいせつ KIRIKOU キリクと魔女 草の乱 郡上一揆 子ぎつねヘレン

 

風ものがたり  監督:高橋一郎 ナレーター:川津祐介

-食と農と環境-

 都市の人たちが少しずつ自然や農業のことを考え始め、農業に未来を託し頑張っている生産者が各地に生まれ、都市と農村の人たちが相互に理解し合い、ネットワークの輪が徐々に広がっています。生産者や市民グループの活動を追い、その生き生きとした姿を通して、美しい国土と豊かな自然再生への道を伝えています。

 効率を優先させる都市生活が忘れ去った豊かな自然の中での暮らし。自然と人間と共生とは何か、都市と農村の共生とは何か、その原点を問いかけた作品です。

1995年/日本/ドキュメンタリー/58分 公式サイト 

EARTH VISION'96 第5回地球環境映像祭環境教育映画賞受賞 文部省選定 優秀映画鑑賞会推薦

 

紙芝居がはじまるよ!  監督:高橋一郎 制作:鵜久森典妙

紙芝居はスローコミュニケーション

 小学校の校庭でヤッサンの紙芝居が始まった。途端に子どもたちは釘付けだ。 90分の長丁場。しかし、子どもたちは疲れる様子を見せることもなく、心地よい時間に身を委ねている。ここには、子どもの居場所がある。 

 紙芝居は演者による一方通行の表現ではない。送り手と受け手の生のコミュニケーションで成り立つ熱いセッションなのだ。 

 子どもたちは夢中でヤッサンに反応する。  

 これは、豊かに流れる時間と空気を8台のカメラで記録し、40分に凝縮した作品です。

豊かな心は豊かなコミュニケーションから

2004年/日本/ドキュメンタリー/40分(ビデオ作品) 公式サイト 

 

かもめ食堂  監督・脚本:荻上直子  原作:群ようこ(幻冬舎刊)

出演:小林聡美 片桐はいり もたいまさこ ヤルッコ・ニエミ タリア・マルクス マルック・ペルトラ

ハラゴシラエして歩くのだ

 かもめ食堂。それは、フィンランドのヘルシンキの街角にある食堂でした。こころをこめた「いらっしゃいませ」と、おにぎりと。毎日ふつうで、おいしくて、小さいけれど堂々としていました。

 日本から最も近いヨーロッパの国・フィンランドの首都ヘルシンキ。青い空にのんびりとかもめが飛び交い、ヨーロッパからの客船が行き交う美しい港町。その街角に日本人女性サチエが経営する『かもめ食堂』(ruokala lokki)が、小さいながらも健気に開店しました。そんな食堂を舞台に不思議な物語が始まります。「かもめ食堂」のおすすめメニューは、美味しいコーヒー、焼きたてのシナモンロール、揚げたての豚カツ、ジュージューの生姜焼き、そして握りたてのおにぎり・・・。 こんな心を込めたかもめ食堂の料理が、力強く、でもほっとさせてくれて、優しくてニコッと笑える、そんなあたたかい映画にしています。

2006年/日本/劇映画/107分

 

かんからさんしん  企画:映画センター沖縄県連絡会議 原作:嶋津与志 監督:小林治 

 製作:かんからさんしん製作委員会 シネマワーク グループ・タック

見えますか、いのちの音色

 太平洋戦争末期、沖縄は米軍の猛爆撃を受け、サンゴ礁の海をみるみる血で染めあげました。津堅島では本土からの応援もなく、最終陣地とされたわずか7・8キロの洞窟に3万の兵士と十数万の民衆がひしめきあっていたのです。日本兵たちは食物を独占し、さらに避難している人々を追い出そうと射殺したり、集団自決を強要します。守ってくれるはずの日本兵が逆に住民に銃口を向けたのです。もうどこへも逃げ場はありません。

 「生きる」ことの意味をサンシンにのせて唄う人々と、沖縄戦の悲惨さがアニメーションによって鮮明に描かれています。

1989年/日本/アニメーション/78分  

  

監督:坂本 順治 出演:藤山直美、豊川悦司、國村準、大楠道代、牧瀬里穂、内田春菊、早乙女愛、渡辺美佐子、中村勘九郎、岸部一徳、佐藤浩市

別に許してもらわんでもええよ。

 父親に捨てられた孤独感、妹や周囲に対する劣等感や自己嫌悪に満ちた日々を過ごしてきたヒロイン正子。
 妹を殺し、逃亡犯になってしまった彼女は生まれて初めて家を飛び出す。 警察の追跡に怯え、他人をだまし続ける生活は辛いはずなのになぜか気持ちは弾む。 逃亡の中で別の女を演じ、自分とは違う人生を演じることで、今までの生活で欠けていた生きている実感を思いっきり味わってしまったのである。
 逃亡生活を続けていく中で出会った男たち女たちも、たった一人で生きていく正子に触発され、それぞれの人生に決着をつけていく。前向きに逃げる正子は、今までの人生のNEVERを取り戻し、一層輝きを見せていく…。

1999年/日本/劇映画/123分

 

蟹工船  監督・脚本:山村聡

原作:小林多喜二  出演:山村聡、日高澄子、中原早苗、河野秋武、森川信、花澤徳衛 

小林多喜二、不朽の名作

 非人間的労働に、ついに爆発する労働者たち!

