凄いやつら
1884年、こうして困民党は税の軽減、高利貸しへの借金返済の据え置きなど4項目の要求を掲げ、略奪や女性への暴行を軍律5か条で厳しく禁じての武装蜂起を行った。当初3千余名の軍勢は1万人にもふくれあがったが、軍隊と警察により9日後には鎮圧され、「暴徒」の「暴動」による事件として12名が死刑を宣告され、3千余名が懲役・科料となった。これが世に言う「秩父事件」である。
しかし、事実は自由民権運動と結び合い「圧政を変じて良性に改め、自由の世界と人民を安楽ならしむべし」と訴え、専制政府打倒を視野に入れた闘いであった。
勝ち負けを超えて戦わなければならないときがある。家族のため、仲間たちのため、そして未来のために・・・。
これは、120年前の日本で、そう信じて戦った『凄いやつら』の物語である。
歴史の闇に封印された事件の真実が、ついに明かされる時がきた!
凄い映画
「月光の夏」「ハチ公物語」「遠き落日」「郡上一揆」の神山監督が30年来夢見たこの映画の実現を映画人生の集大成と位置づけ、76日間に渡る大ロケーションを敢行。支援者は日増しに増え、全国から数千人がこの映画製作に出資、総額4億5千万円が集まった。そして、全国各地からエキストラが結集、総出演者は8千人を超えた。
東京・有楽町スバル座には初日の9月4日2500人を超え、東京単館系ランキングでは初登場で動員数2位を記録(ぴあ9月27日号)。その後も平日でも1,000人動員が続いた。