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上映時間 1時間58分 |
2024年1月1日現在 |
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佐々部 清 |
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こうの史代「夕凪の街 桜の国」(双葉社刊)
第八回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞 第九回手塚治虫文化賞新生賞 |
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田中麗奈 堺正章 麻生久美子 吉沢悠 藤村志保 伊崎充則 中越典子 金井勇太 田山涼成 粟田麗 |
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広島-ふたつの時代に生きる二人の女性を通して、
いま、生きる喜びを痛感する。
[夕凪の街]
昭和三十三年、復興が進む広島で、平野皆実は母親・フジミと貧しくも平穏に暮らしている。弟・旭は戦時中に水戸へと疎開し、そのままおば夫婦の養子になっていた。
ある日、皆実は会社の同僚・打越からの愛の告白を受ける。しかし、原爆で自分が生き残った罪悪感を感じる皆実は、幸せに飛び込んでいけない。そんな皆実の想いを打越は優しく包み込む----。
[桜の国]
平成十九年、夏の東京。定年退職した旭と一緒に暮らす娘の七波は、父親の最近の行動を心配していた。今夜も一人、家族に内緒で出かけていく旭のあとをつけてみると、広島へと行き着く。
七波は、広島で旭が立ち寄る先や会う人々を遠目に見ていくうちに、亡くなった祖母・フジミや叔母・皆実へ思いをめぐらせる。七波は、家族や自分のルーツを見つめ、広島でかけがえのない瞬間を過ごしていく----。 |
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広島のある 日本のある この世界を愛する すべての人へ
広島原爆投下から10年後と現代に生きる二人の女性を通して、現在までに至る原爆の影響を描いた原作は、その難しい題材を扱った内容にも関わらず、韓国・フランス・アメリカ・オーストラリアなど十カ国で出版され、海外でも注目を集めた。
監督は『半落ち』『チルソクの夏』『出口のない海』など、人間と家族の思いを見つめ続け、情感溢れる秀作を生み出してきた佐々部清。今また切なくも温かい命の尊さを語りかける作品がここの誕生した。
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脚本/国井桂、佐々部清 音楽/村松崇継 ハープ演奏/内田奈織(テイチクエンタテインメント) 製作/松下順一 企画プロデュース/加藤東司 プロデューサー/臼井正明、米山紳 撮影/坂江正明
美術/若松孝市 録音/青山昌文 装飾/柳沢武 スクリプター/山下千鶴 キャスティング/杉野剛 助監督/山本亮 製作担当/吉崎秀一 製作プロダクション/円谷エンターテインメント、シネムーブ
文部科学省特別選定 支援/文化庁 青少年映画審議会推選 日本映画ペンクラブ推薦 日本PTA全国評議会特別推薦 東京都知事推奨 広島県知事推奨 広島市後援 広島市教育委員会後援
双葉社創立60周年記念事業 読売新聞大阪発刊55周年記念事業 読売テレビ開局50年企画映画 広島テレビ開局45周年記念映画 配給・宣伝/アートポート
2007年・日本 |
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(C)2007「夕凪の街 桜の国」製作委員会
[アートポート・セガ・住友商事・読売テレビ放送・東北新社・TOKYO FM・双葉社・東急レクリエーション・読売新聞大阪本社・ビッグショット・シネムーブ・広島テレビ・山口放送・福岡放送] |
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