 昭和初期、折からの大不況と不作で生活に苦しむ炭鉱夫、工場労働者、開拓農民、都会の失業者たちを乗せた蟹工船・博光丸は、カムチャッカ沖の漁場をめざし、函館港を後にした。

 連日吹きすさぶ嵐と過酷な労働から病人が続出した。しかし、蟹工船の監督・浅川は労働者を人間扱いせず、無理矢理作業を強制する。そして、SOSを打ち続ける僚船を見捨て、暴風警報を無視して操業させ多数の遭難者を出した。

 「人の命よりも漁獲高と船が大事」と言い放つ浅川のやり方に、とうとう乗組員たちは怒りを爆発させストライキを決行する。

 

 ワーキングプア・格差社会・・・現代に通じるプロレタリア文学の名作「蟹工船」。昔も今も同じ事が繰り返されている、と若者を中心に共感を呼び、異例のブーム到来!

日本/劇映画/モノクロ107分 配給/北星

第8回毎日映画コンクール撮影賞

 

絵画探偵ハロルド・スミス消えたフェルメールを探して  監督:レベッカ・ドレイファス

出演:ハロルド・スミス グレッグ・スミス マイルス・コナー マイケル・サリヴァンディック・エリス

「合奏」と題された1点だけ、誰も見ることができない・・・

 1990年春、ボストンにあるイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館に警察官に扮した二人が侵入し、アメリカの美術品盗難史上最高額5億ドル相当(当時)の美術品13点を盗んだ。レンブラントの『ガリラヤの海の嵐』、そしてフェルメールの残されているたった35作のうちのひとつ『合奏』である。ガードナー美術館は、500万ドルの懸賞金を出したが、戻ったものはなかった・・・。

 監督のレベッカ・ドレイファスは、少女の頃に『合奏』に出会い、その神秘的な美しさに圧倒された。『合奏』の盗難を憂いたドレイファスは、世界的にも有名な絵画探偵ハロルド・スミスに電話した。彼女の留守電にスミスからの伝言が残っていた。

「レベッカ、よく考えてみました。これは絶好の機会だと思います。あの事件以来、絵の所在が気になって夜中でも目が覚める。この機会に絵の在りかを突き止めましょう。」

 そして撮影は始まり、事件の真相に近づいていく。

2005年/アメリカ/83分/ドキュメンタリー 配給/アップリンク

 

奇跡の夏  監督:イム・テヒョン 脚本:キム・ウンジョン

原作:キム・ヘジョン「悲しみから希望へ」  出演:パク・チビン、ペ・ジョンオク

実話の映画化! 「真実」が生んだ 熱い涙と感動の物語

 ワンパクで元気いっぱいの9歳の男の子ハニと、3歳年上の物静かな兄ハンビョルは大のなかよし。でも、ある日、ハンビョルが突然、病気で入院することに・・・。幸せな4人家族を襲った苦しみと悲しみ。「お兄ちゃんの病気は治らないの?僕にできることはないの・・・?」家族の幸せを取り戻したいというハニの願いは叶えられるのだろうか・・・?

 元気な少年が初めて人生の厳しさに直面し、家族とともに少しづつ成長していく姿を描いた愛と感動のトゥルー・ストーリー。実際に脳腫瘍の息子の闘病をエッセイにまとめた原作を、原作者の妹で『カル』『イルマーレ』などの脚本家キム・ウンジョンがシナリオに執筆。それを、新映イム・テヒョンが映画化した本作は。韓国で100万人を超える大ヒットを記録した。

2005年/韓国/劇映画/97分 (C)MK PICTURES 2005 参考サイト

ニュー・モントリオール国際映画祭主演男優賞(パク・チビン10歳)

文部科学省選定<少年・青年・成人・家庭向>  後援:韓国観光公社

推薦:カトリック中央協議会広報、メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン、日本赤十字社、(社)中央青少年団体連絡協議会

    (財)さわやか福祉財団、ドナルド・マクドナルド・ハウス財団 (財)がんの子供を守る会

 

奇妙な出来事アトピー

企画:映画製作委員会 監督:高橋一郎 製作:鵜久森典妙 撮影:山添哲也 ナレーター:日色ともゑ

アトピーは、子どもたちが鳴らし続ける、人類未来への警鐘

 この映画は、子どもたちの体の変化の中でも目立って多い、アトピー性皮膚炎について、その症状・原因・治療・予防といったものの状況やその背景について追求しています。

 アトピー性皮膚炎は患者が激増しています。特に子どもたちが苦しんでいますが成人の患者も少なくありません。原因となる食物を摂らない除去食を行っている親の証言、患者や医師へのインタビューを重ねて病状の広がり具合を追求しながら、現在の生活環境の問題にも焦点を当てています。食品添加物や加工食品の増加、残留農薬の問題、さらに食生活に限らず合成洗剤や酸性雨の影響、乱用される殺虫剤など住まいや環境汚染の現状を描いています。

