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武士の家計簿チラシ

上映時間 2時間9分
上映予定
2013年10月21日
現在
           武士の家計簿画像メイン
監督 森田芳光
磯田道史『武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新』(新潮新書刊) 
堺雅人 仲間由紀恵 松坂恵子 西村雅彦 草笛光子 中村雅俊 伊藤祐輝 藤井美奈 嶋田久作 宮川一朗太 小木茂光 茂山千五郎
激動の時代を知恵と愛で生き抜いた家族の物語が、
  168年前の家計簿から今、よみがえる。

武士の家計簿画像サブ1 古本屋で偶然見つけられた古文書。それは、武士の手で緻密に綴られた<家計簿>だった。日々の買い物、親戚付き合い、子どもの養育、冠婚葬祭-鮮やかによみがえる下級武士の暮らしぶり。この家計簿をつけたのは、代々加賀藩の御算用者(経理係)として仕えた猪山家の跡取り息子・直之だった。直之は家業のそろばんの腕を磨き、才能を買われて出世するが、当時の武家の慣習によって出世する度に出費が増え続け、ついには家計が窮地に陥った。そこで、家財を売り払い、家族全員で質素倹約して膨大な借金の返済にあてるという「家計立て直し計画」を宣言する。
 体面を重んじる武士の世にあって、世間の嘲笑を浴びながらも、知恵と工夫で日々の暮らしを前向きに乗り切ろうとする猪山家の人々。見栄や世間体を捨てても直之が守りたかったもの、そしてわが子に伝えようとした思いとは-。 
解説 先行き不透明な現代に生きるヒントをくれる、
                時代を誠実に生き抜く姿。

武士の家計簿画像サブ3 物語の背景となる幕末から明治は、世の中の秩序や価値観が大きく変化した時代。歴史上に名を残す英雄が活躍する一方で、これまで表舞台に立つことのなかった人々は、日本の大変革期を一体どう生きたのか?猪山家の生き方は、金融破綻、地価下落、リストラ、家族の断絶や孤独死など、様々な社会問題に直面している私たちに、今を生き抜くためのヒントを教えてくれるだろう。
  • 第65回毎日映画コンクール(2011/01/18)
    • スタッフ部門美術賞(近藤成之)
播州そろばんロゴ
 この映画で使われているそろばん9種類61丁を製作したのは「播州そろばん」。小野市とその周辺地域で製造される「播州そろばん」は、日本一の生産量を誇り、伝統工芸としても名高く、経産省の「伝統的工芸品」に指定されています。
 この度、兵庫県内上映において、播州算盤工芸品協同組合様から協力をいただくことになりました。上映会場(ロビー)において、映画に使われたそろばん等を展示します。
 但し、会場によって、展示の内容は異なります。展示の他、そろばん関連商品や書籍「播州そろばん そのルーツと歴史を訪ねて」(久保田輝雄・鹿野文著 三帆舎刊)を販売する会場もありますが、展示/販売共にできない会場もあります。できるだけ当ホームページにて告知いたしますので、ぜひ映画と併せてご覧ください。
<関連リンク>
 播州そろばん播州そろばん
 小野市産業課
 小野市伝統産業会館
監督/森田芳光 原作/磯田道史『武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新』(新潮新書刊) 脚本/柏田道夫 イメージソング/Manami「遠い記憶」(TOY'S FACTORY) エグゼクティブ・プロデューサー/飛田秀一、豊島雅郎、原正人 プロデューサー/元持昌之 プロダクション統括/永井正夫 アソシエイト・プロデューサー/岩城レイ子、三沢和子 コ・アソシエイト/真壁佳子、池田史嗣 音楽/大島ミチル 撮影/沖村志宏 照明/渡辺三雄 録音/橋本文雄 編集/川島章正 美術/近藤成之 助監督/増田伸弥 制作担当/砥川元宏 装飾/鎌田康夫 企画・設計/Hara Office 制作/エース・プロダクション 企画協力/新潮社 制作協力/松竹京都撮影所 製作委員会/アスミッック・エースエンタテインメント、松竹、北國新聞社、電通、ティーワイリミテッド、テレビ朝日、衛星劇場、Yahoo!JAPAN、住友商事、金沢経済同友会 配給/アスミック・エースエンタテインメント、松竹 助成/文化芸術振興費補助金
2010年・日本映画
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