アトピー性皮膚炎に関わる問題点を探っていくと、社会構造との関わりが深いことがわかります。

 「日本人は本当に豊かなんだろうか?」と、この映画はそんな日本の内実に問いかけています。

 この映画が作られてから10年以上が経過した今(2004年)、アトピーは特別な病気ではなく「出なくて良かったね」と、かかることが当たり前のような状況にさえなってきています。今一度、自分の生活、回りの環境を見直してみませんか?

1991年/日本/ドキュメンタリー/46分 

1992日本記録映画作家協会賞受賞 優秀映画鑑賞会推薦 1992地球環境映像祭出品

 

月光の夏  監督:神山征二郎 原作/脚本/企画:毛利恒之(「月光の夏」汐文社刊) 企画:松木征二

出演:若村真由美 田中実 永野典勝 渡辺美佐子 仲代達矢

忘れられません 「月光」の調べと さよならの声・・・

 太平洋戦争末期の昭和20年6月に、 佐賀県鳥栖の国民学校(現・小学校)を訪れたふたりの若者がいた。彼らは、出撃をひかえた 特攻隊員で、音楽を愛していた。 この学校に、当時は珍しかったグランド ピアノがあると聞き、死ぬ前に一度思い切りピアノが弾きたくて駆けてきたのだ。 

 ひとりが楽譜をめくり、ひとりがベートーベンのピアノソナタ「月光」を 見事に弾くと、彼らは去り二度と戻らなかった−。

 

 当時の教師(上野歌子さん)がその思い出を忘れられず、語り伝えた。そして、鎮魂の思いと平和への願いを込めた九州各地の市民の熱い思いが結集して、映画が生まれた。

1992年/日本/劇映画/112分  公式サイト

 

午後の遺言状  監督:新藤兼人 出演:杉村春子、乙羽信子、朝霧鏡子、観世榮夫

老いるとは何か、生きるとは何か。

 新劇のベテラン女優・森本蓉子は、今年も夏の蓼科へ避暑にやって来た。山荘を守るのは管理人の柳川豊子。夫を亡くし、一人娘と暮らしている。この簡素な小屋に、思いがけない客が訪れた。築地小劇場時代の親友・牛国登美江と能役者の夫だ。何十年ぶりかの再会を喜ぶ蓉子だったが、登美江は認知症になっていた。きれぎれに過去の記憶が甦る彼女を、かつての大親友に会わせたいと夫が望んだことなのだ。蓉子は昔二人で演じたチェホフの『かもめ』に思いを馳せる・・・。「“かもめよ、かもめ。私は、かもめ”。登美ちゃん、希望を捨てずに生きるのよ」

 避暑地でめぐり逢う、三人三様の、時にシニカルでユーモラスな人間模様。ともすれば深刻になってしまう“老い”というテーマを軽快で洒脱なタッチで描き、さわやかな感動を運んでくれます。

 シナリオは、新藤監督が敬愛する大女優・杉村春子のために書いたオリジナル。女優生活70年を迎えて、なお精力的に舞台に映画にと活躍する杉村の姿を映像に残したいという監督の願いが通じ、実現した作品です。

 また、女優で新藤兼人の愛妻でもあった乙羽信子の最後の作品でもあります。乙羽信子の余命1年と宣告された監督は、人生最後の時を女優として生きぬいて欲しいと願い撮影に入りました。完成した映画を観た数週間後に乙羽信子は70年の人生に幕を下ろしました。

1995年/日本/劇映画/112分 (C)近代映画協会

第19回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀助演女優賞、特別賞企画賞、優秀編集賞

キネマ旬報ベストテン第1位、監督賞、脚本賞、主演女優賞、助演女優賞

 

 

五等になりたい  監督:加藤盟 原作:岸川悦子 

ひとりひとりちがうから。心と心で手をつなご。ほら、笑った。

 小さい頃の病気がもとで4歳まで立つことすらできなかった律子。小学校に入ってもみんなと同じように歩くことができず、クラスメイトたちからからかわれていました。傷心の律子は、足のマッサージ師石橋先生から《人としての本当のやさしさ、強さ》を教わります。それをきっかけに、明るくたくましく生き抜こうとする律子、夢は「かけっこで5等になる!」ことでした。3年の運動会も近づき、律子の班では「律子ちゃんがいたらリレーで負けちゃうよー」と大騒ぎ。班から抜けようとする律子でしたが…。さぁ、律子の5等になる夢はかなうのでしょうか?

1995年/日本/アニメーション76分 

文部省選定 厚生省中央児童福祉審議会特別推薦 日本PTA全国協議会特別推薦

 

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